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ロールのバランス取りについて
- パイプ材の両端面に軸を溶接後、外周加工し最終的には研削にて、振れ・真円共に0.005以下に仕上げたいのですが、加工前に回転バランスを取りたいのですが、どのような方法や器具があるのでしょうか?
- 全長は5002000mm、外径100200mmぐらいです。材質はS45C,A2017,SUS304などです。バランス取りが必要だと思うのですが、他に何か良い方法がありましたらご教授ください。
- ロールのバランス取りについて教えてください。
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製品の使用環境・目的がわかりませんが、イメージとして…。 タイヤ交換時に使われるバランサーのように、回転させておいて測定するものが、ダイナミックバランスですね。(#2) 水平で平行な二軸上、あるいは軸受けで、いつも同じところで止まる場所がないようにしたものが、スタティックバランスです。(#3) 製品仕様を説明し、測定器メーカに意見を求めると、必要な精度が分かると思います。
一つ気になったことが 溶接で接合ですよね残留応力が発生し仕上げ後徐々に解放されますので応力除去処理は行った方が良いと思います。 既にご存じでしたらごめんなさい。
こんにちは バランスの取り方ですが円筒研削の砥石のバランス確認の方法が安くて良いのじゃないでしょうか? 下図参照ください。 つまり軸物の場合左右の受け台の距離を調整します。 当然ですが左右のレベル出しが重要です。 ■■■■ □□□□ □□□ 中心軸 △ ■■■■ △ □ □ 受け台 □ □ □ □ □□□□□□□□□□ 正面からみた図
お礼
回答ありがとうございます。まずはおっしゃられている方法で試作してステップを踏んでいきたいと思っております。
回転バランス測定器は 回転体(大型モータのロータ部品)等を 製作しているところであれば 設備として持っています。 以前、φ200、L800で6000RPM/SUS の回転型検査装置ロータの設計では 両軸端及びフランジ部に軸方向に加工した タップを円周等配しておき、 バランス取りの押しネジで 最終調整しました。 この方法はロータ自体を追加工しないですみます。 回転が高速であればあるほど偏荷重による遠心力は 角速度の 二乗でききますので 最終段階でのバランス取りはおすすめです。
お礼
回答ありがとうございます。おおまかではありますがアドバイスいただいた方法で考えていたのですが、扁重心部分の測定やバランス取りする際に どのくらいの質量が必要なのかが解らずにいる状態です。
製品の使用目的、要求するバランスが分かりませんが、幾つか考えてみました。 取代に余裕のある場合 ある程度同軸が出るようにして片側溶接する。 バランスを見る。 必要ならば偏心させながら外周加工。 バランスが出たら仕上げ代を残しておく。 反対側も同様にする。 取代が少ない場合 端面の直角を出しておく。 パイプと軸のはめあい部を作る。 なるべく正確に心を出して、仮付けする。 反り、偏心が大きければ直す。 拘束して変形を防ぎつつ本溶接する。 パイプ部で心出し、軸を削ってバランスを取る。 仕上げ代を残しておき、反対側も同様にする。 回転軸受けや平行棒、ダイナミックバランサー等、求めるバランスによって測定のレベルを変えて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。勉強不足で申し訳ないのですが測定方法や測定機器はどういったものがあるのでしょうか?静バランスと動バランス(ダイナミックバランス?)ではそのあたりも変わってくるのでしょうか?
お礼
おっしゃるとおりです。もちろん無視できないところですので、検討中です。