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蚊の遺伝子操作について
ブラジルではオリンピックの開催前に遺伝子操作を施した蚊を放って、蚊を撲滅させる事業を始めたことが発表されました。効果はあったのでしょうか。 環境に対する影響評価は必要でしょうが、日本でもこういう研究は行われているのでしょうか。まさか世界中の殺虫剤メーカーの圧力で封殺なんていうことは無いでしょうね。
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不妊虫放飼のことですね。 幼虫や卵に放射線を当てて生殖能力を失わせた昆虫を放ち、野生のものと交尾させる。生殖能力を奪ってあるので、産卵しないか、産卵したとしても孵化しない。これを繰返していけば世代を追う毎に個体数を減らし、最終的に根絶を目指す、というものです。 日本ではウリミバエで実施されました。 これを蚊で実施するとなると、大規模な蚊の飼育設備が必要になり、しかも血を吸う♀の蚊を大量に放虫することになってしまいます。
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- maiko0333
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蚊がいなくなると蚊の食料である生物が食べられないぶん繁殖します。 こうやって自然の摂理から外れてもっと厄介なことになります。 食料ピラミッドはきちんと自然の摂理で成り立っている必要があるんです。 これを日本は知っています。あちこちで痛い目にあっていますから。 ブラジルは知らなかったんでしょうね。
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ご回答ありがとうございました。
- eroero4649
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ゴーヤ。最近あちこちでよく見かけるようになりましたよね。実は何十年か前まで、沖縄のゴーヤを本土に持ち込むことができなかった時代があったのです。 その理由が、ゴーヤなどの沖縄の作物につくウリミバエというハエのせいだったのです。ウリミバエはその名の通りウリ系の植物を好む虫で、農作物に深刻な被害を与えます。沖縄ではこのウリミバエに苦しめられていたのですが、これは本土までは及んでいませんでした。もし日本本土にウリミバエが上陸したら大変なことになるので、沖縄の農作物を本土に持ち込むのは禁止されていました。 そこで行われたのが、捕まえた(あるいは飼育した)ウリミバエに放射線をあてて生殖機能を破壊してまた放つという方法でした。これを何十年もくり返すことで少しずつ数を減らすという気の遠くなるような作戦です。しかし関係者の苦労の甲斐あり沖縄のウリミバエは根絶され、ゴーヤが本土でもこれだけ広まるようになったのです。 ブラジルの事業もこれと似たようなことになると思いますが、何よりも継続が重要ですし日本人的なチマチマした仕事のキッチリさが求められます。元々大らかで国民の半分がO型のブラジル人ではこんなチマチマした事業は気質的に長続きしないんでないかなと思います。 ブラジルの国旗には文字が書いてあるという非常に珍しいものになりますが、あれはポルトガル語で「秩序と進歩」とあります。「どちらもブラジルにはない言葉」というジョークがあります。
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蚊も撲滅してほしいですね。なるほど「秩序と進歩」大切ですね。ご回答ありがとうございました。
お礼
多少面倒でも蚊は絶滅してほしいです。ご回答ありがとうございました。