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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ニッケルメッキトラブル)

ニッケルメッキトラブル

このQ&Aのポイント
  • 鋼材板金の表面にニッケルメッキを業者に依頼したところ、メッキ表面が薄く剥がれてしまいました。原因は何が考えられるでしょうか。
  • ニッケルメッキの膜厚を確保するために2度メッキしているとのことですが、メッキ厚は2度メッキ後5μmです。メッキ強度を確認するためにセロハンテープを貼ってはがしたところ、テープと一緒にメッキが剥がれてしまったそうです。
  • ニッケルメッキトラブルの発生件数は現在1件で、全300件のうちです。原因の調査は業者に依頼中です。

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noname#230359
noname#230359
回答No.5

#2の補足です。 >二度メッキにしたのは、… ニッケルめっきには添加する薬品により半光沢と光沢の2種があります(他にもいろいろありますが)。 まず、半光沢めっきをしたうえで光沢めっきをするという意味であれば耐食性は向上しますが、単に同じめっきを2度行っただけでは膜厚に依存しての耐食性は向上しますが、半光沢と光沢の組み合わせによる耐食性の向上効果は望めません。 また、通常こうした半光沢と光沢の組み合わせのめっきを行う場合は、途中で休止したりせず、半光沢めっきを行った直後に光沢めっきを開始します。そうした場合での密着不良であれば、途中の水洗に問題があると考えられます。 >バレルめっき=無電解メッキ、ラックめっき=電解めっき バレルめっきとラックめっきはめっきの手法の違いで、無電解めっきと電解めっきはめっき液そのものの違いになります。バレルめっきだと無接点のように思われるかもしれませんが、製品自身が電気接点となり、無電解めっきという訳ではありません。 >バレルめっきにおいて洗浄に問題が多発する原因 バレルめっきは、樽のような容器の中に製品を入れて、この容器を回転させながら行うめっきです。こうした場合、容器の内部に残った液を十分に洗い流すことが出来ないことが原因になります。また、品物の形状によっては、液たまりができ、この部分にめっき液が入り込んだまま次の水洗工程に進んでしまいます。容器での洗浄効果の悪さもさることながら、こうして残った液もきれいに洗い流すことが出来ません。まあ、それなりの工夫はしておられるでしょうが。 >経時変化による劣化 経験上、めっき直後には解かりにくい場合がありますが、23日後に発見できなければ、製品の信頼性という意味での劣化は生じないと思います。プリント基板業界で酸素透過による経時劣化がありましたが、この場合では大丈夫だと思います。 セロテープで剥がれるレベルの密着不良は、加熱試験で簡単にテストでき、目視でフクレが見つかります。より厳しくしたい場合には熱衝撃試験(加熱後急冷)があります。ただ、セロテープを含めてこれらの試験は、悪いものを見つけ出すためであり、良いものの性能比較にはなりませんが。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイス及び補足説明ありがとうございます。 大変勉強になります。 該当品はハンガーに吊るして液に漬けるタイプ ですのでバレルめっきでは無いようです。

その他の回答 (5)

noname#230359
noname#230359
回答No.6

kei-nksm さんのいわれている通り、23日以降に見つからなければ、大丈夫でしょう。 しかしながら、納品の関係もおありでしょうから、目視で一通り製品検査を行うことが必要かも知れません。 また、コンスタントに300個中1個でるのでしたら、ロットごと、あるいは冶具の場所ごとに不良品の発生具合を調査して、問題点を調査することをお勧めします。

noname#230358
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 引き続き調査を進めたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

めっき業者です。 2度めっきを行っているそうですが、 2度目のめっきを行う際に「酸活性」は十分に行っているのでしょうか?これが不十分ですと、密着が悪く直にはがれます。 電気めっきでしたら、接触不良の可能性もあります。 めっき冶具を見るものよいでしょう。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 2度目メッキの酸活性の状況を確認してみたいと思います。 併せてこの場をお借りして質問させて頂きたいのですが、 同一ロット品の密着信頼性をどのように考えればよいかアドバイス頂ければ幸いです。 本トラブルの原因が2度目メッキ前の酸活性不十分だとすると、現行剥れていない物(セロテープでチェックしても剥れない)も時間が経つにつれて密着が劣化して剥れる可能性はあるのでしょうか。 よろしくお願いします。

noname#230358
質問者

補足

ポイントの扱い方がよくわからず、誤って1個で投票してしまいました。申し訳ありません。気持ちは○○○○○です。どうもありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ニッケル鍍金の2度付けは、ニッケル表面に不導体膜 酸化膜が張っているためそれを除去してからめっきをすると良いでしょう。 工程としては、脱脂、-電解、Niストライク、Niめっきをすれば密着不良にはなりません。 又鍍金している最中に電気が切れたり、バイポーラが(電気的不活性)起こったりした場合も剥離は、起こります。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

masashiさんのおっしゃっておられるように、基本的に前処理関連の不良になります。 >膜厚を確保するため2度メッキ とありますが、そのトータル膜厚が5μmというのは、おそらくバレルめっきではないですか? バレルめっきだと、その洗浄に問題が多発します。 ラックめっきで行っている場合なら、このような2度つけは行わず、1度で5μmが得られます。半光沢・光沢の2層めっきというのはありますが。膜厚を確保するための2度めっきなのでしょうか? テープで剥離したあとにめっきがまだ残っているのですから、最初のめっきと2度目のめっきの間に原因がある筈です。この間の放置時間や放置環境に問題があるでしょう。根本的には1度のめっきで5μmを得るのがベストです。 おそらく、めっき設備の都合上2度めっきになっていると考えられますが、その間の保管は脱酸素雰囲気にするか、ニッケルめっきの活性化に注意すべきです。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 ニッケルメッキの酸活性化の状況を業者に確認してみたいと思います。 二度メッキにしたのは、ニッケルメッキは錆び易く二度メッキにした方が錆び難くなると業者の方から御提案頂いた為です。(膜厚が増える→錆び難くなる) なお併せてご教示頂きたいのですが、 バレルめっき=無電解メッキ、ラックめっき=電解めっきの理解でよろしいでしょうか。 よろしくお願いします。 たびたび失礼します。 併せて、バレルめっきにおいて洗浄に問題が多発する原因について補足して頂けると幸いです。 よろしくお願いします。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

メッキ膜の上に再度メッキをはる場合 前処理を特に気をつけなければいけません。 ニッケルの場合、表面が不導体膜におおわれるため (それゆえに耐食性にすぐれるのですが) 再メッキを施すのがたいへん難しいと思います。 業者の方もそのへんはこころえておられると 思います。 密着不良の原因の多くは前処理不良であると 考えられます。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 該当ロットの前処理の状況を確認したいと思います。

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