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非接触測定で加工面に傷を付けずに計測する方法はあるか?
- 機械製造メーカーで品質管理を行なっている際、外形の寸法を計る際に加工面に傷を付けずに計りたいとの要望があります。
- また、レーザー以外の測定器が望ましいとの条件もあります。
- 加工面が切削油で多少付いている状況でも測定が行える方法は存在するでしょうか?
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一般的な非接触測定法は既出ですが、締め切られていないので書き込みます。 昔の精密研削は拡大投影が普通でしたね。 本題からそれますが、接触式についても少々。 私は以前精密樹脂製品の検査をしていました。 自動ラインではレーザー、手作業では接触式で測定していました。 製品はあらゆる傷を許さない性質のものです。 手動測定は、ピックテスター、ダイヤルゲージ、デジタルゲージ等に、 製品より柔らかい樹脂でできたアンビルをつけて行います。 当然こすれても製品には傷がつきません。 温度、アンビルの磨耗により形状は変化しやすいので、 2時間に1度校正します。 勿論ぶつけた時、測定値が疑問な時などは、すぐ校正します。 アンビルは変形がなくても定期交換します。 ちなみにレーザー測定で不良のものは、手動測定で再検査していました! 結局信頼できるんですよ(笑)。 2時間に1度は、交換でなく校正です。 私は1日に1500から3000回手動測定していましたので、 大きな変形がなくても1日から2日で交換していました。 しかし、仮に変形しても誤差が生まれない場合、 例えばワークは平面で、垂直にアンビルを接触させるだけの場合、 測定誤差がなければ使い続けることもできます。 また、現場の作業者が作業の合間に測定する程度でしたら、 測定回数が少ないですからもっと寿命は長くなります。 アンビル自体は精度が必要ないので、大量に作れば 値段はあってないようなものになります。
非接触測定をご希望なので掟破りになってしまいますが、対象が単一平面であるならパソコン+フラットベッドスキャナを使えばキズの心配はしなくてもいいように思います。 2540dpiに設定すれば1/100mm=1ドットでわかりやすいですよ。(精度は1/50mm程度と考えるべきでしょう)但しガラス面から浮いた部分の寸法はアテに出来ません。
お礼
回答ありがとうございます。対象の形状を記載していなかったので申し訳ないのですが、今回の形状は凹凸していて提案された計測方法は、難しいと思われます。
非接触測定というと 渦電流式 http://www.sensor.co.jp/henni/jiten/laser03.html 超音波式 http://www.sensor.co.jp/henni/jiten/laser10.html ぐらいしか私は知りませんが レーザーと違いポイントで計るわけではないので >>加工面は、切削油 どんな測定器でも悪さをする要因なので エアブローなどしましょう まあ、非接触で一番使いやすいのはレーザーでしょうが、高いのが難点です 上記二つは10万~20万ぐらいですがレーザだと70万ぐらいしますから 接触式のものでも低テンションのものも各社出ています
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせて貰います。
毎度JOです。 どの程度の精度を要求するかによって選択肢が違います、 接触タイプで1/100mm程度であれば、リニアエンコーダなどは? 下記参照URL
エアマイクロはどうですか。
お礼
回答ありがとうございます。エアーマイクロだと、測定子が測定部位に接触し、傷が付いてしまうのでNGなのです。
お礼
回答ありがとうございます。製品よりやわらかいアンビルを使うということは、頭に無かったです。しかし、2時間に1度交換しなければならないのはきついので、もう少し寿命があるものを検討していきたいと思います。とても参考になりました。