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亜鉛3価クロメートの耐熱性
- 亜鉛3価クロメートの耐熱性について
- 亜鉛3価クロメートの用途について
- 亜鉛3価クロメートの剥がれの原因について
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金属亜鉛と苛性ソーダが主成分の亜鉛めっき液をジンケート亜鉛めっきと呼んでいます。 光沢剤分解物の蓄積で密着不良が生じているかもしれません。めっきの電解で、めっき液中の光沢剤は一部めっき皮膜に吸蔵されますが、残りのものは分解性生物として液中に残留します。この分解生成物を除去しなければなりません。方法としては、活性炭ろ過しかありません。活性炭ろ過が定期的に行われているかを確認したほうが良いです。
JISの密着性試験として鋼上の亜鉛めっきは200℃に製品を過熱後、ふくれが発生なきことになっています。 まず、200℃の過熱試験をしたらどうですか? これで剥がれるようならめっきガ悪いです。 (170℃で剥がれるのでめっきははげると思いますが。加熱時間なども若干影響するかもしれません) 亜鉛めっきはジンケートですか? ジンケートはしばしば密着不良を起こします。 管理の難しい液種です。 密着としては脱脂不良とめっき液の光沢剤量や不純物に影響してきます。 脱脂ははアルカリ度不足や浮上油の救い出し、光沢剤は過剰になればはがれやすくなります。 鉄不純物が蓄積したら剥がれやすくなります。
補足
迅速丁寧なアドバイスをありがとうございます。 加熱試験はやってみようと思います。 ジンケートって何ですか?処理剤が金属亜鉛と苛性ソーダとあと何か薬品名があるのですが、これがそうでしょうか?素人で申し訳ありません。 ジンケートであれば密着不良が起きやすいのですね。 脱脂は電解脱脂、酸洗されています。 No.9877でも似た事象がありましたね。 不純物除去は亜鉛末処理は定期的に(期間不明)されているようです。
3価が原因でめっきが剥がれることはありません。むしろ亜鉛めっきや材料応力が問題ではないでしょうか?
補足
早速回答頂きありがとうございます。 材料応力については、平板に何箇所か丸穴、各穴があいているのみで、あまりなさそうに思うのですが如何でしょうか? 亜鉛メッキの問題とは、脱脂とかのメッキ条件のことを指しておられるのでしょうか? 問題があるかどうか確認するにはどんな方法があるか 教えて頂けませんか。 よろしくお願い致します。
お礼
迅速なご回答ありがとうございました! かなり頭の中のもやもやが晴れました。 ご回答を参考に調査,試験等進めて行きます。 もしまた行き詰まってしまいましたら、アドバイスをお願い致します! ありがとうございました。