• ベストアンサー

毒キノコの存在価値

 キノコの専門家が言っていたんですが、「松茸以外の野生の食べられるキノコには、全部それによく似ている毒キノコがある。」ということがずっと気になっているんですが、たぶんそこには何か理由があると思うんですが、よくわかりません。  食用によく似た毒キノコの存在意義、想像でも、哲学的にでも、何かわかる事があればお教え下さい。何で松茸にはないんだろう?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1153/9140)
回答No.2

毒を使ってほかの生物を殺し、自分の栄養にしているはずです。

nobound
質問者

お礼

 毒キノコはそうですね。ということは、食用で動物を誘い出し、似た毒キノコで殺すという、ペアで1対という、一番有力意見かもしれません。  ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • stmim
  • ベストアンサー率24% (57/236)
回答No.7

まず、これは適当な想像とお断りします。 キノコの側からしたら食べられたくないですよね。 そのためにキノコは毒をつくる。毒をたべて、嫌な思いをした動物はそのキノコを食べなくなる。次から食べられないで済みます。 でも、毒を作るのは、成分を合成しないといけないので、手間がかかります。自分がその毒にやられる可能性もある。 できれば手抜きをして、毒はつくりたくない。 そうした怠け者のキノコがいたとします。 そいつらは毒はつくらないから食べられてしまいます。 でも、もし毒をつくるキノコにそっくりだとしたら、どうですか? 「あ、毒キノコだ」と間違えられて食べられないで済みます。 毒キノコと似ているだけで楽ができるのです。 だから、毒キノコに似た毒のないキノコができたのだと思います。

nobound
質問者

お礼

 難しいですね。毒キノコが主ということですね。それに似せれば食べられないと思っている手抜きのキノコ。  結局キノコにとって繁殖のためには、動物に食べられた方がいいのか、食べられない方がいいのか、もっと研究するとしたら、実際にキノコと動物の関係を実態調査するしかないですね。ちょっとキノコの本を探して読んで、ここのまとめで書いてみたいと思いました。  ありがとうございました。

nobound
質問者

補足

 今ちょっとネットで調べてみたら、野生のキノコにはほとんど毒があるそうです。とすると、やはり毒で身を守ったり、生物を殺したりが目的かもしれません。  食用というのは、人間が知恵を使ってうまくその毒を避けて(フグのように)利用しているのかもしれません。

  • D-Gabacho
  • ベストアンサー率64% (1056/1648)
回答No.6

No.4です。わたしの回答の意図は、専門家でないとわからない、ということではありません。人生で野生のきのこを食べようとしたことなど一度もないような都会の人は、紅白で初めてAKB48というものを見た老人がメンバーの区別をできないように、よく見れば似ても似つかないきのこでも、区別できず同じようなものに見えてしまう、ということです。質問者さまも、野生で生えている食用きのこを、一度でも誰かに教えてもらって「これがそうなのか」と知れば、それを毒きのこと間違えることは、まずないでしょう。

nobound
質問者

お礼

 再回答ありがとうございます。  そうなんですか!もちろん図鑑などで一人で調べた位では間違え易いと聞いていますが、きちんと判っている人に教えてもらえれば、それ程区別は難しくないということですね。  前に泊まった温泉旅館のご亭主が、「今日の夕食には、自分で採った珍しいキノコをお吸い物にしました。」というのを聞いて、毒は大丈夫かなとちょっと疑念をもったんですが、それは無いということですね。  AKBはキノコと違って、顔ぶれがどんどん変わるので、最近はほとんど名前が判らなくなりました。ありがとうございました。  

