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フランジ付き丸物の孔明けについて、角度寸法は必要ですか?
- フランジ付き丸物に孔明けを行う際、角度寸法を指定する必要があるのでしょうか?
- フランジ部分にバカ孔またはタップを立てる場合、その孔を明ける寸法を入れないと加工者には理解されにくいのでしょうか?
- 等分に孔を明ける際、角度を指定する必要があるのか気になるところです。
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条件によって、変わってくると思いますが、公差が出てくる場合は1箇所に寸法を入れて、注記で等分であると指示しています。 公差が無ければ、注記だけにします。 また、私は等分の角度が「45°、60°、90°、120°、180°」以外の場合は、必ず書いています。
穴の配置がわかる状態で作図されているなら角度寸法は不要です。 付け加えると、製図技能検定の場合では減点の対象になると聞きました。 ただ、実際の現場作業では試験とは違い作業者に間違いをさせないことも必要なので穴数が多いときは括弧寸法で角度を指示します。もちろん4等分や8等分には指示していません。作業者に電卓を触らせないことが線引きになると考えています。 断面図などに穴指示をしているなら、穴の配置がわかる状態に書き換えたほうがいいでしょう。どうしても断面図で記入したいなら「等配」であることを指示します。
図面屋ですが、私は単に下記のように表現してます 4-14キリ(4-M14x2.0ネジ)とだけ作図してます。シンプルが一番と思う ミスを無くすにも、発見し易くするのにもシンプルいずベスト 図面は誰が何処で見るか解らない。もし外国人なら?っと思うだろうな 但し、製造部門でその表示がないと、間違いが多いとなると話は別かな ある会社では、4-φ14キリと、わざわざφを付けて下さいというのもある 「郷に入っては郷に従え」最終的にミスが少なくなる方法が最善と思う ↓の回答の中に中心線に合せて穴を作図するには少し違和感があります 何故、穴位置を手間を掛けて45度傾けて作図するのか?確かに解るが。。 作意は、配管など取付状態で干渉するのを未然に避けるためだと思う 従って、何でも中心線に合せて穴を作図するというのは共感できない だから私は、考える事も無くわざわざ45度振って図面を書き続けてます
加工屋です。 回答(4)が一番わかりやすく、簡潔で、検査項目も減らせて、うれしいですね。 もちろん以前の回答者さんもご指摘のように、角度の位相が必要ならどれか一つの穴を表記して後は等配にすれば問題ありません。 たまに、図面表記すべての検査書の提出を求められますが、 切り穴の穴径や位置まですべて一般公差が適用されて、 検査の手間も合わせてツライときがあります。
>わかってもらえないのでしょうか? と考える時点で、明確さを失っているとも言えます。 私はこう書いてますが・・・ 「4-6キリ、φ150円周上等分」または単に「等配」 こう表現することで、皆等しく安心できるはずです。
「フランジ部分にバカ孔またはタップを立てる場合、 (4箇所)、その孔を明ける寸法」 水平、垂直に引かれた中心線上に穴を作図すれば、角度寸法入れるまでも 無く、90°等配と分かりますよね。 わざわざ45°傾けて作図するのは多くは無意味。 図面は可能な限り、少ない寸法・図形で表現すればするほど 簡潔明瞭になります。 逆の場合は設計意図がピンボケしてまいがちです。 但し、それにはそれ相応の洞察力、テクニックが必要です。 一応追記 位相関係なくただ穴が4個等配で明いていればいいいときは JIS B 0001 24頁では中心線上に穴を作図し角度寸法不要とする例 があります。 この場合、断面図との整合性も取れます。
製図通則のなかに、こんな条項があります。 『対象物の形体は、図面に描いた図形が示すような特性を持つものとする』 あくまで私見ですが、これは、明示しない限り『丸く見える形は円、ねじ部品で多角形なら6角形、ピッチ円4分割なら角度は90°』のような常識が通用することだと思います。 従ってピッチ円上にX個のバカ穴があるならX等分する、とお互いに解釈して何の齟齬もないです。 製図で角度を入れても勿論正しいですが、検査をどうするか一考の余地があります。3次元測定機、また投影機でも計算機能があれば難なく直交座標から角度を計算してくれまずが、角度を直接測ろうとすると、高精度なインデックスが必要になります。実際はその苦労が報われませんよね? このような事情を考慮すると、ピッチ円+角度 の書き方よりも 直交座標での座標値で書く 方が検査は勿論、製造も都合良いかと存じます。 ピッチ円Φ40 90°で4分割、 → 中心0で上下に28.28 前者は設計製図者の頭にあるのみで、製作、検査・・・の段階では必要性の薄い情報と言えるのではないかと。。。
もちろん、ピッチと穴径、穴数は必要ですよね。 等配なら角度までは要らないと思いますが、どの位置にあいてるかの矢視図はあった方が加工者も分かりやすく親切でしょう。既成のフランジを取り付ける場合も同様。 たとえば等配でも、0度の位置から等配するのか、45度の位置から等配するのか分からない(フランジと本体との位置関係)し、意図した位置にあけてもらえず加工業者にクレームをつけても図面に書いてないと言われればそれまで。 誰が見ても分かる図面を書くようにしたら、そういったトラブルが無くなる上に加工業者を特定(暗黙の了解で加工を任せる)せずに他の業者にも見積もりが出来コストダウンにもなりますよ。