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台湾の未来
日本よりも深刻な少子化だし、有能有望な人材も中国に続々渡ってるみたいだし。 日本も台湾もかなり苦境に陥ってるみたいですが、台湾はこれからどうなると思いますか?
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- ichikawa2017
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台湾は中国共産党との戦闘の結果現在の体制となった国家です。 鄧小平による開放政策で中国で市場経済が導入された結果台湾との交流が活発化しました。 お互いに経済的に利用しあっていました。、 中国側では最近この市場経済化は行き過ぎだとなって修正され始めています。 台湾側も大陸からくる人間の質の悪さにヘキヘキしています。 香港とは事情が根本的に違いますので一国二制度などという状態はあり得ません。 >日本よりも深刻な少子化だし 将来の少子高齢化や総人口の減少は中国でも深刻な問題となっています。 中国は特に一人っ子政策と呼ばれる産児制限を行ったことが深刻な影響を及ぼしています。 >有能有望な人材も中国に続々渡ってるみたいだし。 近い将来ぞくぞくと帰国してくることが考えられます。 2月21日の日経ビジネスオンラインに下記のような記事が掲載されていますのでご覧ください 長文になりますが一部を転載します。 参考 中国「私有財産を消滅させよ」論争の不気味 「爆竹禁止」の北京で「戊戌の年」の行方を考える http://nkbp.jp/2EGWuYH 抜粋 今年1月から突如吹き上がった「私有制度消滅」論である。単なるネット上の学者の論争というより、私には習近平政権が本気で中国経済を公有制路線に先祖返りさせようと考えているのではないか、そのための観測気球ではないか、という気がしたので、一度詳しく整理しておきたい。 中略 1月16日、中国共産党理論誌「求是」傘下の微博発行コラム「旗幟」に掲載された著名経済学者・周新城の「共産党人は自分の理論を一言で概括できる:私有制度を消滅せよ」という、マルクスとエンゲルスの「共産党宣言」に打ち出された一句をタイトルとした文章である。多くの人たちが、この意見の背後に大物の共産党幹部か存在するのではないか?と疑った。いうまでもなく、「党が一切を指導する」(しかもその党の核心は習近平)とする習近平の考えに沿った意見ではないか、と思ったのだ。 中略 「私有制度を消滅させ公有制を確立させることこそ、共産党人が忘れてはならない初心であり使命である」「私有・公有がともに発展するのは社会主義初級段階の特殊現象であり、固定された永遠のものではない」と主張した。 中略 民営企業を含めて中国国内の企業に企業利益よりも党の戦略益を優先させる内規を徹底させるように命じたり、株式市場や為替市場への介入を強化し、環境改善を名目に真冬の北京でいきなり脱石炭を徹底させたり、都市人口調整や都市民の平均所得底上げのために大都市から“低端人口”を一掃するやり方には、大躍進時代にも似た狂気を感じている人も多い。 中略 ひょっとすると文革時代や天安門事件前夜のように、新自由主義者が粛清される日が来るのではないかという張五常の危機感を感じるのは私だけではないだろう。 昨年(2017年)の8月に中国共産党は上場企業を含む大企業3178社に対し「党組織を社内に設置し、経営判断は組織の見解を優先する」との項目を、年内に株主総会などの手続きを経て定款(会社の規則)に盛り込むよう要求しました。 上記のコラムにある私有財産消滅の前段階の処置と考えられます。 自由主義経済の下で育った台湾の若者が一党独裁下の国営企業内で優遇されるとは考えられません。 昇格昇進には共産党員になることが求められような環境では台湾育ちの若者には耐えられないでしょう。 台湾経済は製造業が主体ですが既に中国国内のサプライチェーンに組み込まれなくなってきています。 特に最近世界的にも著しく成長しているIT技術関係は中国政府も注力していますので一層難しいでしょう。 現在台湾は韓国とは違い周辺国とのFTAの締結が遅れていますが、近い将来積極的に締結するかと思います。 これなしでは一帯一路政策を進めている中国に押しつぶされてしまいます。 華僑とよばれる世界を相手にした商人を生み出した民族ですから逞しく生き抜いて行くものと思います。 日本も経営破綻した大手家電メーカーの再建に鴻海精密工業の援助を仰ぐなど台湾企業との親密度を深めています。 訳の分からない反日運動に凝り固まっている韓国よりも相互依存関係を強固なものとして行くものと思います。
- koncha108
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人材流出は深刻みたいですね。中国というよりは東南アジア、アメリカ、日本のようですが。台湾はもともと消費地としては小さく貿易立国なので日本型の製造業での国際化が日本以上に進んでいてこれまでであれば窮地に立ってもなんとかすると言う信頼感があったのですが中国進出で発展するとともに島内の空洞化も進むなか中国と政治的に離れつつあってて中国が自前の発展と東南アジア進出を強める中でと辛いものがあると思います。海外に優秀な人材が多いので、それを利用しつつ理想は日本と強調して相互発展をしたいところです。いずれにしても中国の影響は受けざるを得ないでしょうね。
- eroero4649
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長い目で、緩やかに香港のような存在になるかもしれませんね。香港も中国に返還されたとはいえ、体裁としては「一国二制度」という半独立国扱いです。 中華人民共和国というところは「開国」ということに対して慎重な態度をしています。それはかつての清帝国が開国を強要されたら国がバラバラになってしまったという苦い経験があるからです。その一方で、利に敏い中国人はそれじゃイマイチ儲からないということも分かっています。「社会主義制度を残したままで、上手いこと儲ける手段はどうすればいいか」ってことを考えて今のような体制をやっているので、それを上手く生かしていくと思いますよ。 中国の歴史を改めて勉強していて気づいたのですが、漢や唐や元(モンゴル帝国)のような繁栄する大帝国っていうのは、建国後半世紀を過ぎた辺りになってから、シルクロードが繁栄するんです。いま中華人民共和国は一帯一路運動というシルクロードを繁栄させる政策を打ち出しています。もしかしたら、中華人民共和国は大帝国になるかもしれませんね。それは長い目で見れば、日本にとっても悪いことではないはずなのですけれど。
他国の人が憂えることではない。