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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ブラックベリー「トリプルクラウン」が酸っぱいです!)

ブラックベリー「トリプルクラウン」はなぜ酸っぱいの?

このQ&Aのポイント
  • ブラックベリー「トリプルクラウン」はラズベリーのように甘くなく、酸っぱさが主な特徴です。
  • 美味しい熊イチゴが手に入らないため、ブラックベリー「トリプルクラウン」が唯一の選択肢ですが、酸っぱさには注意が必要です。
  • 夏みかんのような酸っぱさを楽しむ果実として、ブラックベリー「トリプルクラウン」は人気がありますが、蛇イチゴに近いレベルの酸っぱさです。

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回答No.1

ブラックベリーの栽培は‘トリプルクラウン’だけですか?もしそうだとすれば、感じられた味は当たり前で、ブラックベリーの果実はラズベリーほど甘さが無いのが普通ですが・・・。 あと、ブラックベリーの場合はラズベリーと違って完熟するまで(果実の表面に触れてみてブヨブヨで潰れそうに感じるまで)枝に成らせておかない事には一見充分黒い色になっていると感じても、まだ熟す前の実は生で食べるとかなり酸っぱいです。 ラズベリーとブラックベリー、交配できますが基本的には別の植物です。バラ科植物には一見縁が遠そうでも何故か交配出来てしまうものと言うのが結構あって、ラズベリーとブラックベリーもそのひとつ。同じものでは無くていろいろと性質など比べてみると異なっている点も多く、実の収穫適期の見分け方から違います。 ラズベリーは完熟手前でも花托から果実部分が簡単に離れやすい構造ですが、ブラックベリーは花托から離れにくい構造に成っています。ラズベリーは完熟するまで置いてしまうと果肉が柔らかすぎてすぐ萎び始めますが、ブラックベリーは完熟しても実がなかなか萎びにくいです。 また、利用法でもラズベリーとブラックベリーは熟し具合と利用法が違うので比べてみても意味がありません。 ラズベリーは熟す手前の方が風味が良く甘さと酸っぱさのバランスが良いです。なので実を生で食べても美味しく感じられます。枝に付いたまま完熟させてしまうとリンゴと同じ様に甘さが減って味がぼけてしまうので、熟す少し手前で収穫し生で食べるほか、冷凍したり加熱してジャムなどに加工します。 ブラックベリーの方は、どちらかと言うと加工向けの果実であり生食は一応できるものの完熟してもラズベリーほどのおいしさや甘さはありませんし、生での味は普通美味しいというほどのものではありません・・・。 本来ブラックベリーは完熟する少し手前のまだ酸っぱさの際立っているものを砂糖と一緒に加熱し「加工してから」食べるもので昔は保存食的な使い方が多かったものです。現在では生の実も利用されていて市販のケーキのクリームの上の彩りにと生のラズベリー・ブルーベリー・レッドカラントなど他のベリー類と一緒に飾られている事もありますが、あれはあくまでも彩りであり他のベリーと一緒に使っている事に意味があって他のと一緒に食べればそれほど味も気にならないかもしれませんが、もし生のブラックベリーだけを沢山上に載せてあるケーキだとケーキの生地部分やクリームと一緒に食べてみれば酸っぱさが気になって美味しいとまでは感じられないと思います・・・。 本来ブラックベリーはブラックカラントやアロニアの実の様に生で食べても味が良いと感じる類の果実では無いと言えると思います。味に慣れればこの味も美味しいと感じる人も居ると思いますが(完熟してもラズベリーと比べればちょっとクセのある味)初めて生を食べる人や慣れない人だとはっきり美味しくないと感じてしまう人も居るかと思います。 ブラックベリーの場合は基本的に加熱して、冬のビタミン不足時に食べるための保存食にしたりお菓子に使う物と言えるかと思います。昔から積極的に食べられてきたわけでは無く、砂糖と一緒に加熱すればどうにか美味しく食べられるしビタミンが豊富なので食べるという感じ・・・。 これはブラックベリーの場合「実は主目的での使用から得られる副産物」と言う歴史を持つ事と関係していると思います。ブラックベリーは元々は食用目的で植えられていたわけではないのです。 