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SUS304材薄肉外径ねじ切りの効果的な加工方法
- SUS304材を薄肉外径ねじ切りする際に、刃持ちが悪くチッピングや破損、異常摩耗が多く起きています。
- 現在の加工条件は推奨範囲内で、セミドライ式で京セラさんのチップ(PR930)を使用していますが、効果が上がりません。
- 切粉やワークの影響もあるため、効果的な加工方法を教えてください。
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ねじも塑性加工にしてはいかがでしょうか?以前ある工場を見学させていただいたときに、切りくずを出さないために、自分でダイスを作って転造しているところがありました。
中子を入れてみてはどうでしょうか? 薄肉ワークの変形は中子ジグによって抑え、合わせてビビリ振動や撓みの影響も少なくすることができます。 プレス品なので加工硬化も大きく、難しい加工になっていると思われます。 良く切れるハイスのヘールバイトが一番ですが、大量生産となると刃物管理ができないので、スローアウェイタイプを使わざるを得ないですね。 こういった時はジグを工夫するのも一つの方法です。頑張って下さい。
お礼
ありがとうございます。ちょっと難しいかもしれませんが、試してみます。言われた通り、大量生産です。おかげで、ねじ不通不良が多くて、大変です・・頑張ってみます。
外径17で内径15って事は肉厚が1mmなんですよね しかもネジを切るとピッチ1.0だと片肉で約0.6切り込みですからネジ加工が進むにつれて剛性が下がりビビリ易くなりますね 対策として切削抵抗を出来るだけ下げるために 切粉はつながり気味になりますが「1山ブレ-カ-無し」を試しましょう また切粉の絡み防止のためにネジ切りスタ-トポイントを出来るだけ離し 切り込みはメ-カ-推奨パス数より増やした方が良いかもしれません これでチッピングしなくなればチップの材質を耐摩耗性のより有る物(サ-メットとか)に変更すれば良いと思います
お礼
ありがとうございます。確かに仕上げ面をよく見てみると、わずかながらビビリがあります。しかし、チップは、1山ブレ-カ-無しでパス回数もメ-カ-推奨より3回多くしています。すいません、説明不足でしたね・・他にも何かありましたら是非教えてください。お願いします。
セミドライとのことですが、ミストがうまくワークとか刃物に当たっていないのでは。油滴を刃具に落とすようにしたほうが確実に刃物に油が回ると思います。 ミストのエアー圧を絞って、油量を多少増やしてみたらどうでしょう。
お礼
ありがとうございます。前にですが、ミスト装置の配管を二又にして「一つはワ-クへ、もう一つはねじチップの刃先へ」と試してみましたが効果上がらずでした。エア-圧、油量とかも調節してみましたが、あまり変わりませんでした。でも1度、ノズルの向きとかを確認してみます。油がかかってないのでは、話になりませんからね!(笑)
内径の治具(チャック側)を作ってセンター(平押し)で固定しては如何でしょう。 ある程度のトルクで空回りしなければ加工は可能だと思います。
お礼
度々、ありがとうございます。分かりました!できるかどうか分かりませんが、試してみます!空回りで思い出したのですが、チャックの開き、ワ-ク無しの状態でφ15.1つまり締め代が0.1なんですが、適正なのでしょうか?前に、空回りして刃が欠損することがありましたので・・最近は、聞かなくなりましたけど・・すいません、色々聞いてしまいまして・・
肉薄なので加工中の変形によって刃物にダメージを与えている可能性は有ります。 内径に何かをきっちりはめ込んで変形を防ぎながらの加工で解消出来ないでしょうか? 以上ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。確かに加工後、変形しています。アドバイスされた方法を試してみたいのですが内径把握なので、内径に何かをはめ込むのは、できないかもしれません。外径把握ができればいいのですが、ワ-クの形状がUFOみたいな形で外径把握ができないのです。内径把握でも何かをはめ込む方法ってあるんでしょうか?あと追記ですが、この加工は半自動でワ-ク補給(パ-ツフィ-ダ-へ投入)以外は、全て自動です。説明不足のうえ、無学無常識ですいません・・もしよかったら、またアドバイスお願いします。
お礼
ありがとうございます。社内でダイス製作はできないので、他社に依頼してダイスを製作すれば、可能ですね。検討してみます。