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E83mk2をバイアンプに改造する方法と効果
- 質問者は、所有しているE83mk2スピーカーに外付けの700Hz、5000Hzクロスネットワークをつけて3台の不揃いのプリメインアンプでドライブしたいと考えています。
- 質問者は、オリジナルのクロスオーバーとして「sony ss-g4用」の出来合いのネットワークを使用する予定です。
- 質問者は、このバイアンプ改造によって音質の向上を期待しています。また、質問者はonkyo A-919、kenwood D-3300A、sansui AU-D707F Extraのプリメインアンプを使用し、入力媒体としてipod classicを使う予定です。
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どなたも個々のユニットの能率と許容入力についてコメントされていないのが不思議なのですが・・・ TW-9A は 109dB-SPL/Wm で最大許容入力 15W HM-500AmkII は 111dB-SPL/Wm で最大許容入力 15W W30AmkII は 98dB-SPL/Wm で最大許容入力 60W ホーン・スピーカー・ユニットはコーン・スピーカー・ユニットよりも遥かに高い能率を持っていますのでクロスオーバー・ネットワークだけで分けてレベル調整を行わないようでは種は数特性が滅茶苦茶になります。 3 台のプリメイン・アンプ各々でボリューム制御するのだろうと思いますが、制御は全体のボリューム調整とユニット間レベル補正とを同時に 「耳」で行うのでしょうか?・・・いちおう全体のボリューム・コントローラを別に用意した方が良いですよ(滝汗)。 耳でユニット間レベル補正を行うのであればクロスオーバー・ポイントを厳密に決める意味などないでしょう。 例えば 700Hz 12dB/oct のクロスで W30AmkII と HM-500AmkII を分けた場合は HM-500AmkII のレベルを 111dB-98dB=13dB 落とす必要がありますが、耳でこれができるとでも? HM-500AmkII の減衰率を 16dB にしてしまったら、つまり 3dB ずれてしまったら、W30A-mkII の 700Hz 以上は HM-500AmkII に較べて 3dB 大きなままですので、クロス・ポイントが 700Hz 以上にずれてしまって周波数特性には谷が生まれることになります。 また 5kHz 以上を受け持つ TW-9A から出てくる音は音楽信号そのものが 5kHz 以上の基音など殆どなく、レベルの低い倍音ばかりですので、15W の耐入力しかないことなど忘れてついつい「出ていないのではないか」とボリュームを上げてしまい、TW-09 を吹っ飛ばすなんてことにもなりかねません。 マルチ・アンプではありませんが、私は Bose M901CSIV に Infinity Emit-k Super Tweeter を加えて Philips DFA10000 でドライブしていた頃、Emit-k から 2 度も火を吹かせた経験があります。・・・まあ普段から 100dB-SPL/m 前後のピークを出せる恵まれた環境だったということもありますが・・・。 マルチ・アンプ構成はマルチ・ウェイ構成よりも難しい上級マニアの世界・・・クロスオーバー・ポイント付近に急激な山谷特性を生じさせないようにネットワークの特性をベッセル関数特性にするかバタワース特性にするかで熱い議論を戦わせたりする(笑)上級マニアも惨々にてこずりながら音を追い込む世界のものですよ(汗)! マルチ・ウェイもネットワークの問題以前にコーンとホーン、或いはコーンとドームといった異なる種類、構造、材質のうニットを用いることからどうしてもクロスしている付近前後で音色が変わってしまうもので、メーカーの技術者達が追い込んだままのものならばともかく、自分でいじりだしたら途端に音色が変わってしまう難しさがあります。 私などは Boston Acoustics の 2 Way スピーカー・システムに用いられていたドーム・ツィーターがフレーム鳴きを起こしているのに気付いてダンプしたらウーファーとツィーターの音色の違いが明確になってしまい、惨々苦労した挙句に友人に払い下げて(笑) フルレンジの Bose 901CSIV にしてしまいました。 以後、初めから手を加えないと決めて購入するのならばともかくも、私の場合はいじりまわすことが明らかなので(笑)、音色の違いが判る低域から高域はフルレンジとして、音色の判らない重低音域及び超高音域をスーパー・ウーファーとスーパー・ツィーターで補完するのが一番と考えています(汗)。 