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常時噛合式4段リターンって??
常時噛合式4段リターンって普通のギアとは違うんですか?クラッチは無いのですか?初心者なのでよくわかりません。。
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クラッチレバーのないタイプでは、自動遠心クラッチと言うクラッチが用いられているのが普通です。このクラッチはエンジンの回転による遠心力でクラッチを接続する仕組みになっています。エンジン回転が低いアイドリング状態では遠心力が小さいため、クラッチは切れた状態になり、ギアを切り替えたりニュートラルから1速にギアを入れたりすることが可能になります。ギアが入った状態でアクセルを開けてクラッチに働く遠心力が大きくなるとその力でクラッチがつながり動力が伝達される仕組みです。 一部の遠心クラッチではギアペダルと連動してギアペダルを踏み込んだ状態ではエンジンの回転数とは無関係に強制的にクラッチを切る仕組がついているもの(ホンダのカブ等)もあります。
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- sailor
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一般的なトランスミッションは常時かみ合い式ですので、ごくふつうのミッションと考えてください。リターン式とはペダルを踏み込む(又はつま先で持ち上げる)ごとに1速・2速と切り替わっていく方式で、ギアを戻すときは逆の操作をするものです。これに対してローターリー式というものもあり、これは1速・2速と変速していき最後までくると、またニュートラルに戻り1速から繰り返す方式です。この方式は実用車で採用される場合が多いのですが、操作を誤るとトップからいきなりニュートラルやローギアに入ってしまう危険性があるので、採用例は少ないかと思います。リターン式では最後まで操作してトップギアに入った後はシフトアップ方向に操作してもギアが切り替わることはありません。 クラッチの有無(クラッチレバーのと言う意味です)はトランスミッションのタイプとは別の話ですので常時噛合い式4段リターンでも、両方のタイプが考えられます。 常時噛合い式とは、ギアがどの位置にあっても1速から4速までのすべてのギアが噛合った状態であると言う方式のことを言います。すべてのギアが噛合った状態では変速できないではないか?と思われるかもしれませんが、ギア同士は噛合っていても、必要なギア以外はシャフトギアが空回りするような構造になっていて、必要なギアのみをシャフトと結合して動力を伝える構造になっています。これはバイクでも自動車のマニュアルトランスミッションでも、基本的に同じ原理です。
お礼
とてもわかりやすい回答ありがとうございます。 ちなみにクラッチレバーの無いバイクではどうやってギアチェンジするのですか?
ミッション式のバイクですが、リターン式とロータリー式があります。 普通のバイクはリターン式で、踏み込むと「ロー」、つま先でコツコツと上にあげると「ニュートラル→セカンド→サード」となり、この順番で蹴り下げてギアーを落とします。 ロータリー式はビジネスバイクに多く、ニュートラル→ロー→セカンド→サード→ニュートラル・・という形でギアーがどんどん回っていきます。 またかかとで押さえる踏み返しもついてます。 常時かみ合わせと言うのは一般的なギアーで、遠心式に対比して使われます。 遠心式はクラッチが無く、常にギアーが滑っていて速く走ると滑りが大きく遅いと滑りを大きくして、ATのような走りをします。 常時噛み合せは、それに対して、一旦ギアを入れればそれに噛みこみ、チェンジはクラッチで切って入れなおすので、滑りがありません。
お礼
ありがとうございます。 ちなみにリトルカブに乗りたいのですが、リトルカブにはクラッチレバーが無いと聞きましたが、そうなんですか?
お礼
よくわかりました。ありがとうございました。