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エアー溜りの問題と対策方法について
- 現在、PPを用いて製品の成型を行っていますが、エアー溜りの問題に困っています。
- ゲートカット面から製品に掛けて穴が空くため、ユーザーから指摘を受けています。
- エアー溜りを完全に無くす方法や、位置を変える方法について教えてください。
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空洞はヒケによるものと推測しますので、対策としては充填密度を上げてやるのが良いのでは・・・と考えます。 ?射出圧力を製品精度(寸法やバリ)の限度一杯まで高めにする。 ?射出時間を延ばし、じっくり注入してやる。 テスト的に??を極端に上げてみては如何でしょうか 方向性さえ見つかれば、あとは容易に調整できると思います。 追記です。 ?保圧時間を延ばす。 但し、上記???のように、単に押し付けるだけではヤケが出ますのでエアーベントの追加等、工夫して下さい。 以上
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溶融樹脂は冷却収縮するから、保圧時間の延長で樹脂を補填して、収縮分をできるだけ小さくする、(スプールの離型性がきつくなるが)、それでも冷却が遅れる最大厚み箇所の体積収縮は避けられない。金型温度が低いと表面が先に固化して収縮しそこなった内部が空洞となる、金型温度が高いと内部の収縮に追従してヒケとなるので、空洞にはならない、ハズですが? 金型温度を高くしてみたらどうなるでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 金型温度には目が行きませんでした。 一度試してみたいと思います。
PP材での成形経験がないので、一般的な回答となります。 1)ペレットの乾燥が不十分で水蒸気が入る 対策→乾燥をしっかりおこなう。 2)加熱された材料からガスが発生する。 →ノズルの温度をさげる。 3)型内の空気を巻き込む。 →射出速度を遅くし、空気のニゲを誘う。PL上にガスベンドを切り逃がす。 ゲート近傍の気泡を移動させたいのであれば、速度・圧力を変え、多段速成形や補圧を高くしゲートシールするまで圧力をかけ続けるなど、条件出しをおこなう必要があると思います。また、スプール径を大きくしたり、製品にオーバーフローを設け、逃がすこともあります。 成形条件幅の狭い金型では、段取り換えのたびに条件出しの必要が生じますので金型で対策するほうが、後々楽になるはずです。 条件や型構造については、成形機メーカーに相談することも可能です。
お礼
ありがとうございます。 金型対策についても検討してみたいと思います。 成形機メーカーにも一度相談してみます。
お礼
ありがとうございます。 良品を取ることのみに頭が行っていた為、一度傾向を見てみる意味でも 条件を極端に振るのもいいかもしれませんね。 一度試してみます