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台湾の企業と日本が組んで中国で成功する

鴻海とSHARPのように 台湾の企業と日本の企業が組んで中国で成功するというモデルは 今後、有望でしょうか?

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  • koncha108
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回答No.1

当面有効だと思います。日本企業も早くから中国に進出して巨大工場を直接運営してきているのですが、いかんせん自社ブランドを生産するための工場なので企業側の経営状態や商品の需要の浮き沈みが激しいし、やっぱり中国の難しい規制や政治問題の影響は受けます。それに対して鴻海などの台湾企業はEMSなので商品ごとの需要に左右されず巨大な工場を運営できます。またなんやかんやで言葉も通じるし(実際には同じ北京語ベースでも随分違うので苦労はするみたいですが)、また微妙に同胞意識はあるので、日本人が直接経営するよりはやりやすさがあるようです。特に鴻海の会長の郭台銘氏は巨大工場を操業する地域の地方政府に非常に強い影響力を持っているようで、日本企業だとできないようなことができます。 もし、日本→台湾EMS→ 中国生産と言う構図が崩れるとしたら、中国の労働賃金が上がりすぎて魅力が無くなり、中国政府によるカントリーリスクがじゃまになって東南アジアやインドへのシフトが加速するときでしょう。 今でも中国の労働賃金はだいぶ高くなっているのですが、簡単に脱出できないのは巨大生産工場のまわりにはたくさんのパーツメーカーや下請け工場、運送会社などが組み合わさって城下町の様になっているので、その一部だけ東南アジアに引っ越しと言うわけにも行かないようです。

noname#230489
質問者

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ありがとうございます