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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:熱処理について教えて下さい。)
ADC-12鋳造物のT6熱処理とは?
このQ&Aのポイント
- 熱処理について教えて下さい。
- ADC-12の鋳造物にT6熱処理をしたいのですが初心者ですのでT6熱処理の意味がわかりません。
- どなたか、知っている方お教えください。困っております。
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noname#230359
回答No.2
T6処理はアルミ合金の抗張力、硬さなどの改善のために行われる熱処理で主に鋳造、鍛造の素材に使われます。そのプロセスは溶体化と呼ばれる高温保持と急速冷却、人工時効と呼ばれる中温保持の3段階で行われます。 強度向上については銅などの合金元素が急冷により過飽和固溶から析出する過程での硬化と説明されています。Mgの存在の効果、急速高温加熱による組織改善などまだ研究過程の部分もあります。 ADC12はダイカスト用合金でありダイカストのT6処理は内在するガスが 欠陥をきたすため一般には行はれません、しかし高品位ダイカスト(high integrity diecast)であれば熱処理可能です。 溶体化は520℃程度、急冷は30℃ていどの水、人工時効、即ち焼き戻しは 200℃程度が標準的です。保持時間は3時間から5時間程度ですがダイカスト品であれば3時間で充分と思われます。処理には専用の設備がひつようです。. いずれにしろ形状、厚さなどの影響を受けますから客先、設計者の狙いを考えて行う必要があります。 ADC12は廉価な合金のためにcost削減だけを狙ってADC12を使うことはお勧めできません。強度狙いならば他に適当な合金があります。
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noname#230359
回答No.1
t6 熱処理 で検索 「析出硬化と呼ばれアルミの硬化率を上げる」 http://www.atuen.com/heat/sub30/sub30.htm http://www.kleinjapan.com/at_klein/heat_treated.html http://www.furnace-juko.co.jp/power.htm
質問者
お礼
上記アドレスに行き勉強します。 ありがとうございました。
お礼
専門的なことが判らなかったので、詳しく説明していただき それも判りやすく理解できました。 この内容を基に先方と話をしたいと思います。 本当にありがとうございました。