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SUS 316Lの切削方法
- SUS 316Lの切削方法について知りたい
- 上面をひく際に中べこになる現象が発生している
- 刃物や切削油を使用しているが改善されない
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はじめまして、全般に中べこになる傾向がどんな材質でも起きます。 なぜでしょうか?一番の原因は、下降中の材料とツールの間で起きる 熱です。熱は、ワークに伝わり全体を暖めます、特に中央部には、熱が たまり、外周部からは熱が逃げていきます。ワークに熱を持たさないた めと、ツールに熱を持たさないため切削油をかけ、温度の上昇を防ぐの ですが、どうしても切削抵抗の大きいSUS316Lなどの、難削材 等は、ワーク温度が上がりやすいのです。温度が上がれば、当然膨張し ます。そこを削るわけですから、中べこになります。この傾向は、何も 切削だけではなく、研削でも同様です。これらをなくすためには、切削 量を少なくし、切れ味の良いツールに変え、出来る限りワークが熱を 持たないようにすることです。どんなに良いバイスを買っても、うまく はいかないでしょう。
- 参考URL:
- www.furuichi-tec.co.jp
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毎度。私も機械剛性か熱のせいと思われます。機械剛性は簡単に手をうつことが困難と思われますので、切削抵抗を減少(=熱発生抑制)させるのが最も効果的と考えられます。高性能切削油への変更、刃物の材質、形状など。 私はSUS303しかやったことがないのでよく判らないのですが、切削油は油性の活性タイプ、刃物材質は超微粒子超硬あたりが良いとおもいます。 余りアドバイスになっていないかもしれませんが如何でしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 油は、最近みなさんの意見を聞いて、活性タイプのステンレス用に変更しました。 刃物材質は、ayuさんの言われるとうり検討してみたいとおもいます。 アドバイス、ありがとうございました。
毎度。このカッタの切り込み角は何度ですか。0度や45度であれば、バイスのクランプ力によっては吸い上げ現象や押し込み現象が発生し、加工面に不具合が生じる可能性は否定できません。但し、この現象が出やすいのは被加工物が薄い時や、バイスの把握力及び機械剛性が無いときです。従って、工具を15度のタイプに変更するか、バイスの把握力や機械剛性を上げるかの方法となります。切削条件は特に問題はありません。刃数も問題は有りません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 工具を15度に変更する方向で検討したいと思います。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ブロック材でしたので、そんなに膨張するとはおもいませんでした。 今から、切削量を少なくしてトライしてみます。 ありがとうございました。