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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:研削加工について)

研削加工の直角出し可能性と角出しの範囲について

このQ&Aのポイント
  • 研削加工においては直角を完璧に出すことは不可能ですが、一定の範囲で角出しを行うことはできます。
  • 研削加工では完全な直角は得られないものの、一定の精度で角出しを実現することができます。
  • 研削加工においては完全な直角は難しいですが、一定の角度までの角出しは可能です。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.5

こんにちは、なるほど…まずは使用している機械の癖を身体に染込ませる ことから始めましょう。などと言っても理解できないでしょうね。 まず、自分が専用に使う研削盤のXYテーブルの傾き(狂い)がどれほどある のか、マグネットチャック面の精度は出ているのか、砥石主軸モーターの振 動があるか、機械の土台水平レベルは狂ってないか?など、私がもし新しい 機械を預けられた場合に一番最初に行う作業です。 また、潤滑油の管理も定期的に行いましょう。車も定期的にオイル交換をす るように汚れた油をそのまま使用すると機械の精度を損ないます。 マイマシンは自分で管理する!この心構えが精度にもつながります。 以上で機械の癖を把握し、チャック上で狂いの少ない場所を特定しワークを 固定して加工を行います。 ところで、プラのコーナーにも載せたということは、プラ型の研削と判断し 成形平面研削盤を使用?として話を続けたいと思います。 さて、直角出しとは6面角ではなく段付け内コーナー出しのことですね。 研削盤の構造上主軸の先端に砥石を付けるためにどうしても加工者に向かっ て主軸全体がお辞儀をする傾向にあります。砥石円盤がチャック面に対し傾 いたままの状態です。Z軸を傾いたまま移動するということです。また、切削 切り込み量によって抵抗が生じ砥石が起こされる現象も発生します。これも 機械によって個々の癖になります。砥石フランジを外し主軸にダイヤルゲー ジを当てて指で動かして見てください0.02以上のガタがあるはずです。 それだけ主軸は加工中に振れるのです。また、上下の倒れ以外に左右の 傾きがあるはずです。これはサイド研削で綺麗な綾目を付ける目的でわざと 傾けてセッティングしてある場合がありますが、これも垂直精度を損なう原 因ですので、サイド追い込み研削で左右行きと帰りで目の付き方に違いがあ るか確認してみてください。綺麗な綾目優先か?垂直精度を優先かは、自分 の判断になります。 これらの機械の癖を把握した上でサイドドレスの方法を工夫してみてください。 最終的に垂直精度は、チャック面に対するZ軸の摺動面の垂直精度に関わりが あります。垂直精度検査用の円柱かブロックで測定された機械精度以上はワ ークの段の直角(垂直)は出せないことになります。 これらの機械側の精度定期点検を行い精度調整を行うことも必要でしょう。 内角コーナー出しですが、これはワークの材質に合わせた砥粒や粒度を選定し なければ、いくらドレッサーを施しても出ません。私は、入れ子合わせがある 場合に最終コーナー角出しは、400番で柔らかい砥石を使いR0.03以下 にまで角出し仕上を行います。 最後に、研磨職人は、目の前で飛び散る研削火花の色と形で材質を見極め更 に研削音と火花の量で寸法量まで0.001単位で把握することができます 10年以上?その同じ研削盤の前に毎日立ち続けて自分が潜在的に持つ五感 の限界を引き出し悟りを得て始めて身につくものです。「機械は身体の一 部」「鉄と会話ができる」を目標としてがんばってみてください。

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.4

直角になっていなかったら0.01のライナーをかって研削すればいいかと。マグネットチャックを研磨すると精度がでやすいです。 黒色のマジックで全面に線を引いておき、ドレスしたあと0.001ずつ研磨しています。マジックが消えたらOKです。赤色のマジックの方がいいという人がいますが、自分は赤色が嫌いなので使っていません。ペイントマーカーは使えません。 コーナーRを小さくしたいときは砥石の側面をドレスしています 1~2度中凹にして研磨しています。仕上げ代は多くできないけど すごくきれいになります。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

こんばんわ 「研削加工では直角を出すということは不可能なのでしょうか?」 とありますが、いまいち意味がわかりません。 平面研磨機で研磨するとき側面と加工面が直角にならないということでしょうか? この考えでいくと研磨しても裏表の平行度がでない?ということになります。 もしそうなら研磨する意味がないとおもいます。 そしたらどうしてこのような疑問が出てくるか? 私なりの推測で申し訳ありませんが、まず研磨機に磁石の台が取り付けてあると思いますが、その磁石の台自体、機械に平行に取り付けられていない。 この対策としては研磨機に取り付けてある磁石の台を固定した状態で磁石の台を研磨することです。 ウチでは「あれ、おかしいな?」と思ったらすぐに磁石の台を研磨します。 (大体2、3年に一度ぐらいかな。) 別の原因としては機械自身の精度の問題です。この問題は初心者ではなかなか難しいと思います。何の機械でも同じことがいえますが、要は機械の癖をよく理解することです。実際にいろいろな条件で機械加工し、そして測定をする。(一つや二つでは話になりません。)その結果を自分なりにまとめて見込みをいれて加工をする。 職人と呼ばれる人は長い年月こうして技術を身に付けていると思います。 機械で加工をしているのだから綺麗に出来ないのは自分が下手ぐらいの気持ちでがんばって技術を身につけてください。 「直角は腕次第との事ですが、角をRをつけないで出すことはできるのでしょうか?私の考えでは、ドレッシングを何回しても砥粒の鋭角をきちんと作らないと角ではなくRが着いてしまう気がします。」とありますが、 私もそう思います。ですが、普通に研磨仕立ての角に指をあててある程度速く引いてみてください。綺麗に切れると思いますよ。私の考えではそれだけ切れれば十分と理解しております。 参考になれば幸いです。 指を切るというのはそれぐらい切れるということでのたとえ話ですので本当にしないでください。 それと雑学的な意味で追記しておきますが、エンドミルを新品で購入するとかなりのピン角で購入できますが、そのまま使用すると確かによくは切れますがいまいち持ちが悪いです。そこで新品のエンドミルのピン角を油石などで軽くころします。するとピン角に比べてかなり持ちが違います。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

たぶん内角のことだと思いますが、私の浅い経験からも”R0”は難しいと思います。(たぶん) ワークの材質、砥石の種類、砥石の硬さ等で変化しますが、R0.2ぐらいまでなら出ると思います。 それ以下となると自信がありませんので、他の人の意見を待ちましょう。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

毎度です。 うちははプレス業がメインの為、金型は補修が主な業務です。 社内で部品加工するときは、長さ50に対し0.01ぐらいの直角です。 あまり精密には仕上げていません。(そこまで要求もしていません) 外注の精密加工が得意なところは、0.005以内ぐらいで仕上げます。 たぶんもっと精密なところもあると思います。 基本的には直角でないとマズイはずですが、使用目的によってある程度幅を持たせています。 ただ外注さんは使用目的がわからないため、自社の技術レベルの最良点までやろうとはしますね。(その分値段が高いです) 要は腕次第といったところですか。 では頑張ってください。

noname#230358
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 直角は腕次第との事ですが、角をRをつけないで出すことはできるのでしょうか? 私の考えでは、ドレッシングを何回しても砥粒の鋭角をきちんと作らないと 角ではなくRが着いてしまう気がします。 ご返答ありがとうございます。 直角は腕次第との事ですが、角をRをつけないで出すことはできるのでしょうか? 私の考えでは、ドレッシングを何回しても砥粒の鋭角をきちんと作らないと 角ではなくRが着いてしまう気がします。