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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ボルトの脆性破壊について)
ボルトの脆性破壊とは?
このQ&Aのポイント
- ボルトに耐熱処理を施して使用したが、320℃で長時間締結後に緩めると折損してしまった。
- メーカーによると、この折損は低温焼き戻し脆性または青色脆性と呼ばれるもので、焼き入れ後の焼き戻し温度と関連している可能性がある。
- 改善策を早急に見つける必要がある。
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noname#230359
回答No.1
「SCM435+無電解Niめっき」のボルトを採用されたのには,それなりの理由があったのでしょう。SCM材は,現在JISでは化学成分の規定だけを規定しています。高強度ですが,硬度が高く,伸びが小さかったと記憶しています。そのため,高圧ガス保安法の4倍耐圧試験のときに一時的に使用しています。微振動を伴う個所のボルト材には使用していません。 今回の破断の原因は判りませんが,材料の変更はいかがでしょうか。高温用では材料SNB7(JIS G4107)をよく使用しています。熱膨張係数もSCM435と近いと思います。ただし,引張強度はSCM435より劣りますので,強度上確認が必要ですが。 また,原因追求は必要だと思います。何か判ったら教えていただければうれしいです。
補足
回答ありがとうございます。SCM材を使用する理由は、耐熱鋼であること、高強度であること、ネジ材として標準品としてあり価格的に安いことからです。無電解Niは、耐熱性と耐磨耗性から選定しているのですが、5ミクロン程度しか施してないので錆がピンホールから出てしまっているようです。このことは、今回の折損とは無関係だと思いますが・・・