賃料保証会社の変更通知(ミサワエムアールディー)
マンション・アパートの賃貸借管理の業界では普通の事なのでしょうか?
追加の負担金額が毎年10,000円になる契約更新を、来月までにしなさいという一方的な通知がありました。
全国にも私と同じように、仕組みがわからず、納得できない人がたくさんいると思いますので、詳しい方教えてください。
引っ越ししてから2年ほど住んでいるアパートについて、貸主ミサワエムアールディー株式会社から、以下のような「重要なお知らせ」が届きました。
東京から送られてきているので、全国各地で同じ通知を受けている方がいると思います。
~略~ 皆様が弊社との賃貸借契約に付帯して賃料保証契約を締結しております「株式会社VESTA(ヴェスタ)」につきまして、去る平成22年9月30日に国税局にその財産を差押されて以降、その保証事業が不能の状況にあり、今後もその運営に疑念を持たざるを得ない状況となっております。
弊社と致しましては、今後の「株式会社VESTA(ヴェスタ)」と皆様とのトラブルを未然に防ぐ為に保証会社及び、賃料のお支払方法を含めた全般の運営方法の見直しを検討して参りました。
その結果として、皆様に安心してご入居頂く為に誠に勝手ながら「株式会社Casa(カーサ)」を引受保証会社として採用し賃料のお支払については、アプラスグループの「株式会社インサイト」による自動引落しを導入することと致しましたので、そのご案内をさせて頂くと共にお手続きのご協力をお願いさせていただきます。~略~
(そして、手続きに必要な「保証委託契約書」等の提出書類と「初回保証料」金10,000円について記載されていて、以下に続きます。)
ご確認事項
※上記書類のご返送・お振込期日は、誠に勝手ながら、平成23年6月6日(月)とさせて頂きます。
※期日より約1ヶ月を超えてもお手続きを頂けなかった場合や不備書類・追加書類のご提出をお願いして別途期日までにご対応頂けなかった場合には、新たに連帯保証人を付保して頂き、賃貸借契約 約款第16条(債務不履行による契約の解除)についての確約書のご提出を別途お願いいたします。
~略~
※この度のサービス変更に伴うご契約者様の費用負担額は、初回保証料金10,000円と口座振替決済サービス料525円/月となります。(現在200円の方は525円へ変更となります。)
~略~
(そして、『Casa初夏の切替キャンペーン!』と書かれた株式会社Casaのチラシが同封されていて、以下のとおり説明されています。)
期間限定 平成23年5月2日(月)~平成23年6月24日(金)
特典 通常初回保証料 賃料の50%を特別価格10,000円でお手続きが可能です。ミサワエムアールディーのご入居者様だけの特典です!
【お手続き要綱】
(1)今回の特典は、現在ご入居中で、(株)VESTAから(株)Casaへの保証切替のみを対象とさせていただきます。
~略~
(4)特別価格は初回保証料のみであり。翌年以降毎年10,000円が年間保証料として必要となります。
(5)(株)Casaの審査の結果、保証をお受けできない場合もございます。
(以上ですが、私の解釈は以下の通りです。)
1.「株式会社VESTA(ヴェスタ)」と皆様とのトラブルを未然に防ぐ為に~ の意味がよくわかりません。保証会社を利用する事が、入居者のメリットになるのでしょうか。家賃の未払いに対する保証のはずなので、ミサワが負担するべきコストではないかと思います。
2.(5)の保証をお受けできない場合には、退去しなさいということだと思います。この契約変更を行わなければ賃貸借契約を解除するという姿勢です。賃貸借契約の支払方法の欄には、「原則として口座振替でお支払い下さい。」となっています。契約書には貸主の振込先が記載されていますが、賃貸借契約書に記載されていない会社を利用した口座振替が契約の絶対条件になるのはおかしいのではないかと思います。
3.入居時の株式会社VESTA(ヴェスタ)との契約では、保証期間は明渡完了までとなっていて、毎年払う事になっていません。条件が変わるのに、ミサワエムアールディーの案内にはその事が明記されていません。それとも、翌年以降は不要なのでしょうか。
4.株式会社VESTA(ヴェスタ)を選択したのはミサワなのに、変更する負担をどうして入居者がしなければならないのでしょうか。数年後に同じ事が起きたり、毎年の保証料が勝手に値上げされるのではないかと、不信感が募ります。
5.支払い実績のある入居者に対しては、むしろ直接ミサワエムアールディーに支払うように契約変更すれば中間マージンや振替手数料が不要になり、お互いに利益になると思いますが、入居者への負担増となることを強要するのは自社のことしか考えていないと思います。
6.契約書を交した以上、双方とも契約を守る責務があると思いますが、今回の案内は、あまりにも一方的に都合よく契約変更を強要してきているように思えて不愉快に思います。
(今、考えている事)
納得できませんが、素直に契約更新するしかないかと思っています。
でも、今まで滞納した事はないし、連帯保証人も明記しているのだから、今後は直接ミサワエムアールディーに支払う事を申し入れようと思います。
断られた場合の、2つの選択枝を考えてみました。
(1)契約書に記載されている振込先に一方的に振込んだらどうなるのでしょうか。問題ないと思うのは素人考えでしょうか。
(2)家賃の受け取りを拒否されたという事で、供託が利用できるかもしれません。
全国の入居者が全員で供託を行ったら、面白い事になると思いますが、個人でやっても嫌がらせにしかならないかもしれませんね。
供託 - 法務局ホームページ
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/Taro12-5101.pdf
私の考えは間違っているでしょうか。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
同じ通知を受け取った方や、不動産関係で法律に詳しい方のご意見をお待ちしています。
お礼
ご回答ありがとうござ今した。