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高周波焼き入れ後の研磨代について
- 高周波焼き入れ後の研磨代はどのくらいに設定すれば良いのでしょうか?
- 焼入れ後の研磨仕上げには、曲がりなどの問題が出る可能性がありますか?
- S45Cの全体に高周波焼き入れを施し、その後の研磨代について教えてください。
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高周波焼きいれならミリ単位で焼きいれすることも可能ですから、 やりなれていない矯正で手間取るより少し深めに熱処理を入れてもらい 熱処理の深さによって0.1~0.3mm程度旋盤加工をして円筒研磨する方法も 有ります。研磨代が少ない分だけ研磨代は安く済みます。 焼き入れが残っている、いない、のムラが出るような加工では曲げ・引張り試験にはかなり影響が出ますが必要最小限の焼き層が入っていれば使用用途によって問題ないと社内試験結果から私の会社では判断しています。 逆に常にトルクが掛かり金属疲労を起こしやすい部品加工で、矯正は余りお勧めできません疲労破断の引きがねになる場合があるからです。 どちらにしても客先から最終熱処理の深さと硬度の指示をもらい、焼入屋さん に、例えば「2mmの深さでHRC58でお願いします。」の逆算で研磨代等が決まります。 私の会社では客先の指示で焼入れ後、矯正して研磨して見たり、いきなり円筒研磨機で研磨したり、旋盤加工をして研磨したり、極力ソリや膨れの出ない熱処理をしてもらいバフ仕上げをして見たりばらばらですが。 御社に会った加工を選ばれたらと考えます。 それより熱処理やさんの職人さんによってかなり腕が違うみたいで熱処理後、帰って来たワークを硬度計で測るとかなり柔らかかったりするので腕のいい信用できる所を探してください。硬度計持っている所て余りないから分からない って思っているのか? ほんの一部の会社ですよ腕のいい所はいくらでも有りますから。
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私のところでは殆どの製品に対して、研磨代は0.3±0.05で旋盤加工の寸法を管理しています。 熱処理後の曲がりはどの程度発生するかは分かりません。 材料の状態(引き抜き材、黒皮材、焼きならし・調質材)や寸法、熱処理方法、熱処理部分等々によって変化すると思いますので一概に言えないのでは? このような曲がりは熱処理メーカー若しくは自社にて矯正しています。 製品一回転当たりの振れをΦ0.1以下に矯正しています。 Φ0.1以下に矯正することで研磨代が0.3で管理されていれば研磨加工時に旋盤加工面が残ることはなくなります。 熱処理時にΦ0.2、Φ0.3以上の振れが発生するのは普通と思っています。 このような振れを矯正しないで研磨すると、製品部位によって焼き入れ硬化層深さが大きく変わり、製品品質上好ましくないと思っています。 またそのように曲がってしまうことは避けられないでしょうから、矯正しないで良品を確保するということは不可能に近いと考えています。 但し、製品長さが短く曲がりが発生してもΦ0.1以下という場合は旋盤加工時の研磨代を減らすことも行っています。 何回かのテストで傾向を見つけることが必要ですが。 当社ではΦ45×260L程度の製品を5トンの油圧ハンドプレスで矯正しています。 ラック式のハンドプレスでは無理と思いますが、油圧式であればハンドプレスで十分矯正できると思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 Φ40.0もある太いものを、曲がりを矯正できるのかが心配です。 何回かテストしてみます。
いくらになるのでしょうね? 直接研磨屋に聞いたほうが早いと思いますが・・。 反りに関しては、当然いくらかは出ると思って正解です。 参考になれば幸いです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ですよね!ありがとうございます。
お礼
アドバイスありがとうございます。 今回の注文は全て外注任せでやる事になりました。 色々と高周波焼入れ屋にあたってみたのですが、onion さんの言われているとおり信用できるところを探してみます。