真空焼入れのメリットと歪まない理由

2007/08/30 11:57

このQ&Aのポイント

真空焼入れは他の焼入れ方法に比べてどのようなメリットがあるのでしょうか？また、真空焼入れをするとなぜ歪まないのでしょうか？
真空焼入れにはどのようなメリットがあり、他の焼入れ方法と比べてどのような違いがあるのでしょうか？また、なぜ真空焼入れでは歪みが起きにくいのかについてもご説明します。
真空焼入れとはどのような方法であり、他の焼入れ方法と比べてどのような利点があるのでしょうか？また、なぜ真空焼入れでは歪みが少ないのかについても解説します。

noname#230358

機械設計
回答数2
ありがとう数1

みんなの回答 （2）
専門家の回答

みんなの回答

noname#230359

2007/09/01 12:16 回答No.2

熱処理の専門家ではありませんが私の認識している範囲で・・・真空焼入れのメリットとしては、大気炉での焼入れに比べ材料の表面が酸化しないこと、また表面の炭素が抜けないことです。酸化したり、脱炭したりすれば、その鋼材が持っている本来の性能が出せなくなります。真空焼入れをしたからといってひずまないとは限りません。焼入れひずみの主な要因としては・焼入れ速度・材料の不均一・部品形状たとえば冷間ダイスなどは真空焼入れでは、真空炉で数十分～数時間の加熱後、窒素ガスを炉内に吹き入れて冷却します。当然ガスで冷却するので焼入れ速度はゆっくりです。ゆっくりの焼入れ速度でも焼きが入る材料だから、ひずみが少なくなります。焼入れ時に間違えて、油や水の中に落としてしまうと、ほぼ間違いなく割れます。あとは、回答１さんも書いておられますが、このサイトだけの検索でもいいので、もう少し勉強しましょう。同じ質問がＮｏ．２１６６３に出ていますが、閉じましょう。