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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304の連続光輝焼鈍について(炉のキャパオ…)

SUS304の連続光輝焼鈍炉での処理について

このQ&Aのポイント
  • 連続光輝焼鈍炉で処理能力を超えたワークを処理した場合の不具合について調査しました。
  • また、物量を最大値で処理速度を向上させた場合の影響についても検討しました。
  • さらに、SUS304の固溶化処理温度を超えた加熱時の挙動についても解説します。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

この能力表記は薄板用の連続焼鈍炉と同じく、入熱能力を代表厚み材料の重量で表したものだと思います。 従ってMAX能力の1.5倍で材料を流した場合、まず考えられるのは入熱不足により材料の温度が保てないケースが考えられます。この場合、当然の事ながら固溶化が進まず、HAZ部の鋭敏化(Crカーバイト)が解消されません。 然しながら、今検討なさっているワークが0.5tと薄く、実際の重量が軽いものなら、教科書にあるように昇熱時間0.5mm/25mm*30min*60+保持時間1.5min/mm*0.5mm*60=83secの在炉時間が確保されれば良い筈で、この範囲で制御できるなら、特に問題も無いと思います。 また高温化に関しては、溶体化処理は要は[C]の拡散速度に依存しますので、保持時間を短くする事で1200℃位までは可能と思います。ただ、部分的に結晶粒の粗大化が懸念されますので、温度・在炉時間のコントロールがより難しくなります。また、薄物では材料の変形が問題になります。 保持時間に関する計算式は、ある会社のK/Hに拘わりますのでご勘弁願いたいのですが、拡散は熱活性過程で、1050℃からの温度差の逆数のExpに比例すると考えれば解答は出るでしょう。 磁性に関しては、加工マルテンは簡単に消失しますが、溶接部はδ-フェライトのため熱的には安定で、固溶化熱処理によっても多少は残存します。

noname#230358
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

加工条件が変わるという意味では加工不良に繋がる事が考えられます。光輝焼鈍にも加工条件(温度、時間等があると思います)が能力の50%以上越えては問題を残すでしょう。熱処理量のMAX80Kgには加工する物の板厚が決まっていると思います。板圧が薄ければ加工温度まで上がる時間が短くなります。その分スピードを上げることは可能になると思います。 固溶化温度より高くなれば、光熱費が上がり、加工費アップになります。ただ時間を短くできる分効率がアップになります。ただ温度が高ければ表面のあれや、材質的にも変化が出てくるでしょう。 マルテンサイト組織で有れば磁性が有ります。以前に絞り加工後に磁性を帯びた物が光輝焼鈍をする事で磁性が無くなりました。時効割れに対応するために光輝焼鈍をしましたが、このときに磁性が無くなりました。組織的に変化していた物が元に戻ったと考えられます。外力によっての組織のひずみで有った為に焼鈍で戻ったと思います。熱的な要素でなった物はどうなるかは解りません。磁性が残っているかで確認されてはいかがでしょうか。

参考URL:
http://blog.fideli.com/sus/archive/13/0
noname#230358
質問者

お礼

※書き込みの欄間違いましたすみません。 回答ありがとうございます。 こういった場合の溶接部分と素材(加工効果によるマルテンサイト)の組織がどの様になっているかが知りたいのですが、ご存じないでようか?

noname#230358
質問者

補足

回答ありがとうございます。 こういった場合の溶接部分と素材(加工効果によるマルテンサイト)の組織がどの様になっているかが知りたいのですが、ご存じないでようか?

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