- 締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:低温脆化と溶接)
低温脆化と溶接について
このQ&Aのポイント
- 低温脆化による溶接の影響について説明します。
- YGW11ワイヤーをMAGガスで使用する際の環境条件について説明します。
- 環境温度-20℃での使用についての注意事項について説明します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#230359
回答No.1
YGW11をMAGで使用すると言うことですが、まず溶接そのものには問題ありません。ただYGW11の場合、炭酸ガスを使用することによってワイヤ中の成分であるSi、Mn、Tiなどが適度に脱酸され、強度・靭性が確保できます。これをMAGで使用すると本来脱酸されるべき成分が溶接金属内に留まるため、強度が高くなります。 どちらのメーカー品を使用されるかにもよりますが、仮に溶接入熱量が同じだとすると、通常のYGW11の強度が550N/mm2ぐらいの場合、MAG使用により600N/mm2以上の強度になります。その結果、靭性は相対的に低くなります。【硬くなると脆くなる理屈です。】 【-20℃という環境で使用しても問題ないものでしょうか? ものは1MPa程度の圧力容器です。】 おそらく靭性値に関する事だと思いますが、-20℃の衝撃靭性試験で要求値に対してパスできる値であれば問題はありません。