- ベストアンサー
猛毒のキノコはなぜ存在しているのでしょう
食べられないためですか。それとも何かほかにはたらきがあるのでしょうか。植物のなかには毒になるものが多いとは思いますが、毒キノコはちょっと目立ちすぎの感じがします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一つの考え方を紹介します。 目立つことで積極的に動物に食べてもらい,その後動物に死んでもらうためと考えられています。 即死しないのは,食べた動物の移動により胞子の散布が拡大します。また,死体は,次代の胞子が発芽成長する栄養として役立ちます。
その他の回答 (3)
- Mr_Spock
- ベストアンサー率75% (57/76)
食害から身を守る働きがあるんでしょうね。 キノコを食害する主な動物は人でもクマでもリスでもなくて、昆虫です。とくにキノコバエなどの双翅目。ハエが飛んできてナメるだけならいいけど、そういう奴らは適したキノコに卵を産み付け、かえった幼虫がむしゃむしゃ食い荒らします。毒キノコは親が卵を生むのやかえった幼虫が食い荒らすのを防ぐ働きがあるんでしょう。 実際、人にはほとんど毒性がなく旨味の強いキノコであるけれど、その旨味成分(ある種のアミノ酸)が昆虫にとって毒となるものなんかもあります。
お礼
キノコではありませんが、チューリンゲン菌が殺虫剤として使われている例を思い出しました。実際キノコはそれほど食べられてしまっているのでしょうか。逆に人に猛毒でも昆虫には効果がないというような例もあるかなと思いました。いずれにしても本来のターゲットがどういう生物なのかを考える必要がありますね。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7983)
毒キノコだけでは無くて、植物全般に毒性を持って食害を免れる進化を選択する傾向があります。小麦にも毒性を持つ種類が存在します。毒性を持つのは植物の防御機能なのですね。 人間が毒性を持つ植物を排除し、毒性が無い植物を増やして食料に利用して来ただけで、自然界には毒性を持つ植物はごく普通に存在すると考えた方が良いと思います。
お礼
動物を殺して栄養にするというような例はないのでしょうか。毒キノコを食べて死ぬ人が今もって後を絶たないことを考えると、進化の要因になっているようにっも思えないのですが・・・。
- mpascal
- ベストアンサー率21% (1136/5195)
お礼
難しいものなのですね。勉強してみます。
お礼
なるほどですね。警戒色というより誘惑色とでもいうべきでしょうか。動物が死ねば豊かな栄養源になることは想像できますね。果物などでは甘い果実を動物に食べられて子孫繁栄につながるそうですが、動物を殺す毒入りのものはないのではなかいかと思いますが、毒キノコに関してご教示の通りなのだろうと思いました。