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自作真空管アンプ調整
6RA8を4本(PP)使った自作真空管ステレオメインアンプの調整です。SW-15-4(山水)の出力トランスにつないだ最終段6RA8の両方のカソードに20KΩの可変抵抗器(DCバランス?)を接続するようになってますが、これはどのように調整したらよいのでしょうか?前に調整せずに真空管のメインアンプを使って長時間電源入れてましたらトランスから液漏れしておシャカになったことがあります。おそらく電流か電圧のバランスをとるのだろうとは思いますが調整の仕方が分かりません、分かりやすく教えていただけないでしょうか?
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設計ミスや故障や配線間違いや部品劣化等がないと仮定して。 1.まず電源投入前に ・10kΩVRを中点に合わせる(L・R両方とも) ・20kΩVRを抵抗値最小の位置(G1・G2の電圧がが最も低くなる位置。回路図でいうとVRが一番上側となる位置)に合わせる(L・R両方とも) 2.電源を入れて、6R-A8のカソードのTP(4箇所全て)が(グランドに対して)0.15V以下であることを確認する。 もし0.15V以上になった場合は直ちに電源を落として、回路の定数見直しか6R-A8の交換が必要。 (もちろん、故障や配線間違いの可能性もあり) 3.LchのTP1箇所を測りながら、Lchの20kΩVRを少しずつ回して、TPが(グランドに対して)0.15Vになるように調整する。 4.Lchの2箇所のTP間の電圧を測りながら、Lchの10kΩVRを少しずつ回して、2箇所のTP電圧が同じになるように(=TP~TP間の電圧が0Vになるように)調整する。 5.上記3~4を数回繰り返して、LchのTPが2箇所とも(グランドに対して)0.15Vちょうどになるように調整する。 6.Rch側でも上記3~5を行って、RchのTPが2箇所とも0.15Vちょうどになるように調整する。 7.片chを調整すると他のchのTPの電圧が少しずれるので、再度上記5~6を数回繰り返して、4箇所のTP全てが0.15Vになるように調整する。 8.この状態で10~30分放置して、再度TP4箇所の電圧を測定し、0,15Vからずれていたら再度上記7の調整を行って、調整完了。 ・・・以上が「正しい」調整方法です。
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こんにちは、初心者のひとが失敗する原因のNo.1はB+電圧の調整です。 組だそのままで使ってしまうの場合が多いのでB+電圧が高く、電流が流れ過ぎる場合がおおいです。 また、ラックスの回路を参考にしているみたいですが、昔のラックスはパワー重視で無理をしている設定が多いんで。 しっかり、ロードラインを見てプレート電圧とバイアス電圧を設定した方がよいと思います。パワー管が与太球だとラックスの回路では持たないかもしれません。 寿命を考えると80パーセント以下のパワー位でと考えます。 真空管の名前にこだわらず初心者向けのPPアンプの制作記事を読んで見てはいかがでしょうか。
お礼
ご返事ありがとうございます。わかりましたB電源については低めに設定してはじめはチェックします。急ぐこともないのでジックリ色々な回路を検討してレストアしたいと思います。
こんにちは、確認ですがこの回路は雑誌等の参考回路でしょうか?。 または、自分で設計した物でしょうか?。 まず順番としては、真空管を差す前に各部の電圧を測定します。 (1)ヒーター (2)バイアス (3)Bライン ここで、ショートや電解コンデンサーの極性間違いをチェックします。 真空管を入れない状態では、電圧は高めに出ます。 安全に調整するためには、スライダックを利用して、パワー用の真空管を入れないでB1の電圧が300Vになるように設定し、U7、X7のプレート電圧、カソード電圧を調整します。 この調整は、Bラインの固定抵抗の値を変えて行います。 次に、左右どちらかのパワー管を差して、プレート電圧バイアス電圧をチェックします。 P1、P2間の電圧をテスターで電圧がゼロになるように調整します。 ゼロに近くなってきたら、テスターのレンジは小さくして見てください。 注意としては、音を入れないようにしてください。また、一度調整しても狂ってきます。半日から1日は見てください。いつの間にかズレてきて壊れることがあります。 片チャンネルが安定しましたら、反対のチャンネルを同様に調整します。 どちらも安定しましたら、スライダックをはずして、設定の電圧と同じか確認してください。 たぶん、数10V、異なると思います。 設計電圧に合わせる為には、電源トランスの端子を入れ替えるか、大型の抵抗を入れて調整します。 スライダックをはずした、最終的なB1電圧に合わせて各部の電圧を再度調整が必要です。 順番を追って調整しないと、真空管に無理な電流をながしてしまって壊すおそれがあります。 真空管を入れ替えると同じ電圧でも流れる電流が変わるので、再調整が必要になりますよ。調整した時の場所に同じ様に入れてください。 参考まで
お礼
ご返事有難うございます。この回路はネットで見つけたものです。現品の回路図はありませんが、ほぼ同じ内容なのでこの回路を参考にしてリストアしたいと考えています。
- DAV
- ベストアンサー率37% (746/2009)
グリッドのバイアスの調整もカソード~カソード(またはプレート~プレート)間がゼロになるよう調整して下さい。
お礼
有難うございます。結局、最終段の真空管はプレートやカソードのレベルで左右が同じ動作をするように調整しなければならないということですね。 有難うございました。
- DAV
- ベストアンサー率37% (746/2009)
回路図をアップできませんか?
お礼
回路図は保存形式が上手くコントロールできませんでしたので、 アドレスを貼り付けました。よろしくお願いします。 http://www2.plala.or.jp/ideno/sinkukan/1_6RA8_PP/6RA8_PP_Ver1.xls
- DAV
- ベストアンサー率37% (746/2009)
出力管のカソードの電圧が等しくなるように調整してください。 始めはテスターのレンジを高めにして、カソードとアース間の電圧をほぼ同じ位になるようにしてから、カソード~カソード間にテスターを繋いで電圧がゼロになるように微調整します。
お礼
早速にご返事ありがとうございます。 グリッドのほうに可変抵抗器が接続されているような回路もあるのですが、この場合はグリッド~グリッドをテスターで計れば良いのでしょうか?プレートを計れば良いのか?理屈も分かっておりませんのでご迷惑をおかけいたします。
お礼
ご返事有難うございます。細かく教えていただいて大変参考になりました。ただ真空管のアンプ製作はあまり経験がありませんので、上手く出来るか心配です。実は35年ぐらい前に頂いた6RA8ppパワーアンプを久々に電源を入れましたら、B電源の1Ω巻線抵抗から煙がモクモクと出て、思わず電源を切りました。これは作り直さないといけないと思い、参考回路を見つけましたがppのバランス調整の仕方がわからず書き込みしました。出来ればもっと簡単な回路は無いものかと探しておりますが、インターネットでも本屋でも見つかりません。6RA8やPT、OTは何とか使いまわししたいです。