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中心線平均粗さと算術平均粗さの違いについて
- 中心線平均粗さと算術平均粗さには何か異なった部分があるのでしょうか?旧JISと新JISで、名称だけ違うのでしょうか?
- 中心線平均粗さと算術平均粗さは、名称だけでなく異なる特徴を持っていますか?
- 中心線平均粗さと算術平均粗さの違いについて詳しく教えてください。
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おっしゃる通り旧JISと新JISでは、フィルタが異なると思います。 新旧JISの違いは、?粗さパラメータを求める曲線、?粗さ曲線、 ?カットオフ値、?カットオフ値の標準値、のほか?高さ方向の 基準が異なります。 ?高さ方向の基準の違いは、 旧JIS>>断面曲線又は粗さ曲線の抜取り部分において、被測定面の 幾何学的形状をもつ直線又は、曲線で、かつその線から 断面曲線又は粗さ曲線までの偏差の二乗和が最小になる ように設定した線を平均線とする。 粗さ曲線の平均線に平行な直線を引いたとき、この直線と 粗さ曲線で囲まれる面積がこの直線の両側で等しくなる 直線を中心線とする。 新JIS>>断面曲線から粗さ曲線を除去して得た「ろ波うねり曲線」 そのものを平均線とする。 そもそも、新JISでは中心線の定義がなく、基準は平均線となって います。(平均線平均粗さでは、語呂が悪いので算術平均粗さにた???) 計算式は、新旧共に絶対値の合計ですから、基準が変わっても同じ値と なりますので、新旧フィルタの違いで値が異なってくると思います。 その通りです。 結局、求めている値は、積分で、平均線の上下の面積を平らにならした 時の高さですから、基準が変わって、上が減っても同じ分だけ下が増える だけで(その逆もあります)平らにならした時の高さは同じになります。 したがって、中心線が平均線になっても値は同じになると思います。 フィルタが異なりますと、波形が変化し面積が変わりますので、平らに ならしたときの高さが当然に異なります。>>同じ物を測定しても 算術平均粗さは異なるということになります。 すいません訂正します。 高さ方向の基準が動けば上下の面積の和は異なります。 フィルタの違いと高さ方向の基準(中心線<>平均線)の違いにより 中心線平均粗さと算術平均粗さの値は異なるという結論とさせて下さい。
なにやら違うようですが、中心線平均粗さは国際規格に整合しないので 廃止される(された?)ようです。 どう違うかは、複雑なのでJISハンドブックなどでJIS B0601 を見るといいでしょう。
お礼
回答有難うございます。 JIS等色々調査した結果、どうやらフィルタが異なっているようです。 その関係で、中心線平均粗さ(フィルタ:2CR)と、算術平均粗さ(フィルタ:ガウシアン)とでは、カットオフ値よりも大きいうねり成分を完全に取り除けないため前者の方が値が大きくなるという結論に達しましたが、正しいかどうかは定かではありません。
こんにちは。 下記URLでの回答は参考にならないでしょうか。
お礼
回答有難うございます。 東京精密さんのPDFですよね? 参考になりました。ありがとうございます。
お礼
回答と貴重なご意見有難うございます。 旧と新JISでは、高さ方向の線の定義が異なっているが、求まる値は同じである(断面曲線の場合)。 しかし、フィルタが異なっているため、粗さを求めた場合、値が異なってくるというイメージで理解してよろしいのでしょうか。