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日本国憲法について
今の日本の憲法の元となったのはアメリカ合衆国の憲法だというのは本当ですか? 某塾のテキストに書いてあったもので
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みなさん、回答のまわりをぐるぐる回っていますね。 政教分離、裁判官の国民審査制度、憲法76条の司法制度と81条の違憲審査、などは、相当、アメリカの影響が強いです。 ただ、裁判官の国民審査が一つの州(ミズーリだったかな?)の影響なのは、置いておいて、 政教分離は信教の自由(宗教の自由)から、出てきた考えで、憲法に特に記述は無く、ジェファーソンだったか、だれか有名な政治家が、法律を作りました。 また、違憲審査制は、アメリカの判例法上確立したもので、条文はありません。 また、生存権などの社会権、また、財産権などの経済的自由権を特に制限する文言も、条文に無く、今はともかく、アメリカでは、戦前ですが、比較的最近まで、違憲判決の出た思想です。 どこの国の憲法でもそうですが、作るときは、最先端と思われる思想を導入してます。 また、議院内閣制のモデルは、イギリスであろうと思います。(大日本帝国憲法には、内閣は書いておらず、また、内閣はありましたが、議院内閣制は日本にありませんでした) 天皇制自体は、当然、日本のオリジナルですが、しかし、立憲君主制の国の憲法をモデルにしたようです。(もちろん、戦前の憲法の天皇制とは違うものです) その他、いろいろ、言えることはありますが、 いずれにしても、憲法の草案作成者がアメリカ人であったということで、相当程度アメリカの影響を強く受けているのは確かです。 が、しかし、元がアメリカ憲法というのは、言い過ぎでは? 某塾って、どこですか?
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- norabou
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GHQの関係者が草案に関わったのは事実ですが、日本政府もその内容をそのまま鵜呑みにしたわけではありません。 アメリカ合衆国憲法とは全く異なるものです。 だから、今、アメリカのアーミテージ副大統領が憲法9条の改正について、圧力的な発言をしています。
- tk-kubota
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日本がポツダム宣言を受託することで戦争は終了しました。 その戦勝者は連合国軍(GHQ)ですがアメリカの最高指令長官マッカーサー元帥の要求は、日本の民主主義を柱に農地改革、財閥解体等さまざまな要求を突きつけました。 そこで、当時の首相に、それらを基とした憲法を改正するよう要求し首相は憲法問題調査委員会を設置しGHQに提出しましたが、民主化が不徹底と退けられGHQ草案が完成しました。 その後、吉田茂内閣が発足し大日本帝国憲法を改正すると云うことにしてGHQ草案が可決成立し昭和21年11月3日現在の日本国憲法が公布されたのです。 ですから、アメリカの憲法と云うと少々違いますが、GHQの要求を取り込んだ大日本帝国憲法を改正したと云っていいのではないでしようか。
お礼
そういうことですか。 わかりやすくて、ありがとうございます
間違いです。 大元は、大日本帝国憲法です。
とても育ちの良い、アメリカ生まれのお嬢さんが考えました。 ですから憲法は「こういう物」さらに「こうであれば良いのに」というつもりであったのですね。
お礼
とてもわかりやすい回答ありがとうございます 某塾はサ○です。