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SK材の傷深さの基準とは?
- スプリング製造メーカーが扱うSK5板材に傷があり困っています。
- 材料問屋との交渉ができない理由は、傷深さの基準がないためです。
- 傷深さの基準の目安になるものを教えてください。
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御社と材料納入問屋との仕様書の取り交わしは無いのでしょうか?これを確認したほうが良いかと思いますよ。 当事者同士で傷に関する仕様を含めた契約が無い限り、傷云々で交渉も難しいかと思います。量をお買いになっているのであれば、傷が問題になっているからと言う事で仕様書の作成、契約をお話になったらいかがですか?深さで管理されてているのであれば測定方法も含めて、仕様書に展開するほうがお互いのメリットになると思います。 3μmの深さの傷も、長さや幅によりますが、見る人が見れば判ると思います。 10倍の顕微鏡で有れば0.1μの深さの傷も見えますよ。(これも長さは幅、傷の種類によりますが)傷の定義付けも、使用する製品毎に違うと思いますので、一概に言えませんが、面の粗さと傷との区別等は製品や会社によって違うので、御社と顧客、材料納入業者での共通した認識の構築が必要です。 3μmの深さの傷といっても、傷のエッジ状態や幅によって異なるかと思います。つめの幅よりも広ければ引っかかる感じはあるかも知れませんし、狭ければ引っかからないかもしれません。また、爪の状態にもよりますので、官能的な判断はトラブルの元になるので、出来るだけ回避したほうがいいと思います。人によって判断基準が変わってしまうので。よって、傷の深さなどは、形状測定器や面粗さ計での測定方法を規定して、その値で判断されたほうがいいかと思います。 スプリングにするということで、最終製品に求められている傷のレベルはどのくらいなのでしょうか?それと同じにされたらいかがですか? 求められていなければ、機械にかける際に傷が影響するのであれば、加工に影響の出る傷のレベルを判定してそれを基準とするほうがいいかと思います。 一般的な基準はないと思っていただいたほうがいいと思いますよ。syo002さんと同じくJIS G 4053となってしまいますので。
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あまり参考になりませんが 「JIS G 4053 きず取り基準および残存きずの深さの許容限度」には「受渡当事者間の協定による」とあります。よって基準は自分で決めるのではないでしょうか? 傷があるとどのような不具合があるのか どの程度の傷であれば許容できるのか というのが判らないと交渉できませんね
お礼
syo002様ご回答ありがとうございます。 仰るとおりで、どの程度まで許容出来るのかがポイントとなりますね。 二種類のスプリングで問題になっており、一方は『傷はあってはならない』でもう一方は今のところ問題になっていないという状況です。 材料問屋からは傷の深さは0.03mm(#1000で軽く3回擦って消える傷)で管理していると言われていますが、真相は定かでありません。
お礼
ご回答頂きありがとうございます。 材料問屋との仕様書の取り交わしについては、不明です。そのため、材料問屋に対し、どのスペックを求めればよいのかも不明です。 そこで、今回書かせて頂きました。 一般的にはどのくらいの基準なのか知りたいと言ったところです。 やはり、こちらからどの程度までなら良いよというのが普通だと思うのですが、製品の特性で判断するのは難しいため・・・。 ちなみに3μmの傷は爪にひっかかる程度でしょうか? たびたびのご回答ありがとうございました。 基本的にスプリング加工後の傷の基準はありません。そのため、性能に耐えうるというのが基準かもしれません。かといって、寿命ギリギリのデータを用い傷の深さの基準を決めることも出来ず・・・。 再度特性試験・評価方法を含め検討してみます。 ご回答頂きました皆様、ご検討頂きました方々お手数をおかけして申し訳ありませんでした。 回答頂きました内容をふまえて再度検討してみます、 ありがとうございました。