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癌の原因って患者自身も
自分が何故癌になったのか分からないまま治療しているんですかね? 原因は医者も患者も誰にも特定出来ないですか?
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「自分が何故癌になったのか」を理解したい。というのは結構難しくて, 簡単に分かるのであれば,一部の感染が原因となる癌が知られています。 子宮頸がんであれば,パピローマウイルス,肝癌の一部ではB またはC型肝炎ウイルス,胃癌の原因の一つとしてのピロリ菌など因果関係が判明しています。「自分が何故癌になったのか」を分子機構として理解したい。というのであれば,調べ方はいろいろあり,分かる場合もあります。 例えば急性骨髄性白血病などでは染色体を調べれば,どの染色体が転座したからだ(染色体の一部がキレて他の染色体に結合してします)というのが分かります。それによって治療法が変わるので重要な診断の一つです。 ですが,あなたのご質問のメインはたぶん,患者が何を俺はして癌になったのか?という疑問にだれか答えられないの?ということだと思いますが,実際今の科学では じゃあその人が生まれつきなりやすい人だったのか,タバコを吸った所為なのか,ウイルスに感染したからなのかは,ある程度までしかわかりません。 肺がんになって喫煙していればリスクは圧倒的に高くなりますが,全然癌にならずに済む人もいます。それは人の体はある一定の確率で癌細胞のような変な細胞を生み出してしまうのですが人の体は普通その変な細胞を見つけ出して殺してしまうのです。が,まれに普通の振りして増え続けてしまう細胞がいて,それが癌になります。つまり原因は患者じゃなくてもつねに起きているので,何をしたからだ,何をしなかったからだ。とは言えません。 我々は,そのエラーを起こす可能性を減らす努力しかできないのです。 わかりにくければ補足しますので遠慮無く。
お礼
そうですか。 癌も何の病気も好きでなる人はないでしょうが、 癌になったら現実を受け入れて治療するしかないですね。何の病気でも原因を追求しても分からないですよね。ありがとうございます。