回答No.5

松茸と松露茸やトリュフは、同様な植生ですが  松茸だけが特殊な理由はあるのでしょうか? 地球の表土の10~500m下には、石炭類が多量に存在しますが  億年前の石炭紀に、セルロースを分解する生物は居なかったハズで  セルロースを分解するキノコが進化したのは最近だと思われます。 キノコは、菌糸が本体で  落葉や倒木のセルロースを分解して懸命に働き  新地での繁殖チャンスを狙って、子実体で胞子を拡散します。  その子実体を食べる動物を、毒で撃退するのは当然です。 松茸は、松(古代生物)に寄生(ちょっぴり共生)するので  必死に胞子を拡散する意欲が乏しいのでしょう。 ラフレシアも働かず、豪勢な子実体のウンチ臭でハエを呼び  胞子を運ばせても蜜を与えません。 役所の様です。  トリュフにもそんな臭いを感じます。 薬品臭の松茸は、他の動物が好むとは思われません。  イノシシが松茸を食べる事も問題では無いようです。  食物の香りを楽しむホモサピエンスは、   異常さの故、ここまで破壊的に繁殖したのです。 進化に意思があるように書きましたが  その変化をした遺伝子が生き残った、が正解です。

nobound
質問者

お礼

 キノコを研究されているのでしょうか?詳し過ぎるんですが、キノコとはセルロースを分解するんですね。まあ毒キノコとは動物撃退かもしれませんが、善悪はっきり分かれているのが、やはりちょっと不思議です。  松茸は人間は好きですが、動物は嫌いだということですね。  この世が利己的な遺伝子による進化だとすると、世界人口の増殖と日本人口の減少の意味もまた興味があります。ありがとうございました。

  • D-Gabacho
  • ベストアンサー率64% (1056/1648)
回答No.4

以前、70代の母が紅白でAKB48を見たとき「みんな同じような顔で見分けがつかない」といってました。それと同じで、きのこの見分けがつかないのは、無知な素人から見ればということであって、実際にはそれぞれに明らかな特徴があり、知っている人にとっては一目瞭然、間違うことはほぼあり得ません。

nobound
質問者

お礼

 ありがとうございます。  専門家はわかるけど、一般人はわからない。ましてや動物は区別がわからないとすると、No.2の回答が近いかなと思います。

  • bardfish
  • ベストアンサー率28% (5029/17766)
回答No.3

「人間にとっては」という前提が抜けてますよ。 人間にとっては無意味で有害のものであっても自然にとっては長い時の中で輪廻に組み込まれ受け入れられているもの。 人間にとって意味がないからと完全消滅させると思わぬところで有用性に気づくがその時は後の祭りということも多々ある。 人間の表皮には数千、数億という細菌がいます。それらの中には有益なものもいれば害をなすものもいる。だが害をなす細菌を完全排除してしまうとお肌のトラブルに見舞われてしまう。害をなすものがいるからこそ有益な細菌が仕事をこなせることもあるでしょう。ゼロか1かではなくバランスなんです。 有益な細菌だけになっても人間にとっては害となることもあります。 人間が生きるために必要な酸素もじつは人間にとっては有毒なものです。大気中の空気の成分濃度を調べてみてください。100%酸素を吸うとどういう事が起きるか調べてみてください。 人間にとって理解できる理由が世界の全てではありません。人間が理解している自然界の法則というのはほんの一部です。細菌というのは人類よりもはるか昔から存在しているのです。

nobound
質問者

お礼

 腸内細菌もコレステロールも善玉悪玉があって、確かにバランスだったり、悪玉にも意味があったりしますね。  自然の摂理は人間の理解を超えているのもその通りだと思います。  ありがとうございました。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

別に茸は人間のためを思って進化してきたわけではありません。バクテリアと同じで、たまたま人間に無害なものもあれば有害な物もあるということです。分類学上近縁な物であっても有毒なものと無毒なものがあることもあります。

nobound
質問者

お礼

 ありがとうございます。たぶん人間のために進化したわけではないのに、人間のために食用になる役に立つものと、人間を死に陥れる正反対のものが、全く似た形で全てのキノコにあるということが不思議だったんですが、まあたまたま偶然ということてすね。そうかもしれません。

関連するQ&A