御質問者さんの場合はメーカー (オンキョー) が音色バランスを吟味したユニットを組み合わせたシステムのネットワークを外してマルチ・アンプ化するものですので、ネットワークで音色補正をしていないと仮定すればユニット間での音色の違いを気にすることはないのでしょうが、3 台のアンプは明らかにサウンド・キャラクターの異なるアンプですからどれをどれに繋いでもユニット間での音色の差異が生じるだろうと思います。 ・・・実はネットワークでも音は変わります(笑)・・・私は Emit-k のネットワーク (M901CSIV はフルレンジのままで使用) を決めるのに CR (コンデンサ・レジスタ) を 10 種類以上試したのですが、クロスオーバー・ポイントは早々に 13kHz と決めたものの、最も「何処かで金属線が響鳴しているような音」がしないものを選び出すのに随分と苦労させられました。 ただせさえ難しいマルチ・アンプ方式を異なるアンプで構成するなどとは正気の沙汰ではないと言うのが私の感想です・・・でも、面白いので是非人柱に立ってくださいな(笑)。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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再び iBook-2001 です♪ 私も当時の記憶を思い出せば、裏板のネジを抜いても外れずに、ドリルで穴開けとジグソーで切り出しした機種かと思います。(しかも、ジグソーで切り進める時に数センチごとに絡み付い吸音材とかで面倒だった部類かなぁ。) 板も厚く、苦労した事だけは他の当時の大きくて重いスピーカーに共通した経験だったと思います。 ただ、この機種が具体的にどうだったかはすでに記憶が薄れてますが、壊してみて、裏板が接着されている物と、接着では無いけれど密着していて取れなかった物があります。 似た様な年代のビクターのSXシリーズとかは完全に接着でした。 (こっちは、裏側にもネジとか無かったし、、、) 破壊行為を避ける場合は、御質問者様の発想どおりに、マルチ端子から外付けネットワークと言う方向もアリです。 ただ、他機種のネットワークを流用するのは、実験的な最初のプラットフォームでしょうから、ネットワーク自体は全面的にパーツの入れ替えを行ってみませんと、オリジナル状態よりバランスですら良いサウンドは得られにくいかと思います。 その意味から、アンプ前にネットワークを構築する方法も有るのですが、純粋なオーディオとしては超高額製品しか「チャンネルデバイダー」が無いので、この方向もかなり難しいかと思います。 安価なPA用機材には数万円からチャンネルデバイダーが売られてますが、入出力関係がPA用なので、パワーアンプを全てPA用アンプにして、プランプの代わりにミキサーを導入しなければむしろ労多くして得る物無しでしょうか、、 すでに、ラワン合板で前と後ろを張り替えた上で他のユニットを取り付けた状態で当時の知り合いが欲しいという事で改造代にチョイプラスの金額で手放した物の一つなので、はっきりとは記憶が無いのですが、裏板はシーリングのコルクとかなにかで接着しているように最初は外れなかった部類かとおもいます。 壊す覚悟が有れば、なんでも出来ますが、その前提が無い限りはそこそこの所までしか実行出来ませんね。 まだ、他のスピーカーを分解とかの経験が無いのでしたら、小型でそこそこの価格スピーカーキット等で構造を十体験してみてください。 私が学生のときは隣室や向かいの部屋の人も巻き込んで、一緒にスピーカー工作をしたので、電動工具による騒音も、いろんなアドバイスや手伝いも先輩方から得られました。 がんばってくださいね♪
お礼
度々ご回答頂きありがとうございます。 やはり一筋縄ではいかないようですね。 本来であれば内部のネットワークをリフレッシュするのが最優先なのですが、 少し技術力不足であるようです。壊すわけにはいきませんから。 同輩が沢山いらっしゃったようで羨ましい限りです。 最近はオーディオ趣味の学生も少ないようで孤独なものです。
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ 表題のスピーカーが解らなかったのですが、 回答#5のHALTWO様の書き込みから、、、 http://translate.googleusercontent.com/translate_c?hl=ja&prev=/search%3Fq%3D%25EF%25BC%25A5%25EF%25BC%2598%25EF%25BC%2593%25EF%25BC%25AD%25EF%25BD%258BII%26hl%3Dja%26client%3Dfirefox-a%26hs%3DOFZ%26rls%3Dorg.mozilla:ja-JP-mac:official%26prmd%3Divns&rurl=translate.google.co.jp&sl=zh-CN&twu=1&u=http://audio-database.com/ONKYO/speaker/e-83amkii-e.html&usg=ALkJrhhXEl2ztVIM84MgsldCn7T0QOPCpw これでしょうか??? もしこの機種なら、私が大学生の頃に中古ペアで2000円で入手して分解した物ですねぇ。 