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男30歳手前での未経験から経理への転職
29歳の男です。現在転職活動をしており、現在経理職での内定をもらっています。承諾するか、転職活動を続けるか悩んでいます。 今までは数社で営業職を経験しており、元々営業職での転職を考えていましたが、選考を受けた企業から、経理兼業務職での内定をいただきました。 しかし、未経験での職種転換に迷いがあります。 面接での私の対応や人柄を評価いただけたとの事でした。 ※悩む理由としては、 ・そこまでゴリゴリ上昇志向があるわけでもなく、これから先ずっと営業をやっていくのか不安もあり、営業職のプレッシャーに疲れてきたのは正直ある。 ・あと数カ月で30歳を迎える中で、この年から正社員にて職種変更のチャンスをいただけることは嬉しい。 ・これまで特に資格も取得してるわけでもないので、経理職で頑張っていけば、資格・専門スキルを身に付けて手に職をつける事ができるのではなにか。 ・会社自体はメーカーのグループ会社で安定してると思われる。経理以外に、仕入れなどの業務もやるそうなので、経理業務だけではない。 一方で、 ・営業職のやりがいや楽しさも分かる。 ・年収は下がり、そこまでの昇給も見込めない。 ・私立文系文学部卒で、営業の経験しかなく、簿記等とも全く無縁で、数学・数字も得意ではないと感じる。 是非ご意見いただけないでしょうか。 早めの承諾するか辞退かの早めの決断を求められており、もう何が正解なのか分からなくなっています。 現在独身ですが、いずれはもちろん家庭を持ち、子供も何人かほしいと思っております。 営業職として選考に進んでいる会社も何社かあるので、ここで決めでよいのか・・ ぜひよろしくお願いします。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 大変興味深いご相談です。 転職の定石としては、今までのキャリアの延長線上でステップアップするということですが、営業職から経理へというキャリアの変更をどう考えるかということだと思います。 まず話を整理してみます。 >営業職のプレッシャーに疲れてきたのは正直ある。 >この年から正社員にて職種変更のチャンスをいただけることは嬉しい。 >経理職で頑張っていけば、資格・専門スキルを身に付けて手に職をつける事ができるのではなにか。 >安定してると思われる。経理業務だけではない。 >営業職のやりがいや楽しさも分かる。 >年収は下がり、そこまでの昇給も見込めない。 >私立文系文学部卒で、営業の経験しかなく、簿記等とも全く無縁で、数学・数字も得意ではないと感じる。 まず、「今までは数社で営業職を経験」ということですが、この件はここでは不問にしておきます。 とはいえ、どうも営業のやりがいや楽しさはわかるが、プレッシャーに疲れてもいるわけですし、同時に、「いずれはもちろん家庭を持ち、子供も何人かほしいと思っております」というわけで、今回の内定を受け入れるとすれば、安定的にプライベートと仕事とを両立を図ることができるのではないかとお考えのようです。 一方、今までのキャリアとして営業職をやってきたということで、年収や昇給という点で言えば営業職にもメリットがあるということですね。 この問題を考えるとき、答えの出し方ですが、あなたもお考えになっていらっしゃるように、将来設計を綿密に行うということです。 まず、5年後・10年後・20年後・30年後の節目節目での自分をイメージしてください。 ご自分の友人や幼馴染の話を参考にしてもいいですし、親兄弟や周囲の先輩たちの生活を参考にしてもいいですね、しっかりイメージしてみてください。 ここから逆算して、今できる決断をしていくというのが、コーチングなどでよく使われる手法です。 私はこれを人生のカレンダーといいます。 中長期の人生設計として、資格を取ったり、自分なりに勉強するという時間薬解決という方法もありますし、「簿記等とも全く無縁で、数学・数字も得意ではない」とおっしゃいますが、営業経験を生かして経理の側面から営業支援をするという方向を考えだしたり、同時に今は様々な経理支援のアプリもありますから、経理が不得意だからこそできる企画提案というものもできると思います。 企画提案というのは、一言で言えば、社内営業ですよね。 ちょっと飛躍したアイディアですが、この考えを延長していくと、AI等を使って会社から如何に経理部をなくすか、ということを経理の仕事をしながら考えるという方向もありだと思いますし、この導入過程で社内営業が必ず必要になりますから、今までのキャリアが生きてくると思います。 これは5年~10年後には確実に押し寄せてくる流れですから、視野に収めておきたいです。 会社に長いこと努めていると、とにかく毎日同じことをしているようで変化の連続ですから、いかに自分の中にビジョンを持っているかが重要ですしね。 採用時の職種などずっと保証されるわけもないですし、キャリアアップは社内でもできるわけで、この時、如何に企画営業ができるかが肝になります。 この時、指針になるのがあなた自身の人生のカレンダーです。 また、営業職となるとしても、経理的な数字とは無関係ではいられませんから、これを機会に経理的なことも勉強なさってもいいのではないかと思います。 良い選択ができるといいですね。 応援しています。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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