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カボチャの種類と特徴
- カボチャの種類や特徴について解説します。カボチャの種類にはさまざまな種類がありますが、オレンジ色の大きさ20cm位のカボチャは食用として利用できる種類と考えられます。
- カボチャの種類には、なかやまかぼちゃを含むさまざまな種類があります。なかやまかぼちゃは蒔いた記憶がないにも関わらず、オレンジ色の大きさ20cm位のカボチャが実った場合、なかやまかぼちゃの可能性もあります。
- カボチャの種類を特定するのは難しい場合もありますが、オレンジ色の大きさ20cm位のカボチャは食用として利用できる種類と考えられます。食べてみて味や食感を確かめてみるのも一つの方法です。
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- bannzaiusagi
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今年作られた中山カボチャの種子か苗の入手先からお聞きしたいのですが・・・。 この品種は元々は在来種でしたが現在は品種登録され地元JAでの完全管理が行われ(契約者以外は栽培できない)、本来は種子や苗が他所に出回る事は無いはず(栽培は出来ない)なのですが・・・。生産地にお住まいの方からお譲りいただいたか、それとも実を購入して果肉を食べた後の種子を蒔いてお育てになったのでしょうか?もし一昨年か去年に購入したり頂いて食べた実の種子を今年蒔いてお育てになったのなら、その実を生産していた農家によっては複数の品種のカボチャを栽培していて他のカボチャと交雑してしまい種子が雑種に成っていた可能性もあるので、個人で栽培するものは「中山カボチャ」の名前は名乗れません。そのための品種登録と契約栽培なんです。元々正規品の栽培ではないなら品種名で呼べませんし(名乗ると正規品を違法に入手して栽培そていると疑われます)交雑の2世代目からは他のカボチャの特徴がいろいろ出てきてしまい実を食べても美味しくないものが多く出来る可能性があります・・・。今年のはオレンジ色の実の株と一緒に育ててしまっているのでおそらく既に交雑しているでしょうから今年採れた「中山カボチャ」の種子は燃えるゴミとして処分しもう蒔かない方が良いと思います・・・。 もしどこかから種子や苗を入手なされたなら余った物が横流しされ違法に販売されていた物か、他の品種を中山カボチャとして流通させてしまっているのかもしれません・・・。場合によっては中山カボチャと思って栽培されていたもの自体が偽物である可能性もあるわけで・・・。採れた実は底の方が尖っていますか?尖っていないなら偽物の可能性が。「中山カボチャ」で検索すると特徴の説明や実の画像が見られますので念のために確認なさってみて下さい。 何故オレンジ色の実が成ったかの原因の予想としては 登録品種のホームページやJAでの説明での中山カボチャの栽培には台木の使用は特に書かれていませんが(元々在来種なので必要ないのかも)、もしお育てになった苗が接ぎ木苗であったのなら、ご質問のオレンジ色の実のカボチャは中山カボチャの芽の継いだところが育てる途中で枯れてしまい、「台木用品種」の方が育って実が出来てしまった可能性があります。日本では台木用に使われる品種には昔の古い品種や台木専用に作られた品種があり、品種の中には使う台木の品種が決まっている物もあります。台木でも古い品種であれば美味しいかは別として食用に出来ます(美味しいと言われる品種でも実際は栽培する地域や環境に味や食感は左右され易いので)。台木専用品種の場合は食べても美味しくない物が多いです。(ちなみに実生苗で育てるべき品種を接ぎ木苗で育てると、病害虫に強く丈夫には育ちますが本来の実の味には育ちにくいです) また、農家によってはカボチャの苗の生産に台木は特定の品種の台木を使わず、自分の所にあるカボチャで実生で丈夫に育つ品種のを台木に使う農家もありますので、そういう農家が育てた接ぎ木苗なら他に栽培していた外国のカボチャを台木として使っている可能性も。 もし画像のオレンジ色の実が台木から育った物なら外見だけで品種の特定はできませんし、食べて美味しいかまでは誰にもわかりません・・・。 日本で栽培されているカボチャにも画像の様な外見に似た品種がありますが、元々がカボチャ自体原産は外国で、現在日本で栽培されているカボチャのうち江戸時代から栽培されている物以外は明治期頃に入ってきた外国の系統がほとんど(ちなみに中山カボチャ自体もその形が外国種を改良した北海道のと似ているので元になったのは外国種系かもしれません。何処かから持ち込まれその土地の環境に合う独自の性質を持った可能性があります)、外国種だと似た物がとても多く何かの理由で品種名が一度解ら無くなればもう予想自体が困難になります。カボチャの品種の予想で一番重要なのは「果肉の特徴」と「味と食感」なので、画像だけでは候補さえも出て来ません・・・。 