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銅材料の緑青対策について知りたい
- 緑青の発生を抑制するための対策や銅用の防錆剤について教えてください。
- ガス配管の塗装が剥がれて緑青が発生しています。どのような対策が効果的でしょうか?
- 鉄のような還元剤は銅でも使用できるのでしょうか?
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追加回答します。 1)緑青は酸化金属なので電気抵抗が発生します。この対策であればニッケルメッキかニッケルの後クロームメッキをすればよりベターです。しかし、銅との熱膨張が違うのでいずれクラックが発生し、そこから水が入り緑青が発生するでしょう。 3)四三酸化鉄の防錆力は微々たる物です。海岸の風雨にさらされる所では全く効果はありません。電力会社さんでは亜鉛メッキを採用しておられ、これが一番良い方法だと思います。
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hisabi さんこんにちは やはり専門書には記載されていませんでした。 化学式は 2CuO+H2O+CO2=CuCO3・Cu(OH)2 です。 >1)緑青は酸化金属なので電気抵抗が発生します。 は誤りでした。酸化金属ではありませんでした。下記のURLの引用です。m(__)m
お礼
ありがとうございます。 まだまだ補足でききたいことはあるのですが、話がそれてしまうので、ここで1度締め切ります。 回答していただいた方ありがとうございました。
hisabi さんこんにちは 緑青は単に酸素と結合した物ではなく塩基性炭酸銅です。化学式はCuCO3・Cu(OH)2です。プロセスは分かりません。この程度の知識は高校の化学の参考書で十分記載されています。
お礼
>高校の化学の参考書 私、化学の授業はなかったもので。。。 いろいろ教えていただき、大変助かりました。
hisabi さんこんにちは >四三酸化鉄は常温でも発生することはありますか? 四三酸化鉄は不安定なものです、鉄の表面が常温でも四三酸化鉄なるのは珍しい事ですがすぐに酸化第二鉄になってしまいます。いわゆる赤錆です。常温では酸化第二鉄が一番安定な状態です。通常は鉄→酸化代一鉄→酸化第二鉄となるのですが。自然に四三酸化鉄になって安定してくれると助かりますね。
お礼
大変ありがとうございます!!! こんなにタダで教えてもらって感激いたしております。 もう少しだけ甘えさせていただきたいのですが。。。 1)銅→亜酸化銅→緑青 になるまでの化学式をお教えいただけないでしょうか。 2)銅の酸化について良い文献はありませんか。 本来であればこの場は行き詰まった調べ物の取っ掛かりと考え、ある程度のことが分かったらあとは自分で勉強していきたい気持ちだったのですが、なにせ銅(緑青)に対しては鉄とは違い文献が少なすぎて手のつけようがありません。ご協力お願いします。
1)塗装が完全でなかったり、日にちが経つとひび割れしてそこから水分が進入して緑青が発生した物と思われます。銅材にとって緑青は良い防錆剤だと思いますがお嫌ならまめに塗装をされる必要があります。 2)クローム銅を使われるとイオン化傾向がクロームの方が大きいので表面に酸化クロームの被膜が出来緑青が出ないでしょう(SUS304の様に) 3)酸化第一鉄や酸化第二鉄が四三酸化鉄にはなりません。従ってそのような物はまだ世の中には出ていません。(そのような物が発明されるとずいぶんと助かります)
はじめまして 私の業務で銅を使用する場合はほとんど無いのですが、唯一使うのが電源の端子ショート板やバッテリーの連結棒等です。 この場合電気的特性を期待して黄銅を使うわけですが、銅素地ですとどうしても錆びが発生する為、ニッケルメッキを施してます。 あまり関係ないかもしれませんが、参考になれば幸いです。 以下のページで質問してみるのも一考かと。。。 http://doukan.jcda.or.jp/index.html 「水道用銅管ホームページ」 でわ
お礼
回答ありがとうございました。さっそくページを拝見いたしました。参考にしたいと思います。 それと、以前の質問で「銅の洗浄方法」の回答と1部内容が重なっていることをお詫びいたします。ただ、以前の回答は亜酸化銅に対しての防錆剤。?と思ってるのですが、緑青まで進行したものでも有効なのでしょうか。 また、追記として銅に密着性のよい塗料などを皆さんにお教えいただければ幸いかと思います。
お礼
なるほど!大変参考になります。 緑青は近年の研究で有害ではないとされてはいますが、どうしても昔からの悪いイメージとプラス、知識が乏しいためつい緑青を発見すると取り除かなくてはという固定観念がありました。頭が少しすっきりしました。 話が主題と離れてしまいますが 3)について更にお聞きしたいのですが、 四三酸化鉄は常温でも発生することはありますか? 通常は高度で熱したときに発生するものですよね。 当設備(海岸・工業地帯とわずの大気中、もちろん常温)でそのようなものが見られるのですが。 なぜでしょう。 私はあまり詳しい方ではないので間違った表現などはご勘弁を。