6畳一間の学生寮にこのスピーカーを1本づつ隣の寮からネコ車を借りて運んだのが懐かしい(笑) 箱も、ウーファーも、スコーカーもそれぞれ他の人に渡りましたが、なぜかツイーターだけ残ってます。 マルチアンプの利点は、スピーカー内のネットワーク素子と言うパッシブ系を使わずに各アンプ前にクロスオーバーネットワークアンプを置く事で、各ユニットとアンプがダイレクトに接続出来ると言うのが当時の考え方だったと思います。 パッシブ系のネットワークは、理論計算ではほぼダメなので、各素子の交換に寄る試行錯誤から適切な組み合わせを追求します。 パッシブネットワークのカットアンドエラーを繰り返せば、多少のアンプンの音の傾向なんて言うのが問題になるレベルまでたどり着ける可能性が有ると言う程度でしょうね。 もしこれからあれこれ機材を購入してというのでしたら、否定的に成りますが、すでに実験出来る状況なら是非試してみて、どんなサウンドに調整出来るかがんばってみるのが良いでしょう。 少なくとも、私なら試していると思います。 なぜなら、当時のスピーカー内のネットワークや配線、今ではかなり不思議に思える程のプアな物だったりします。 がんばってみてください♪
お礼
ご回答ありがとうございました。 当方も6畳の下宿にてこのspをドライブしております。 このspを分解されたことがあるのですか。 当方も最初は内部のネットワークを取り出してそれを 低中高に分離させようと考えておりましたが、残念ながらネジを 全て抜いても背板が取れず。またユニットも内部から取り付けられているのか 特殊ネジなのか、そこからのアクセスも出来ずに断念致しました。 よろしければどのように分解したのかご教授願えませんでしょうか。
- chiha2525
- ベストアンサー率10% (245/2384)
回答ではないですが サラウンドプロセッサなどについている、音響特性の自動補正機能がなぜもっと普及しないのか不思議でなりません。 ネットワークの特性なんかも、こいつで補正してしまえば考えなくて済むという話になります。 音響特性の自動補正機能は、ここ20年間でオーディオ業界にもたらされた実効的な唯一の技術進歩であると思っているのですけどね。あ、これが付いているのはサラウンドプロセッサでなくてデジイコでしたっけ。ごちゃごちゃ機能はいらないから、この機能だけ欲しいと思っているのですけどね。 塩ビ管スピーカーやペットボトルスピーカなんかも、はたから見ていると楽しそうですから、質問者さんも楽しんでください♪
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かにサラウンドプロセッサは脚光を浴びませんね。 当方もなぜか、使ったこともないのにあれは邪道だと思い込んでいました。 オーディオは奥が深いのでゆっくり楽しませて頂きます。
- poteti800
- ベストアンサー率22% (105/464)
挙がったアンプ三台は音色がずいぶん違うため 低中高の三つのユニットからばらばらな鳴り方をします。 周波数帯域を割り振ったところで音色の違いは何ともできません。 三つのユニットが勝手に自己主張して収拾がつかなくなるでしょう。 得意な帯域ごとに割り振れば何とかなるのでは、とのお考えでしょうが クラッシック向けの低音にHM向けの中音ではどうあがいても釣りあいはとれません。 同じアンプか同じ音色のアンプをそろえることがバイアンプ、マルチアンプへの近道です。 質問の趣旨である「音質向上は見込めるでしょうか?」については 「無理です」と断言しておきます。 既に回答されていますがSS-G4用のNW回路はあくまでSS-G4専用設計されています。 クロスオーバー周波数が現用SPと同じでも減衰特性まで同じとは限りません。 5000Hzクロスといっても実際の回路を解析しなければその内実は分かりません。 E83MkIIのNW回路も解析して減衰率その他もろもろががわからなければ 外付けのNW回路を別に作る事も出来ません。 下手をすればTWを破壊する可能性すらあります。 また、SS-G4は40年前のSPです。 NW回路のコンデンサーは劣化してるため交換が必要です。 そのことへの手当も必要ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに寄せ集めのアンプ達では繋がりは悪そうですね。 どうにか安いパワーアンプを集めることが必要そうですね。 大枚はたいて購入したこのスピーカーを飛ばすわけにはいかないので もう少し考えてから方針を決めたいと思います。
- chiha2525
- ベストアンサー率10% (245/2384)
