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塗装の検査基準について
- 焼き付け塗装の検査基準について業者と意見交換
- 膜厚以外での善い検査基準はあるか
- ランクべつの検査基準を希望
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使用塗料についても検査方法は異なりますが、一般的には 1、前処理については、水濡れテストを実施し塗装の剥離を防ぐ必要があり ます。方法は簡単で、前処理物を水で濡らし、はじきが起らないことで す。そのためには前処理液の汚染度、ポイントの定期的なチェックが必 要となります。 2、塗膜の検査については、膜厚、硬度、密着性、色艶、などでしょう が、膜厚は膜厚計、硬度についてはエンピツ、密着性は碁盤目 テスト、色艶は色見本との照合でしょう。又、塩水噴霧試験(SST) を実施するのも方法ですが試験機も必要で時間を要する為、年に一回く らい試験場で実施するのもいいかもしれません。碁盤目テストは1セン チ角に1ミリ単位で塗膜にカッターで切れ目をいれその上にセロテープ を貼り45度で引っ張り1mm角が何枚剥がれたかで評価する方法です が、塗膜を傷つけるため製品として使えなくなります。 当社では下記にて実施しています。 前処理:塗装開始前の前処理液の管理 塗膜:膜厚測定⇒2回/日 色見本との照合⇒毎日1回及び色替え毎 テープ剥離⇒塗膜にガムテープを貼り引き剥がす 上記検査を簡易的に実施してますが、簡易にするためにはライン側の 条件(前処理液温、焼付け温度、等が管理されていることが前提となり ます
昔の記憶で申し訳ないが 10mm□のマスを縦横1mm単位でカッタで切り目を入れテープを貼り付け 1マスでも剥がれるとダメ ってのやってたな
何の検査に対する基準か分かりませんが、 色のバラつならば、色差計を使用するか、 上・下限見本を作製し利用すれば良いかとおもいます。 表面のゴミ・異物の限度は、JISのレイティングNo表で代用してみては? レイティングNo表などは、日本塗料検査協会で書籍を販売していますので、 問合せをしてみるのも手だとおもいます。
破壊検査と非破壊検査に分けられますが、高価な製品ならテストピースを製品と同条件で塗装して作る必要があります。 【非破壊検査】 ・光沢度 塗装時の湿度によっても変化しますので、管理項目としては最適です。 測定機はいっぱい市販されています。例えば → http://www.jcri.jp/seihin/pgd/pgd-3.htm ・色度値 塗材の配合と膜厚でほぼ決まりますが、塗装条件によっても若干変化します。 ミノルタさんが品揃え豊富です。 → http://konicaminolta.jp/products/industrial/instrument/color/index.html 【破壊検査】 ・耐磨耗、耐引っ掻き性試験 塗装がしっかり硬化しているかを見るための試験。顧客に対して説得力があります。 試験機としては以下がよく使われています。 http://www.tp-giken.co.jp/te-ba-mamousikenki-1.html http://www.tp-giken.co.jp/tomakumasatusikenki-1.html ・硬度試験 手軽です。工程検査向きです。 方法はすでに回答がよせられている鉛筆硬度試験など。特殊な硬い塗装ならモース硬度試験。
お礼
ありがとうございました
先のご回答のように鉛筆での表面硬度を示している事が多いと思います。 しかし、それは塗料と硬化剤を混ぜて塗装する際に、その塗料が乾燥した時の表面硬度は、その塗料の種類によって決まるので検査基準になるかは、私は疑問に思います。 「この塗料は乾燥すると2Hの硬さになるはず・・・。」といったあらかじめ乾燥時の製品スペックと言いますか、う~ん、うまく言えませんが塗料の説明書と言いますか、その様なものが各塗料メーカーから出ていますので、それも参考にされるほうが良いと思います。 又、塗料メーカーでは「酸に漬け込んで何日間、大丈夫」とかその様な試験方法も行っているようです。
鉛筆で試験しませんか? 鉛筆の硬さ別に、どの硬さまで表面が削れないかやりませんか? 6Bから9Hまであるのでランク分け出来ますよ。(表面硬度のみ) 以上ご参考まで。
お礼
有難うございました
お礼
有難うございました