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振れ測定方法を教えて下さい
- 金属管の振れを測定する方法についてお知らせください。
- 現在の測定方法では繰り返し精度が悪く、不満足です。
- 測定精度は10μ以下を要求しています。
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外径と同じ穴径(U型)の測定用ブロックを製作して、Vブロックと同様の計り方で測定すれば可能かもしれません。 この方法だと、溝を意識せずに測定が可能かと思います。 ご参考まで。
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こんばんは 外周にスプラインのように溝があるのですね。失礼しました。 そのスプラインにカラーをかぶせて丸にする提案をしたいと思います。 マンドレルの理屈を使うというのはいかがでしょうか?。 これは旋盤で内径が仕上がっているパイプ状のワークをゆるいテーパがついている軸(マンドレル)に入れて外径を 切削加工して内径と外径の同軸を精度よく出す心だし棒とか言われるものです。 これは軸がテーパですが、外径がストレートで穴側にゆるいテーパをつけたメスのマンドレルを造って、そこにφ20の金属管を軽く挿入し、そのままメスのマンドレルの端面で長手方向の位置決めをして外周はVブロック上を転がして面取り部の振れをみる事が出来るはずです。 テーパですから製品の測定する面取り部がある側を挿入するとテーパでしまるように保持されますので振れは殆ど出ませんが、反対側は隙間があくことになり、ガタが発生してマンドレル外周と製品(金属管)外周が傾き、それにつれて面取り部も傾く事になります。 このばらつきを少なくするにはテーパの角度を小さくすればいいのですが0.05ミリの外径のばらつきがあるとの事ですので外径にあわせて何本か造ることになります。 とりあえず勾配を0.012度とすると、長さ30ミリで0.006ミリ角度が付き、直径にすると0.012ミリのテーパになります。 30ミリで0.006ミリをガタと考えると、面取り部のφ10近辺では±0.002ミリ端面が傾く事になります。 ※実質的にはお互いほんのわずか弾性変形すると思うので多少計算値より少ないと思います。 このような理屈で製品を保持できますが、製品がそのマンドレルの大径側で固定されると、φ20穴の奥側30ミリにあるC面を測定しなければならなくなり、それなりの測定機器があるのかどうかわかりません。 単純にφ0.01毎にこのマンドレルを造ると5本ほしくなりますが、測定具の関係で深さを15ミリにすると10本ほしくなります。 もし実際作るとしたら、長さを倍くらいして焼きいれ研磨した方がいいと思います。 あとは要望精度にあわせて角度を変えればいいと思います。 それでは
お礼
ありがとうございます 参考にさせて頂きます 御礼まで
#9の方の考え方が宜しいのではないでしょうか? この時、ワーク受けはリング状の物とし内径をワークの着脱できる限りにクリアランスを小さく取リ、リングの一部はワークを廻すための切り欠きを設け、これを平板上に固着し切り欠きの反対側に測定フィーラを首振りアジャストの付いたマグネットベースでセットするような構造は如何でしょうか。
お礼
色々お手数かけました 有難うございました。
状況がわかりました。 釈迦に説法かと思いますがこのような場合に私は以下の方法を取っております。 まず、前工程でワークのチャック基準径と面取り加工する平面の裏端面を同時加工し、基準径の加工管理公差を外径は+0-20μ、真円度5μ以内、端面の平坦度を5μ以下で管理します。そして、チャックはコレットかダイヤフラムの三つ割りを使用し、チャック内径をワーク外径の+20μに加工しバック量を50μ以内にセットします。 マテハンであればワークのチャキング時に毎回チャック穴をエァーで掃除し切粉の付着を防ぎます。 また、ワークは溶剤などで洗浄し完全乾燥させ切粉の付着のないものにしておきます。 この様にして加工すれば全検する必要もありませんし また、#4の測定法が取れます(溝がVブロックに接している個所の値は除外する)。 更に、測定のほかの方法として、面取り加工時に上面を同時加工し、この上面と面取の角と外形の角の幅を直角に4箇所工具顕微鏡で測定し、直径上の2つの幅の差を計算し、得られた2つの差をの値を二乗し、二乗した値の和の平方根を取れば面取り面の芯振れが求められます。
