私の記憶が正しければ、次のようです・・・・・。
1.VCSは真空スイッチで、回路の開閉のみで最大負荷電流の開閉までです。
短絡電流の開閉はできません。(実施した場合爆発的な破壊も・・・。)
2.VCBは真空遮断器です。回路の開閉も短絡電流の開閉も実施できます。
3.VCSからVCBに切り替えるメリット・・・・は回路の短絡事故遮断が即
可能となります。
例えば、
a.各回路にVCSを設け、回路数が3の場合を考えます。 2のVCS以後で
短絡事故時、VCBは短絡電流遮断不可能より、遮断ロックします。
b. このため基幹のVCBが遮断し、1も2も3も停電します、停電後各VCSは
停電により開放します。
c. ここで基幹VCB投入し各VCBまで充電、確認後VCSは順序投入します。
d. 短絡検出VCSは投入しませんので、VCS2のみ開状態で短絡回線が判明す
るとともに、健全回線のVCSは送電されます。
4.このようにVCSの場合、健全でも一度停電し、その後ふく電します。
(この数秒の停電が製品制度等に影響がある場合は非常に不利となります。)
5.一方VCBであれば、短絡検出時は即遮断可能で、停電は事故回路のみとな
ります。(ただし、短絡検出から遮断までの電圧ショックは回避不可。)
以上のようにコストが許せば、VCBの方が短絡事故対応は非常に有利です。
以上
お礼
有難う御座いました