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SPCCにニッケル鍍金を施しているが塩水噴霧試験で錆びふが発生してしまう
- SPCCに施されたニッケル鍍金は、塩水噴霧試験(72h)によって錆びふが発生してしまいます。
- 錆びが発生しないようにする方法として、ニッケル鍍金の膜厚を厚くすることがあります。
- 他にも、錆びを防ぐ有効な処理方法があるかもしれません。
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Ni めっきでは『錆びが発生しないようにする』のレベルが問題で、下記めっき比較を見たら、錆が出て当然と言えます。一切不可となると材質やコストを無視した策が出てきます。 『塩水噴霧試験(72h)』と、錆の限度が既に規定されているならそれに従う他ない。設計段階なら、実際の使用環境で何年の耐性なのかを考慮すべきだが、この試験方法はあまり明確ではありません。過去質問のCCT試験では、この対応性が実証されてるようです。 現実的に Ni めっきは変えないで耐性を上げるには、めっき厚を上げること(旧JIS表示のMFNi?=20μ)、無光沢ニッケルめっき/光沢ニッケルで複層化する手段などがあります。 めっき比較の表は、めっき厚の表示がないが、おそらく最低の5μだと思います。10μでの試験では10hぐらいから錆が出はじめたように思います。 それもキズがあれば、これぐらいになっても不思議ではありません。 厚くするばかりでなく、複層化すれば一番問題になるピンホールが塞がりやすいが、相当厳しい仕様と思えるのでキズも考慮すると必要だと思います。 塩水噴霧試験は超加速試験なので試されるとすぐ結果が出るからやってみることです。 設計段階なら本当に必要か?という疑問はありますが。。。
防錆に効果があるのは、 * SPCC ⇒ ステンレスに変更<塩水に強いステンレス鋼> * 硬質&高密度塗装<例えば、硬質フッ素樹脂塗装> の組み合せです。 以上が、別に有効な処理方法のアドバイスです。 ステンレス鋼は、以下を確認して選定して下さい。 http://www.hsk.ecnet.jp/sus-kaisetu.htm http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/product/market/32stainless/idx.htm 硬質&高密度塗装は、以下が例です。 http://www.raydent.co.jp/ http://hojitsu.co.jp/raydent/gijutsu.htm
お礼
回答ありがとうございました・
ニッケルめっきなら、20(μm)以上は欲しいです。
お礼
回答ありがとうございました。 SPCCとNi鍍金は客先指定なので変更不可のため鍍金の膜厚をあげる 対策をとります。
下記によると、亜鉛めっきが防錆に優れているようです。
お礼
回答ありがとうございました。 SPCCとNi鍍金は客先指定なので変更不可のため鍍金の膜厚をあげる 対策をとります。
お礼
回答ありがとうございました。 鍍金厚の件ですが、もし銅を貼っている場合もNiは20μ以上でしょうか?