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鉄錆は燃える?
- 脱脂した鉄材の配管中に赤錆が発生したとします。その赤錆が発熱又は発火することはありますか?
- 雰囲気は99%酸素が配管中を流れるものとします。錆自体が発火・発熱すると文献では見つけることができませんでした。
- 鉄錆は燃えるかどうかについて詳しくは分かりませんが、脱脂した鉄材の配管中で赤錆が発生することはあります。ただし、赤錆自体が発火・発熱することはほとんどないと言われています。
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#1です。再投稿です。 赤錆そのものは燃えませんが、発火原因になることはあります。 お考えのとおり剥離した赤錆が配管内を通過するときに発熱し、 着火原因になりうることが考えられます。 ある事故例の記事を見つけました。 事故原因の一因として、赤錆が原因での着火を疑っているといった 内容の記述がありました。 余談ですが、その他赤錆の危険性について。 酸化剤としての働きがあります。 配管内の酸素がその後どのような使われ方をするのかは分かり ませんが、用途によっては危険ですよ。
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#2です。 いしさんの意見、参考になります。 その他、例えば、使い捨てカイロなどは鉄粉(鉄サビなど)の酸化反応での発熱を利用したものの様です。 摩擦、酸化、いずれにしても発熱はあるようです。
お礼
ありがとうございます。 赤錆自身が可燃物・自己発火しないことが解かって助かりました。発火源の可能性をなくせれば安全性が格段に上がりそうです。(配管内のクリーニングなど)
題1種高圧ガス販売主任者講習テキスト(平成5年改訂版)のガス各論「酸素」に以下の記述があります。 ?古い配管を酸素用に転用する場合及び新規の配管の使用を開始する場合には、配管内部を十分に清掃し、油脂類だけでなく、鉄錆などの発火の原因となるものを完全に除去する。 とあります。赤錆に関しての記述は探せませんでしたが、いしさん同様、表面の状態が赤錆であり、内部は進行しているはず(酸化進行中=発熱)ですので表面処理などは必要とおもいます。
お礼
ありがとうございます。 酸素配管について論じたテキスト少なく大変参考になりました。 >油脂類だけでなく、鉄錆などの発火の原因となるものを完全に除去する。 ここで述べられている鉄錆除去は管内面の錆が剥離し、移送中摩擦で発火することへの注意でしょうか? この部分が他の文献でも不明瞭で言明されていません。ご存知無いですか?
赤錆そのものは非常に安定した酸化物なので、さらに酸化が 進むことはないでしょう。(赤錆はFe2O3) むしろ発熱するのは鉄が赤錆に変わる時ですよ。 また、赤錆は鉄の内部まで進みますので適当な表面処理が必要に なってくると思いますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 赤錆の進行をとめれば発熱はないということですね。 配管中に湿気や水分が入り込まない状態であれば心配ないと考えてよいみたいですね。非常に参考になりました。
お礼
有用なお答えありがとうございます。 事故の考察についても参考になりました。 酸素ですが、バーナーの燃焼ガスとして使用します。 赤錆は配管末端でフィルタを用いて除去します。 いずれにしても配管内の油分・異物は除去すべき内容であることが明確になりました。