お礼
すみません説明が悪くお手数かけます 当初質問いたしました素材の外径に対する内径入り口面取り部の振れを測定する方法についてを願っています。 つまりこの素材を加工投入まえに確認したいのです。 型材素材ですので抜き取り検査で十分なものです。 宜しく願います。
ちょっと質問の確認があさはかでした。 それならば、何らかの方法(チャッキングでもスクロールでもいいですが)でワークをまわして、外周部と面取り部を同時に反射型のセンサーで計測して、演算の上差分をチェックする測定器を製作してはどうでしょうか。ちょっと予算もかかりますし。この辺のことは専門外なのであまり具体的なことはいえませんが。 キーエンス等の物を使えばそこそこ安くできるのでは。
#3の補足です。 #3は形状測定器による測定の方法を申し上げたものです。 てこ式インジケータで測定なさる場合には#4さんの解答どうりで測定することが出来ます。しかし、本例の場合は幅2の溝の部分で外径が約0.05mm小さくなりますので振れの測定は無理です。
お礼
追記をご覧下さい
米国のユニバーサルパンチ社の振れ測定器を使ってみてはどうでしょうか?ごみの除去等取り扱いに注意すれば、充分精度は確認できます。 メーカーのHPではないですが、取り扱い商社のHPに出ていました。 また、小径用ならば他にもありますよ。 http://www.uno.co.jp/seihin_info/catalog/15/15index.html
- 参考URL:
- http://www.uno.co.jp
お礼
追記をご覧下さい
こんばんは 外径精度と外径と同時加工した(していればですが)端面精度が測定結果に影響しないという前提ですが・・・。 長さがある程度ある場合、定盤にVブロック2個並べ、外径と同時加工している端面側に当て付けを取り付け、C1.5面に0.002目盛(あるいは1ミクロン)のピックテストの測定子を当てたまま製品を端面に押し付けながらV溝上で回転させればミクロンで測れると思います。 Vブロックと当て付けを定盤あるいはプレートに固定したほうがいいかも知れませんね。 ローテクですけど結構信頼できますよ。
お礼
追記をご覧下さい
面取り面の外径に対する振れは、芯振れと面振れの2成分有ります. この内の何れを測定したいのでしょう? どの成分を測定するにしてもスクロールにチャックして基準を取る際に製品の長手方向が充分に長く、また、外径の真円度は振れの規格値より充分に小さくなければキチンとしたセットは出来ません。繰り返し精度が不安定な場合はこの何れかが不足しているのではないでしょうか? この条件を満たした製品であれば、製品をチャックし製品上部と下部で芯ずれと垂直度を0に為るようにに調整し、測定端子を製品端面と平行に当てて測定すると面取りの平振れが、測定端子を製品外径と平行に当てて測定すると面取りの芯振れが測定できます. 測定端子を面取りと平行に当てて測定すると実際の振れ量より小さく測りますのでご注意ください.
お礼
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こんにちわ 現在スクロールチャックでどの様に掴んでいるかがわからないのですが、以前スクロールチャックを用いて、測定器を製作した時に三つ爪の配置方法を上側を1本爪に配置するより、下側を1本爪と配置した場合の方が精度が格段に上がりました。 スクロールチャックでは常識かもしれませんし、参考にならないかも知れませんが・・・ あと、その時にメーカーからちょっと聞いたのですが、チャックにも精度にバラツキが多少あるので、在庫の中の一番精度の良い(当り)を頂くって事も有りかもしれないです。
お礼
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外径及び内径の精度はどれくらいなのでしょうか? ある程度の長さと精度が出せるのでしたら、こちらを基準にした方が精度は出せます。 チャッキングではない他の方法のほうがいいと思います。 スクロールチャックでは精度的に無理だと思いますが・・・
お礼
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お礼
ありがとうございます 面白そうです、外形公差内で2-3種類つくり素材に 近いものでやってクリアリンスがどれだけ測定精度に影響するかだと思います。検討してみます。