- 締切済み
(3ポジバルブ、エキゾーストタイプ)を使用した空圧シリンダーのスピコン調整
- 3ポジション、センターエキゾーストのバルブを使用する空圧シリンダーのスピコンの調整方法について教えてください。
- 通常の片ソレノイドバルブやダブルバルブを使用する場合は、メーターOutで出側のスピコンで調整しますが、3ポジ、全排気の場合はどのように調整すれば良いのでしょうか?
- 3ポジ、全排気の動作原理についても詳しく教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
>3ポジション、センターエキゾーストのバルブを 使用します この場合、メータアウトのスピコンのみで調整すると、 停止状態からの起動時に「飛び出し」が発生してしまいます。 これはシリンダ内にスピコンで絞るべき排気エアが残っていない(少ない)からです。 簡単な対処としてはメータインのスピコンにすることです。 そうすると、排気エアの有る無しにかかわらず、給気されるエア量によりスピード調整ができます。 ただし、メータインのスピコンのみでスピード調整すると負荷がかかった時に シリンダ内でエアの圧縮が起こりシリンダの動作が安定しなくなる可能性があります。 うちの会社ではセンターエキゾーストはほとんど使用しませんが、使用する場合メータアウトとメータインの両方を取り付け 通常動作のスピードをメータアウトで調整し、メータインで許容範囲まで飛び出しスピードを調整する方法をとります。
みなさんの回答に補足します。 >シリンダー内部には圧がかかってない状態になるのか? その通りで間違いがなく停止時には安全でいいのですが、動作時のことも考えなくてはいけません。 シリンダーの内圧がなくなりますのでメーターアウト制御の場合、加圧側に 電磁弁からのエアーがダイレクトに入りますのでシリンダーの動作スピードがあがります。 下手をするとこれにより、設備の破損もしくは人的被害が発生するかもしれません。 この場合、メーターインで流量を絞り動作スピードを制御する必要があります。 緊急停止として考える場合は、Jさんのようにセンタークローズを選択する。 で電磁弁とシリンダーの間にスピコンを入れるのではなくて 電磁弁とサイレンサの間にスピコンを入れるといった方法を採用したほうが いいかと思います。 >スピコンとサイレンサーが一体になった物の事ですか? そういうのもありますしメーターアウトのスピコンにサイレンサを使っても同じことです。 中間停止をするといったことを前提としてお話します。 電磁弁とスピコンの距離が長い場合メーターアウトで絞られたエアーの2次側 (スピコンと電磁弁の間の空気の圧力は)大気開放となり圧力がなくなります。 その状態で電磁弁OFFでスプールがセンターにくると、空気圧力は加圧側の方が高いので シリンダーはバランスがとれるところまで動作します。 このときにはシリンダー内の圧力は当然低くなります。 で、その後に電磁弁がONすると早く動作する可能性があるわけです。 これを電磁弁の排気側で制御することによって、シリンダー内には圧力が高いまま保持されることになります。
回答(1)の通りで良いと思います。 付け加えて言うならば、使う目的は何かという事です。 3ポジのバルブは、他に、センタークローズタイプとセンタープレッシャーが有りますが、非常停止時のその場停止を目的とするなら、センタークローズの方が、より効果的と思われます。 両端に加圧して、受圧面積の差、重力の影響をレギュレータ(チェック機能付)でバランスさせた方が安全です。
>この場合真ん中の中立の部屋(全排気) >を通るのですか?通るなら一旦、すべてのポートが排気されるのですか? >シリンダー内部には圧がかかってない状態になるのか? その認識の通りです 水平方向シリンダーはその場で停止します(慣性で多少は動くが普通は摩擦が大きい) 上下方向のシリンダは重力で落下します スピコンはセンターエキゾーストもセンターブロックでも2ポジでも 基本的な調整方法に変わりは有りません 手っ取り早いのは全開にして順に絞っていく(危険性が無い場合) 動作が速すぎて危険な場合は全閉から順に開いていく 又は、全閉にして1~2回転戻した位置からスタートするか?
お礼
おかっぴきさん有難う 後述の認識は、皆さんの回答で把握できました 今回の設備は、圧入機の圧入シリンダーで水平方向に取り付いてます おかっぴきさんのご指摘通り、(手動モード)前進ONで前進中に手を離すと、中立で停止します。再度ONすると、勢いよく前進します。ちなみに A,Bポートとも、スピコンはメーターOUTです 上司は「3ポジだから、両方のスピコンでバランスをとって流量調整 をする」といいましたが、これがピンときません また、おかっぴきさんの最後の文面で、電磁弁とサイレンサの間にスピコンを入れるといった方法、とありますが、これは、スピコンとサイレンサー が一体になった物の事ですか? 現設備には、(初めて見ましたが)圧入シリンダーのA,Bポートとも それが付いてます この事も何でそれが付いてるか、裏付けが出来ませんし、疑問です よろしければ、こういった事も教えて頂けませんか