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長物の内寸切削で困っています
- ある部品の寸法が修正が必要です。ワークの寸法は縦内寸15×横内寸21×長さ410で、材質はアクリルです。修正量は縦内寸15→15.2~15.5です。
- 修正方法は加熱など問いませんので、修正する意見をお待ちしています。
- アドバイス含む沢山の意見をお待ちしています。
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アクリルの角パイプ状の製品で、縦15X横21、深さ410?の底付(不貫通)の深い角穴があり、その角穴の縦寸15を15.2~15.5まで拡大したいということと理解しました。 そもそも、現状の深い角穴はどのように加工されたのでしょうか? そのような加工は、常識的な機械加工ではかなり難しいので、成形品と思われますが、いかがでしょうか? 成形品だとすると、その修正はかなり手間なのではないか? と思われます。数があるならなおさらでしょう。 おそらくその角穴にはピストン状の部品が入るのでしょうから、B坊が考え付くのは、ヤスリの幅を21mmに成形し、柄にロット棒などを溶接して延長し、組み付け相手部品との当たりを取りながら加工するという、効率的とはいえない方法くらいなので、差し支えない範囲で、製品の情報をいただければ、他の方からもっと良いアイデアをいただけるのではないでしょうか。 ずいぶん前に、シーツかぶった西洋お化けのような床置き照明器具のカバーの試作を持ち込まれて、乳白色のアクリル板を鋼板にはさんで加熱、先の丸い円錐形の木型にふわっとかぶせて自然冷却、という手を使ったことがありますが、アクリルは相当加熱しないとやわらかくならず、冷却すると元の素材よりもかなり縮んでしまって、他にどうしようもなくて素材板を大きいものに変えた覚えがあります。 作業中にひどい異臭で往生しましたので、樹脂の成分が揮発して、より収縮したのではないか? と愚考しています。 したがって、3)の方法では、おそらくクサビ式のレベリングジャッキやアジャスタブル・パラレルブロックのようにクサビをふたつ使い、中にはめて暖めてからクサビをずらして広げようとお考えなのではないかと思われますが、冷えて収縮したら製品が割れてしまうのではないか?と懸念されます。 そのような治具を作るのも結構大変ですし、細くて深い角穴の側面をヤスリ掛けするのは、材料代はともかく、手間がかかり過ぎると思いますので、2)の方法が許されるのなら、B坊ならばほとんど迷わずに、「ロ」の字の一面を削って「コ」の字にし、必要な修正を施して新たにフタを貼り付けて良し! としてしまうでしょう。 横着な話しかできなくて、申し訳ありませんが、手間が少ない方法が許されるのなら、工芸品ではないのですから、その手を使ったほうが得策と思います。
その他の回答 (1)
既にB坊さんがお答えされていますが、私も切断・調整・貼付に1票です。 以前にこれほど正確なものではないのですが、熱変形でサイズ変更してもらおうとしたことがあるのですが、熱収縮を計算するのが非常に手間な上に、長いものですと均一にすることも難しかったようです。(依頼先の問題もあるとは思いますが・・・) ということで熱での対応はお控えになったほうがいいと思います・・・ ちなみにアクリルの特性は温度変化で長さ1mに付き10℃変化すると約0.7~2mm伸縮するそうです。また湿度によっても伸縮するようですし、長さ方向が長い場合は伸縮の度合いが違ってくる可能性が高いので、クリアランスを大きめにする必要があるかもしれませんね。
お礼
していさんも やはり”2)削る”の意見ですね。 自分自身でも案の中で確実なのは、削る・貼るだと考えてはおりました。 ”修正”というお恥ずかしい話しですが、回答頂き誠に有難う御座いました。
お礼
回答お待ちしておりました。 かなり非現実的、非効率的な質問への回答、有難う御座います。 そもそもの角穴加工は、コの字に削り出し、一面が接着貼り合せしてあります。 使用目的は、t1.5×14.7×20.5のワークが約270枚セットされます。そのワークも±0.1程バラツイておりますが、今回5本のケース寸法が規格外でした。 しかしながらコストが掛かるため、手間は掛けても5本の作り直しはしたくありませんでした。 今のところの自分で思いつくのは下記の案です。 1)ヤスリで削る(B坊さんと同意見です。) 2)ケース1面を削り落とし新規に1枚貼る 3)内寸治具を作り、嵌めた状態で炉に入れる。 もしかしたら2)が確実か?と思いつつ、3)が可能なら楽かなと。 B坊さんは”3)加熱”の現実性についてどう思われますでしょうか。 (樹脂は加熱の経験がないもので‥) 宜しければ追加アドバイスをお願い致します。 重ね重ね本件への回答有難う御座いました。 3)加熱は、察しのとおりの案ですが、自分でも”収縮する”と考えており、実現性は低いですね。 「迷わず削る」のとおり、削ることにします。(削りました。) ”修正”というお恥ずかしい話しですが、回答頂き誠に有難う御座いました。