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( )寸法の正しい意味や定義は?
- ( )寸法は、図面上で表示される寸法の一種です。しかし、会社によってその意味や定義が異なる場合があります。
- 前の会社では、( )寸法は寸法を入れなくてもわかる寸法だが、親切に入れてあげた場合に用いられる寸法とされていました。一方、今の会社では( )寸法は大体の寸法として扱われており、図面に示された値を厳密に守る必要はないとされています。
- したがって、( )寸法の具体的な意味や定義は会社によって異なる場合があるため、正確な定義を求めることは難しいです。
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作る側の一人としてお願いしておきたいことがあります。 両端から全部寸法指定してあると「どちらを基準にしてもOK」と解釈しますので近い方を基準に加工・検査しますが、こういう場合に設計者の意図した部分の寸法が合わないケースがたまにあります。 そいういったトラブルを防ぐ意味から、参考値( )は「そっちを基準にしてはダメ」な寸法と解釈します。「多少狂っていてもOK」ということではなく、カッコ内の寸法をその数値の公差で追わなくていい、という意味です。 それによってコストを抑えつつトラブルも防げますのでよろしくお願いします。
1. ( )寸法は基本的に皆さんが書いているように参考寸法です あくまでも参考なので、多少狂っていても問題はないです 例 全長が書いてあって、 片側から寸法が書いてある場合 反対側からも寸法を入れる場合 この反対側は( )寸法です 守らなければならないのは、全長と、端面からの寸法です 例 全長が一般公差で 端面からの寸法も一般交差の場合 括弧寸法である 寸法は 図面上の寸法にはならない場合もある これが 大体の寸法 なんでしょう 拡大解釈すれば 適当でいいR寸法でも使うこともありえるでしょう うちでは、適当なRは単にRと書いてます 2. 違う意味で使う場合もあります NCが発達していてここのところの加工は、座標で加工してます 中心からφ100で等角で60度の位置に穴を開けるなど 旧来ならP.C.D 100とか 角度+寸法で表していましたが この場合、加工者が計算する必要があり、 めんどくさいという理由で、座標を求められる場合があります Rでつないだ複雑な形状など この場合、座標と角度+寸法で入れます この場合の座標は( )寸法ですが、 加工者は、その寸法で加工するので、1の意味とはちょっと違います ただし 製品としては、 ( )寸法でないほうの寸法が正なので、品質などの保障寸法は、( )寸法でないほうをみます。
お礼
ありがとうございました。
参考寸法でよろしいのではないでしょうか。しかし、質問者の会社のような考え方でも決して間違いでは無いといえますが、片振り公差の累積時において公差の中心値を累積した寸法を記入しないと辻褄が合わなくなります。加工ミスを助長する可能性がありますネ。
お礼
ありがとうございました。
当社では「公差を入れて管理しなくても良い寸法」と 考えています。2つの寸法がある時(二重表記時)に片方 を公差入りの寸法で管理した場合にもう片方は自動的にある 範囲に入り、且つ製品性能上損失とならないであろうと推測 される場合に使用します。 (他の回答者さんと同じ様にデーパとか球面のとき使います) ですから決して「適当な」寸法ではありません。 あくまで寸法の表記でしょうから(R3)と言う表記があり えるのかどうかはちょっと疑問ですが、最近のNC加工ではか えって公差入りの方が管理しやすいのかもしれません。
お礼
ありがとうございました。
( )は参考寸法。 前の会社は、おそらく二重表記部分に入れていたのでしょう。( )寸法がない側の端面からの基準ですということがすぐにわかります。 今の会社は、たとえば、CADで書くと、テーパの交点などは小数点以下が大量につく数字が出てきたりします。その際に、丸めて寸法入れるとか、社内治具で、寸法厳格に決めてしまうと、余分なコストがかかってしまう恐れがあるような場合や、きちんと出すにはそれ相応の機械を使用しなければならないが、手仕上げで十分な場合など、コストを考え( )寸法にしているのでしょう。 どちらも弊社でもありえます。 ちなみに、その際は、組図が一緒にあれば、作業者は、大丈夫な範囲などを理解しながら作業をするようにしています。
お礼
ありがとうございました。
( )寸法 は公差の整合性の取れなかったり、2重表記となる寸法の片側につけます。参考寸法と呼ばれます。 製図を職業として使うなら、JISの製図法をまずよく理解してから、社内規定に準ずるべきだと思います。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。