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真空管マッチング、試験機
真空管のマッチングですが よくある試験機では、プレート電流を揃えていると思いますが これは、バイアス電流(カソード電流と同義でしょうか?)を 測定するのと精度ではどの様なことになるでしょうか? 例えばプレート電流5%誤差とすると、バイアス電流は何パーセントくらいでしょうか? また、添付ファイルのHIGH、LOWの計算式の意味がよくわかりません。 質問がおかしいかもしれませんが、よろしくお願いします。 この記事をみてふと疑問に思いました。 http://sound-wave.sblo.jp/article/36056386.html
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何故真空管のマッチングでプレート電流を揃えているとゆうと、真空管を交換したとき一々バイアス調整をしなくてすむようにするためです。 とゆうのは、プッシュプル(DEPP)回路用のトランスは、直流プレート電流がアンバランスになると、低域特性が極端に悪化するからです。 その点、gm(トランス・コンダクタンス)の差は、トランスの電磁結合で補正されるから、ペアチューブはgmを揃えるとゆうような話は、以前は訊いたことがありません。 何年頃の話でしょうか? まぁ、OTLとかB級プッシュプルだと、gmも揃っていた方が良いとは思いますが、一般的なAB1級プッシュプルだと気にする必要は無いでしょう。 多極管の場合、プレート電流とスクリーン電流(この和がカソード電流)の比(分配率と呼ぶ)はほぼ一定になります。 データシートで、プレート電流とスクリーン電流をみて、分配率を計算すれば、 > これは、バイアス電流(カソード電流と同義です)を > 測定するのと精度ではどの様なことになるでしょうか? ほとんど同じです。 実際には、電流測定用にカソードに1Ω、Rsに10Ω入れてカソード電流とスクリーン電流を測定してみればよいでしょう。 > 例えばプレート電流5%誤差とすると、バイアス電流は何パーセントくらいでしょうか? 一応5%ですが、正確には、電流測定用にカソードに1Ω、Rsに10Ω入れてカソード電流とスクリーン電流を測定してみればよいでしょう。 > また、添付ファイルのHIGH、LOWの計算式の意味がよくわかりません。 「BIAS KING」の取説を見たらどうでしょうか?
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- bogen55
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「BIAS KING」の取説はここからDLできます。 http://biasking.com/download_manual.htm > また、添付ファイルのHIGH、LOWの計算式の意味がよくわかりません。 取説を読んでも、私の英語力ではわかりませんでした。 わかったのは「BIAS KING」の製作者は、バイアス電流をHIGH(バイアス電圧が低い)、LOW(バイアス電圧が高い)の間に設定することを推奨しているようです。 なお、真空管でバイアス電圧とゆうのは、G1とカソード間の直流電圧です。 真空管の場合、電圧の基準はカソードで、アースではないから、このことを理解しておくことが必要です。 リンクされているページではRkが1Ωとなっていますが、これは電圧降下を減らして、電圧の基準をカソードとするためです。 ご存じのように、真空管はバイアス電流の設定によって、まったく異なった音になります。 バイアス電流を多くした場合、よりクリアでシャープな音になり、逆に少なくすると、音の歪みが増加します。 そこで、「BIAS KING」の製作者は、経験的にHIGHとLOWを決めてユーザーにバイアス電流をこの間に設定させているんじゃないでしょうか? 当然、HIGHを超えると寿命が著しく短くなるから、それだけは止めた方が良いでしょう。 なお、gmは動作点(交流信号がゼロのときの直流動作点)でVg1の微小変化に対する、プレート電流Ipの微小変化の比です。 gm=Δip/Δvg1 ですね。(交流の場合は小文字です) 微小変化とゆうのは、一般に数10mV以下です。 大振幅の出力段で、微小変化時のgmを合わせる意味が全くわからないんですが、どうゆうことなんでしょうね? 「BIAS KING」でgmを測ろうとすると、付加回路が大変なことになりそうですが、この点もどうでしょうか?
- kimamaoyaji
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>プレート電流を揃えていると思いますがこれは、バイアス電流(カソード電流>と同義でしょうか?) 貴方が添付している図に書かれていますIp(プレート電流)、Is(スクリーングリッド電流)=バイアス電流、Ik(カソード電流)=Ip+Isと書かれていますから、同意義とはならないことは明白です。 またペアチューブはGmを揃えるのが基本ですが、真空管はプレート電圧によってGmが変化するので、実際のアンプ回路での電源電圧でマッチングを取らないと完全なペアにはなりません。 >例えばプレート電流5%誤差とすると、バイアス電流は何パーセントくらいでしょうか? プレート電流を制御するためにスクリーングリットのバイアス電流を調整する訳で、何%など解りません、バイアス電流は最大出力値やGmによって大きく変わりますから、真空管名、回路図、Gm値が判らないと判断しようがないのでは? 計算式… 6L6GCでプレート電圧(赤)-(黒)間 450Vの場合は LOW (30×500)÷450=33.3mA HIGH (30+5)×636÷450=49.5mA よってバイアス電流値は33.3mA~49.5mAで設定するのが良いことになる。と書かれています。 上の表より6L6GC(MPD=30W)、(Screen=5W)で使うアンプでのプレート電圧450Vですからその数値を入れただけだと思いますが?そして最大バイアス、最小バイアスがHIGHとLOWと言うだけでその範囲内にIsをしてください、だと思います。