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エアシリンダとスライドガイドの関係
- エアシリンダとスライドガイドの関係についてまとめました。
- エアシリンダとスライドガイド(LMガイド、リニアウェイ)の平行移載機構での使用について疑問を持っている方へ、その理由を解説します。
- エアシリンダとスライドガイドの組み合わせには注意が必要であり、その理由を詳しく説明します。
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『平行移載機構で使用するのは良くない』は、昔の事です。理由は、 * エアシリンダとスライドガイドの芯合わせ(芯出し)が難しかった事です フローティングジョイントが未だシリンダメーカーに無く、又ミスミ等の簡易 ユニットも無かった等で、ねじを直接出力側部品にねじ込んだ経験不足の設計 にて、稼動回数が増すとシリンダのエア漏れが発生し、最悪出力不足で機械が 停止というトラブルが多発していた事が原因です。 ★ スライドガイドを2本使用する事を、昔はNGとしていた企業もあります。 理由は、昔はスライドガイドが大変高価だったので、使用が許可制で1本を 使用して他方がカムフォロアで…とか、2本の芯出し用のノック穴加工が、 高級なNC機械を使用するので部品が高くなるので…とかで。 現在は、その環境でもないし、シリンダのカタログにも注意事項が明記されて、 オーソライズしているで、問題は無いが小生の見解です。
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XY軸だけでなくZ軸のずれも組み付け時に調節しないといけないため 非常にめんどくさくなる とくにスライドガイドを使うような設定の場合ストロークが長くなるので、 厳しくなる ただ、ジョイント部分をフローティングジョイントにすれば、 ほとんど解決するんですが http://fa.misumi.jp/pdf/fa/p1603.pdf
お礼
今回使用しているのが筒状のエアシリンダ(STが300mmくらい必要なので)をLMガイド(正確にはスライドパック)と同時に使い移載機構を設計してます。フローティングジョイントも先端につける予定です。 回答ありがとうございました。
普通にSMとかでは、ガイド付きSYLもありますしロッドレスSYLガイド付きの スライドユニットとして市販されていますので、意味が良く判りません ただリニアブッシュはあるが、LMガイドを使ったものは余り見ない気もする 良くない理由の予想は、もし芯ズレがあった場合には、逃がしを付けないと SYLに無理が掛る位かな?それくらいしか、思いつきませんけどね・・・ 最近はACサーボ+ボールねじ+LMガイドで繰り返し停止精度を上げたものが 多いし使い勝手も良いので自動機には、安易にユニットとして考えてしまう
お礼
回答ありがとうございました。
小生もメカ設計をはしくれながら実施しております。ご参考になればと思い記述させて頂きますが、見当違いな回答でしたらご容赦ください。 まず、平行移載機構はLMガイド等を使用してユニットを平行に前後または上下にスライドさせる機構という様に位置づけました。スライドの停止ポジション、速度制御等考慮すべき点は多々ありますが、小生も精度を要さない箇所にはたまに本機構を採用します。ただ、最近ではSMCから色々な精度の良いシリンダー(LMガイド内臓)が発売されており、スライドガイドで動く部分を構成したものをシリンダーはその動力だけという使い方はあまりしなくなりました。前述致しましたが、シリンダーの精度が良いのでシリンダーに直接負荷を取り付けて動作させます。設計工数も削減できますし、費用も抑えれます。 ご質問に記載の”平行移載機構で使用するのは良くない”という意味をもう少し具体的に教えて頂けませんか?回答ずれてますかね!^_^;
お礼
今回使用するのは筒状のエアシリンダ(STが300mmくらい必要なので)をLMガイド(正確にはスライドパック)と同時に使い移載機構(前後移動)を設計しています。『シリンダとLMガイドの併用が良くない』と言われた事があったのですが、その時は理由までは聞かず・・・今回設計時に事が起きたので質問した次第です。回答ありがとうございました。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。参考にさせてもらいます。