ブラックベリーはブッシュ状に広範囲に茂る木で、元々枝には結構厄介な棘が沢山ある性質です。昔の欧米では牧場で家畜が他所に逃げ出したり沼の中に嵌ったりするのを防ぐ為の目的で囲いとして植えられ利用されていました。その木に実が成って、工夫すればどうにか食べられて冬季間のビタミン補給にも役立つので食べはじめただけ。それが鉄条網の発明と普及によって本来の使い方の方は廃れてしまったのだそうです。 その為に利用目的が食用だけとなってしまい、昔からの牧場なら敷地内に株が多く残って蔓延って実は沢山採れるので、どうにか美味しく食べられる様に工夫された調理方法が広まっていき、現代に入って一度は廃れましたが近年昔食べていた食材や料理が見直されてきたことにより、ようやくブラックベリーが食用目的で商業栽培されだして、収穫し易い様に実が大きく成るようにと品種改良が繰り返された様です。日本でも札幌某所に明治期の開拓期に囲いとして使われた名残のブラックベリーの茂みが今は北海道大学から離れた所に有るのですが(昔は現在の札幌中心地くらいまでは北大所有。北大農学部は初めてアメリカ式農業・酪農が取り入れられたと言われています)、その株の実はとても小さくて茂みは棘だらけでした。 ブラックベリーの本来の利用方法が牧場の囲いだったという話は、以前私が読んだことのある昔のアメリカの田舎(の牧場)を舞台にした小説でも書かれていました。 ブラックベリーは日本ではジャムにすることが多い様ですが欧米では形をあまり崩さずに煮てパイの具にすることが多い様です。リンゴの実と混ぜて使ったりなどブラックベリーだけの味を生かすというよりも他の果実の味などで風味を薄めて使う事が多い様に感じます。個人的には果実酒が美味しく感じます。独特のクセがお酒の風味と合うのだと思いますが氷砂糖とホワイトリカーで漬けて熟成後の出来上がった物は、そのまま飲むよりも炭酸などで適度に薄めた方が飲みやすくシックな赤紫の色も綺麗で他のお酒や果汁などとミックスするカクテルなどに向くと思います。 黒い実で一見ブラックベリーそっくりな「ブラックラズベリーと言うラズベリー」もあります。北海道では明治期に入ってきたのか道東で以前墓地の端に野生化しているのを見かけました。その時はラズベリーとは思わずブラックベリーかと思って熟す前の実を一粒食べてみたのですが個人的には味が薄くてラズベリーの仲間でも赤や黄色い実が成る物ほどには美味しく感じませんでした。 もしかするとベリー類の「赤紫色の色素」が味に関係しているのかもしれません。ブラックベリーもブラックカラントもアロニアもどれも似た様な色合いで、しかもすべて生では美味しく感じられないので加熱してから食べる物ばかりですから・・・。 ボイゼンベリーはラズベリーとブラックベリーの交雑個体からの選抜由来の品種で両者の特徴を受け継いでおり、実はブラックベリー似の長細い形ですが生で食べてもラズベリーの甘みが結構感じられて美味しい方と思います。完熟しても実の色が少し暗めの赤程度なので黒くないからかもしれません。両種の良いとこを受け継いでいるらしく交雑由来品種の中ではボイゼンベリーだけが商業的に大規模栽培されておりボイゼンベリーの実を使った市販の焼き菓子なども種類が多く、時折日本のメーカーからも売り出されていたりしてます。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます!全ての謎が解けました!

その他の回答 (1)

  • terepoisi
  • ベストアンサー率44% (4090/9254)
回答No.2

水やりのしすぎや雨が多いと甘くなりませんし 完熟でないと甘みはほとんどありません。 また完熟から落果するまでの見極めが難しく、気づいたら落ちていたということがしばしばです。 詳しいご回答が出ているように、本来は加工向きなのだと思います。 私はほんとうに食べ頃のモノだけつまみ食いして、主にジャム(種がわりと邪魔なので煮た後漉します)やシロップに加工しています。 生食の味はともかく丈夫で手がかからないベリーとしてはお勧めだと思います。

7964
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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