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比較優位の問題
CDs 牛肉 日本 4 2 アメリカ 4 6 この時、日本とアメリカはそれぞれどちらを特価するのに適しているかという問題です。比較優位の計算で考えるなら日本はCD、アメリカは牛肉だと思ったのですがなぜ反対なのですか。
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- marukajiri
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質問の数字や問題文の書き方が悪いようなので、書き直した上で、回答させていただきます。 【質問】 CDと牛肉を1単位作るのに、それぞれ労働者の割合は、日本は4:2であり、アメリカは4:6です。この場合、日本とアメリカはそれぞれどちらに特化すべきでしょうか? 【回答】 1単位の商品を生産するのに、より少ない人数で生産した方が効率が良いというのが比較優位の原則です。現状では、両国とも1単位ずつの生産ですので、CDと牛肉の両国を合わせた生産数は、CDが2単位、牛肉が2単位となっています。 日本の場合、CDよりも牛肉の方に生産を特化すると、効率がいいのはおわかりですね。牛肉の方が少ない労働者で1単位の商品を生産できるのですから。そうすると、日本が牛肉の生産に特化した場合、総数6を牛肉1単位を生産するのに必要な労働者数2で割って計算した結果、3単位の牛肉を生産することができるのです。 一方、アメリカではCDに特化した方が効率がいいのもおわかりになると思います。CDの方が少ない労働者で1単位の商品を生産できますから。ということで、アメリカがCDの生産に特化した場合、総数10をCD1単位を生産するのに必要な労働者数4で割って計算した結果、2.5単位のCDを生産することができるのです。 このように両国が、それぞれ得意な分野に特化し、労働者を効率よく働かせた結果、両国で生産される商品は、CD2単位→2.5単位となり、牛肉2単位→3単位となるのです。このように全体で生産できる商品単位数も増えるというのが、比較優位の考え方なのです。