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鋳鉄の定盤の平面を出す方法とは?
- 鋳鉄の定盤の平面を出す方法には、きさげという方法があります。
- 昔の方法としては、3枚の定盤を交互に摺り合わせる方法がありました。
- なぜ3枚で摺るのかは、まだ不明な部分がありますが、定盤の平面を均一にするためだと考えられます。
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その後どうなったのでしょうか? 問題が解決したなら締め切りませんか? それと結果を教えていただけると助かります。
完全な平面を得ようとすれば3枚あわせでなくてはなりません。 2枚を合わせた場合、2枚が完全に密着する可能性のある面は平面と球面があります。平面は球面のR無限大と考えられますので、2枚あわせでは平面を保障できていません。 3枚合わせを考えると、R無限大でしか3枚の面が合う条件が成立しないので、これにて平面であることを証明できています。
こんにちは 機械加工が専門にて知り合いの1級仕上げ士に聞いてきました 以前は 平面の元になる物が無い場合に 3枚の定盤で平面を出していたそうです 理由は2枚の場合両方が ) ) の場合でも当たりが付き一見OKになります そのためにA,B,Cの各定盤をAとB AとC BとC 等の組み合わせで 合わせる訳です 蛇足ですが 最近 私のところでは 3枚目はマザ-定盤で 普段の確認定盤の確認,修正にのみ使います つまり普段の確認定盤はその名の通り普段 使用するので摩耗してしまう前提で使います 工作機械の摺動面はキサゲで相手合わせでよね この場合のキサゲは「油溜まり」の意味もあると聞きましたが 最近はミラ-サ-フにタ-カイトの組み合わせもありますから 継承者が少なくなってきているのは確かですね 絶対機械加工で出来ない面は 工作機械テ-ブルなどのクランプ後の面だしです これはキサゲじゃないと出来ないですね そんな事やっているメ-カ-もあります
キサゲ作業の出来る職人さんはもう少ないと思いますが、キサゲとは木を削る「ノミ」のような形をしていて、もう少し柄の長い道具です。 平たい刃の彫刻刀の大きいような物と言った方が分かり易いかもしれませんね。 それを全身で力を加減しながら鉄の表面を削ぎ落とす作業ですが… 言葉で説明するのは難しいですね。 定盤のキサゲ作業は3枚の定盤とは知りませんでしたが2枚よりも3枚の方が信頼性が上がるということなのかもしれません。 定盤の平面度を出す作業行程ですが、 1.平面度を出す定盤に紅明丹(こうみょうたん)を均一に薄く塗る。 (紅明丹とは鉄の赤錆に油を混ぜて作った物です。) 2.信頼性のある常磐を上から平面を重ね合わせるように置き擦り合せる。 3.定盤を取り紅明丹が無い部分をキサゲ作業で削る。 (高い部分は強く当たるので紅明丹が無くなるのです。) 4.紅明丹が均一に広がるまで13の作業を繰り返す。 素人が出来るような技ではないです。 現在は機械加工技術が発達してますから、そこそこ平面を機械加工で出せると思いますよ。 ご参考までに、