実がオレンジ色系のカボチャには日本で食用として育てられる物もありますが、外国種だと家畜の餌専用品種も結構多いので、果肉は一応食べられますが美味しいとは限りません。またもし外国での食用品種だとしても日本での調理法では美味しく食べられない事も多いです。日本と外国では調理法も食感や味の好みも違うので、オレンジ色の実の果肉だともしかすると甘みが足りなくて水っぽいかもしれません。 オレンジ色の実の品種は近年ハロウィンの飾りのジャック・オ・ランタン(中身をくりぬき皮に目鼻口の形に切り取る)を作る材料として人気が出て日本でもかなり沢山生産されていますので、生産している農家がハロウィン用に出荷する目的だった種子を誤って混ぜてしまったり苗木を混ぜてしまった可能性もあるかもしれません。もしそうであればハロウィンに使われるオレンジ色の実は家畜の餌用品種のが多いので実自体が日本で食べられるカボチャよりも水っぽいと思います。 この画像の実の今後の扱いですが、数個だけならご自宅でくりぬいてジャック・オ・ランタンをご家族で作られてしばらくお庭に飾っておくとか(獣が出る土地柄だと食べに来るので注意)、ある程度数多く出来たのならお近くの幼稚園などにハロウィン用のカボチャとして差し上げるのも良いと思います。お知り合いに家畜を飼われている方が居ればお声をかけてみると欲しい方がいらっしゃるかも。家畜ならどんな種類でも実を大まかに割って与えさえすればカボチャを喜んで食べますしニワトリに与えればカロテンが豊富なので黄身の色が濃くなります。 水分の多い果肉でも、食用の品種であればパンプキンパイやポタージュなどの洋食でなら美味しく食べられます。ただしレシピは日本で公開されている量や作り方では美味しく作れません。日本で公開されているパンプキンパイやポタージュは日本で好まれる果肉の硬いカボチャから作れるようにと考えられていますからそのレシピで果肉の柔らかいカボチャを使えば美味しくは出来あがらないのです。(私の経験で逆のパターンですが、外国のレシピなのに硬い果肉のカボチャを使ってパイを焼いたら味も食感も合わず、でも捨てるのが勿体なくて姉妹で全て食べきり凝りた経験からパンプキンパイが全く食べられなくなりました・・・)外国のホームページのレシピを翻訳し外国で計量する量を日本の計量に修正して(外国では日本と計量スプーンとカップの内容量が違います)材料の砂糖も出来れば指定されている種類(外国では日本より多くの種類があり甘さや風味も違います。入手できない場合は出来るだけ似た物を)を使う方が良いです。 もしカボチャが食用の品種であれば外国のレシピで作るとその国で食べられている味と似たのが作れるでしょうし、もし家畜用だったとしても水分の多い果肉なら不味くて食べられないというほどの味にならないと思います。食べてみて食用だろうと思える味なら次回の材料量は日本人好みに少し調整して作れば美味しく出来上がると思いますよ。 すぐ簡単に味を確かめてみたいのなら追熟済みの実を切って果肉の水分量を見て、日本人が好む硬い果肉なら食べやすい大きさに切りさっと水に濡らしてガラスボウルに入れラップをかけてレンジで加熱して食べてみる(マッシュパンプキンの作り方)。水分量の多い果肉であれば少しの量をレンジで加熱して潰しグラニュー糖と混ぜてまた加熱した簡易的なジャムを作って食べられる味かを判断してみると良いです。 ジャムはちゃんと保存できるものをたくさん作るのならミキサーで果肉を細かくしてからグラニュー糖と一緒に鍋で煮詰める必要や市販のシナモンやとろみをつけるペクチンなども用意しないとならないと思いますが、味を確かめる為に2~3日で食べきれる量を作るなら簡易的に糖分と一緒にレンジで加熱で充分です。 カボチャなら結構料理方法はあるもので、北海道では硬い果肉の品種でもその年の気候が悪く加熱しても果肉がホクホクしないなら、マッシュした物に片栗粉をたくさん混ぜて太い棒状にし「カボチャ団子(ジャガイモで作ると芋餅が出来る)」を作って冷凍保存しておきます。冬になってから半解凍の時に輪切りにしてそのままフライパンで焼き砂糖醤油を絡めてオヤツに食べたり(ベーコンスライスと一緒に焼いて食べても美味しい)、出汁で茹でて味噌を入れた「カボチャ団子の味噌汁」にします。団子にするなら水っぽい果肉の種類のカボチャならジャガイモを茹でてマッシュした物に何割かを混ぜてから片栗粉の量で硬さを調節すると美味しく食べられると思います。芋餅やカボチャ団子についてはインターネット検索でレシピが調べられると思います。イタリア料理に芋餅に似た作り方のパスタ「ニョッキ」がありますからカボチャとジャガイモに小麦粉を混ぜて茹で、市販のパスタソースを絡めて食べても美味しいですよ。
お礼
とても詳しく ありがとうございました。 おっしゃるとおり、一昨年食べた実の種を保存しておいて蒔きました。 昨年はそれなりのカボチャが採れました。 そのおととしの古い種を今年も蒔きました。 今年は4株育ち、それなりのカボチャも採れていますが、 まったく様子の違うカボチャが実り、びっくりしています。 ひとつのカボチャからとれた種ですが、 受粉の時に何かが混ざったのでしょうね。