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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:Tiへのメッキについて)

Tiへのメッキの難しさについて知りたい

このQ&Aのポイント
  • Tiへのメッキについての基本的な質問です。なぜTiへのメッキは難しいのでしょうか?知っている方、ご教示ください。
  • Tiへのメッキは難しいと言われていますが、その理由を知りたいです。詳しい方、ぜひ教えてください。
  • Tiへのメッキについての疑問です。なぜ難しいのか、詳しく教えていただけませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

チタンそのものは非常に酸化しやすい性質があり、その表面は強固な酸化物皮膜で覆われています。それゆえ、生のチタンは腐食はしないわけです。 ここにめっきするとなると、この強固な酸化物を除去しなければなりません。酸化物でもある程度の電気を流しますから、めっき皮膜を析出させることは可能です。ただし、析出した皮膜は酸化物上に析出したことになりますから、金属結合にはなりません。酸化物の上に金属が乗っかっているだけです。つまり、ものの見事にはがすことができます。 この酸化物除去が困難なことと、除去して金属剥き出しになっても、すぐに酸化が始まってしまうので、またしても酸化物の上にめっきをしかねない。 よって、酸化物除去後にいかに再酸化させずにめっきを始められるか。 この2点です。

noname#230358
質問者

お礼

>kei-nksmさん すばやい回答,ありがとうございます。すごく理解できました!  また質問なのですが,上の質問を書いた後に,自分なりに対処法を調べてみたのですが,「銅置換メッキを施す」というものがありました。 これは簡単にできるものなのでしょうか?あと,銅をつけるにしても,数μm程度に抑えたいのですが,そこまでコントロールできるものですか? 何度もすいませんが,よろしくお願いします。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

今度はちょっと遅くなっちゃいましたが。 難めっき素材には、目的の膜厚を得るためではなく、密着性を確保するためにストライクめっきを行います。この際に良く使われるのが、シアン化銅(青化銅)ストライクめっきです。 チタンにめっきをする場合には、このシアン化銅ストライクめっきではなく、同じ銅めっきでもロッシェル塩浴を用いるのが一般的です(このストライク前にショッシェル塩を含む溶液に浸漬します)。これは、活性化させた(酸化物を除去した)チタン表面にロッシェル塩錯体を形成させ、再酸化されるのを防ぎつつめっき皮膜を形成するためです。 チタンに置換銅めっきを…というのは勉強不足で聞いた事がありません。置換銅めっきで実用化されえているのは、ダンボール箱用ホチキス針の大きいヤツです。 置換めっきは、素材の溶解が生じないと析出しませんから、素材を被覆してしまうとその成長が止まります。しかし、ボーラスで粗い析出物だと析出が継続しますが、その析出物は使用に耐えないようなものになります。 置換めっきで最も多用されているのが電子部品への金めっき(ニッケル下地)でしょう。 アルミニウムへのめっきの前処理で行われる、ジンケート処理も置換めっきといえば置換めっきですね。 ストライクめっきは、時間と電流でコントロールできますし、置換めっきは化学反応なので、温度,濃度,時間でコントロールできます。

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