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リップルとリップルノイズの違いと評価方法について
- リップルとリップルノイズの違いと評価方法について説明します。
- リップルはDC波形の揺れを表し、リップルノイズはスイッチングノイズと思われています。
- 評価方法としては、測定方法や規定(JIS・EIAJなど)が存在します。
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リップル 出力電圧に重畳される電源入力周波数及びスイッチング周波数と同 期した成分です。 入力周波数に同期した成分は電源内部の入力平滑コンデンサの 容量と、誤差AMPの応答速度、出力電流で決まります。 スイッチング周波数に同期した成分はスイッチング周波数と、 出力フィルター、出力電流で決まります。 スイッチング電源の出力にコンデンサを追加した場合、スイッ チング周波数に同期した成分は小さくなりますが、入力周波数に 同期した成分は変化しません。 シリーズ電源では、入力周波数に同期した成分だけになります。 ノイズ ノイズは出力電圧に重畳されるリップル以外のノイズ成分だけを言います。 通常は、リップルを含むノイズ成分がリップルノイズと称されています。 オシロ及びマルチメータで計測する場合、測定機の周波数特性に注意して下さい。 ノイズの周波数帯域は、非常に広帯域で高い周波数まで及びます。 測定機によっては、この高域のノイズが測定出来ない可能性もあります。 測定機の周波数帯域が低い場合は、OPアンプで微分→絶対値回路でDC成分にして測定出来ます(リップルノイズメータはこのような回路なのでしょう)
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EIAJ(現在はJEITA)の規格は下記より購入が可能です。 URL http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/list/list.asp?cateid=4&subcateid=30 この規格内にリップルの規定もあったはずです。 ご参考になれば幸いです。
お礼
早速のアドバイス有難うございます。 実は、社内に規格書が乏しい為、以前から必要性を感じていました。 この程度の費用でもなかなか、稟議を通してもらえないので、個人で購入しようかと思います。 JISのサイトでは規格がpdfで閲覧(ダウンロード・印刷は不可)できますがJEITAは閲覧すらできませんよね。 一度、産総研などで内容を確認してから購入しようと思います。
お礼
ご回答頂き、有難うございます。 非常に簡潔且つ判りやすいご説明だったので、助かりました。 あと、測定方法についてですが、リップルノイズメータが手持ちで無いのでオシロ+マルチメータ(積分型A/Dタイプ)で評価しようかと考えています。 何か留意点などありましたら、更なるアドバイスを頂けますでしょうか。 ご丁寧な補足説明有難うございました。 大変、参考になりました。