フルレンジの音が良いのはスピーカーとアンプの間にネットワークを介さないからだ、というのは本当なのでしょうかね? 是非やられてみられて結果を知りたいところですが、結果を知るのはここでは難しそうですね。 SS-G4のネットワークも手に入れているようですので、後はやるだけではないでしょうか? どこにどれは、トライ&エラーで決めていくほうが良いのではないでしょうか。ミッド→ロー→ハイ(残り物)の順で決めていけば、つなぎ替えの回数(試行回数)も少なくて済むのではないかと愚考します。 アンプは、中華D級の5k円しないものを4つ買って、左右2つづつに振り分けて使うのも面白そうですね。スピーカーコードを短く出来ますし、アンプの性質も揃います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 他の方のご回答も拝見させていただいたところやはり他機種のネットワーク ではTW燃損の危険も少なからずあるとのことでしたので、どのようにするか少し考えてみたいと思います。本当は本体のネットワークを引きずり出せるといいのですが、どうも難しいようですので やはり同一品のほうが繋がりが良さげですね。資金ができたらしてみたいものです。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
あまりお勧めしません。 マルチアンプ用端子は本来ネットワークではなくて、チャンネルデバイダーで周波数を分割して、その信号をメインアンプに入れて、それぞれのユニットを帯域専用のメインアンプでダイレクトにドライブする(マルチチャンネル接続)というものです。 もちろんこの端子の手前にネットワークを入れて、それを専用アンプでドライブしても似たようなものとはいえますが、実際はかなり違います。 まず、sony ss-g4用のネットワークはそのスピーカのユニットに合わせた特性を持っています。他のスピーカーであうかどうかは判りません。 またそのネットワークのクロスオーバー周波数が最適かどうかも疑問です。 次にそのネットワークは多分入力端子はひとつですよね。 と言うことは、それをご自分でばらしてそれぞれの帯域ごとに入力端子を分けなければなりません。そうしないと複数のアンプを正しく接続できません。 これは多少の回路と半田付けの知識が必要です。 という理由で、苦労の割には効果は疑問ありです。 どうせそれだけのアンプ類をお持ちならば、オークションなどでチャンネルデバイダーを探して、マルチアンプ方式にされてはいかがでしょうか。 これならば確実にスピーカーの特性に合わせた設定が可能です。 多分音もある程度はよくなるかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 チャンネルデバイダー欲しいです。オークションでもたまに 出品されてるかたがいらっしゃいますね。ただ少し高すぎるものが多いので もう少し観察して安いものを探してみたいと思います。
最近、AVアンプのサラウンド部のアンプを2WAyのスピーカーの高音部 に接続して、バイアンプなるものが、一部のメーカーで取説に、 その接続図が書かれており、ネット上に氾濫しつつあるようですね。 音質の変化を楽しむ遊び感覚で、されるなら何も申しません。 音質の向上なんて、有り得ません断言します。 取説にも音質向上云々・・などと記載されてますが、メーカーの常識を 疑います、大企業ですが音響メーカーとは呼べない企業なので・・・ マルチアンプ駆動なら、賛同しますが、それとは別物ですね。 >アンプ達の得意な再生帯域もお教え頂けると そんなアンプは存在しません、アンプ再生周波数をカタログで見れば 解ると、おもいます。 余計な事かもしれませんが、音源がiPodと云うことは圧縮音源ですよね、 サンスイのアンプが可愛そうです・・要らぬお節介でした。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 やはり、バイアンプ駆動では音質の向上が難しいのですか。 本来であればマルチアンプ駆動したいのですがなかなか三台同じパワーアンプやチャンネルデバイダーを準備することは難しいので、まずはバイアンプからと思い質問した次第です。 お恥ずかしい話ですが、私はCDプレーヤーというものをあまり使いません。 ipodは、一応無圧縮ではありますが、やはり音質は劣りますね。しかし、利便性が良いので そちらを使うことが多いです。
お礼
とても詳しいご回答ありがとうございました。 当方トライアンドエラーで部品を変えられるほど資金がないので 残念ながら挑戦は先延ばしになりそうです。 聞き込んでいて気づいたのですがどうやら若干高音が響きすぎるといいますか、変な付帯音 のようなものを感じました。アンプをどうのと言う前に本体の設置を煮詰め、また部屋の共鳴を 抑える必要も感じましたのでまずはそこから始めたいと思います。