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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:メッキ膜厚測定方法)

メッキ膜厚測定方法と問題点

このQ&Aのポイント
  • 部品の外周側壁のメッキ厚を管理する方法について検討しています。
  • 蛍光X線ではなく、部品の断面を観察測定する方法が要求されています。
  • しかし、断面観察は均一に仕上げることが難しく、蛍光X線の結果と整合性がとれません。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

蛍光X線の原理を述べます。物質にX線を照射すると特性X線と呼ばれるものが跳ね返ってきます。このX線の強度は物質の質量(濃度だったかも、間違ってたらすみません)と相関関係があり、あらかじめ計算しておいた、あるいは膜厚が明らかな試料を登録しておき、比べることで質量を出します。質量から面密度(表面積辺りの密度、これは私もよく分からない)を計算し、さらに面密度を物質の密度で割ることで膜厚が算出されます。 つまり、蛍光X線による膜厚測定は実測定ではなく、計算によるものです。ですので、登録してある情報に誤りがあったり、物質の密度が違ったりしたら正確な測定はできません。実際、同じサンプルを違う装置で測定すると違う結果が出ると言うこともしょっちゅうあります。 また、皮膜中の添加剤の量によっても変わります。結果が違うものになります。無電界NiめっきにはPを添加しているので、純Niで測定すると低めに出ます。 なので、まずサンプルを何十枚か蛍光X線/断面観察での両方で測定して、「蛍光X線では断面観察での実測値に対してこういう傾向になっている。測定値のバラツキを考慮し、蛍光X線での結果が○μm~○μmに入るよう管理すれば規格内に入ります」というように客先と交渉すれば何とかなると思いますよ。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

蛍光X線はかなり信頼できると思いますよ。 以前、断面との整合性をとったら、かなり良い値がでましたよ。 コリメーターの選定や検量線作成に不備はないですか?2mmの範囲でも十分に測れると思います。 あと気になるのは、素地の面租度です。面租度が悪いと、X線が乱反射して誤差が生じることがあります。素地の面租度をサンプル的にきれいにして試してみたらどうですか? 一度、蛍光X線メーカーに質問してみたらどうでしょうか?

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