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Lo-D HS-350のネットワーを教えてください
Hitachi Lo-D HS 350を手に入れたのですが、マルチ用にネットワークが改造されていました。(端子からユニットに直結されています)元のネットワーク回路をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。又は、状況のよく分かる写真など見ること出来ませんでしょうか。 マルチで鳴らすのも良さそうですが、チャンデバやもう一台アンプを用意するのも大変なので、オリジナルに戻したいと思っています。 宜しく御願いします。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 同機種を所有した事も無く、中のネットワーク素子なども見た事が無い、という者ですので、あくまで憶測の範囲からの話に過ぎません。 HS-350は、ウーファーにL-201を、ツイターにH-54HDというユニットで構成された製品です。 この当時、一部のユニットは単品販売もされていて、その中にH-54HDは存在していますが、L-201は存在せず、見た目がほぼ同じというL-203は存在しました。 おそらく、L-201はL-203の組込み用(チョットだけ廉価版、フレームの後ろ側塗装を省略したりなど)ではないか?と予想します。 このような前提から、どのようなネットワークを構成しようか、考え方はいろいろ在るとは思いますが、、、、 私個人であれば、ウーファー(L-203)の特性を眺めてみますと、正面軸上と30度の範囲でよく特性が揃っている状況で3kHz以上が低下し、5kHz付近に少し盛り上がりが在る物の、それ以上は急激に低下していますので、ハイカットフィルター無しでもイケそうな感じがします。 (さらに、300Hz付近から高域側にむけてのインピーダンス上昇がハッキリと在りますので、コイルを用いたハイカット(ローパス)は、実質的にほとんど効き目が無く、5kHz付近の多少の盛り上がりを抑えるなら2.5kHz位からのコイルとコンデンサーを組み合わせた急峻なフィルタを考えるべきでしょう。あるいはターゲット周波数の実質インピーダンスを元にして、LCRを駆使したディップ回路をもちいるかぁ?個人的経験則では、複雑な回路に成る程、音の元気が減ってしまいがち、鮮度が落ちる?という感じも在るので、こんな特性のウーファーなら、スルーで鳴らしてみて、どうしても気になる部分が有ったなら、複雑な回路での方向も試してみようか。。。という感じです。) ツイターの方は、ホーンの設計カットオフが2kHzで、利用帯域が4kHz以上。という、教科書通りの指示がありますし、ホーンタイプなのでローカット(ハイパス)フィルタはコンデンサーのみの緩やかなタイプ(6dB/oct)では無く、コンデンサーとコイルを併用した急峻なタイプ(12dB/oct)でほぼ間違いないでしょう。 インピーダンス特性も「公称値」に近い範囲が5kHz付近を中心に1オクターブ(半分の2.5kHzくらいから、2倍の10kHz くらい)がとても安定していますので、4~5kHz当たりでのローカット(ハイパス)設計すれば、ウーファーとそれなりに繋がってくれる。と想像します。 なお、ホーンツイターは高能率なので、音量合わせのために「アッテネーター」を用いています。 定インピーダンス型のアッテネーターをユニット側に接続した場合、ネットワーク回路のインピーダンス変化による影響は無くなりますので、ネットワーク回路の計算時は「アッテネーターのインピーダンス」を元にします。 (と言う事は、ユニット本来の隠避ダンス特性変化に、影響されにくい実質の抑制結果が得やすい。という事になるのですよ。) と言う事で、あくまで『私ならば』という前提で考えますと、ウーファーはスルー。ツイーターは4~5kHzの12dB/octで試してみたい。と思います。 ただ、ウーファー側の3~5kHz付近の盛り上がりって、結構耳に付く場合も有り得るので、気になるようならなにか対策を考えてみよう。とは思います。 以上、同製品を実際に所有した事も無く、聴いた事すら無い。という、単なるスピーカー工作も好きな個人的書き込みですので、参考になるかどうか、、、あやしいかな(苦笑) 失礼致しましたぁ~~~(>o<)汗
お礼
有り難う御座います。どうしてもオリジナルが見つからなければ、自作のネットワークの参考にさせて頂きます。切断されているコードをなんとかオリジナルに復旧できればと思い質問した次第です。