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怠けても頑張っても同じなのが共産主義」が誤り?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13171054143 >>共産国といっても、競争もあれば、ノルマもあり、目標数値もあれば未達率も >>出す必要があり、一方、出世も抜擢もあり、報酬も異なりますので、能力に応 >>じた待遇を得ています。 そ連は大学教授が草むしりをやってたんですよね?どこの共産主義国がそうなんでしょう?
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- kaitara1
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マルクスが考えた共産主義というのはすべての人が自分の能力に応じて活動することによって社会が成り立っていくという前提があったのでは。ところが現実にはほとんどの人がそのようには動かないことがはっきりしたということではないでしょうか。
- 92128bwsd
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まず過去の歴史の中で、マルクス・エンゲルスが理想とした共産主義革命が起こったことは無く、また理想的な共産主義に近づいた国もありません。マルクス・エンゲルスの歴史的な必然からすれば、社会で圧倒多数を占める無産階級が革命を起こし、特権階級や資産階級から権力を奪い、資産を平等に分配管理する国家を建設するはずでした。その思想の中では、競争やノルマがあって頑張った人がより多くの報酬を得ても矛盾はしないはずなのですが、実際には共産主義国家と呼ばれる国の多くは共産党一党独裁の中央集権の元、計画経済や個人の資産・財産を認めない政策を取り、また計画経済もうまくいかないことがほとんどだったので国民は働いても搾取されると言う状況が多かったと思います。これは、共産主義革命がマルクス・エンゲルスが考えていた、イギリスのような工業国ではなく、農奴や小作農が多く、工業化が送れていたロシア、中国で起こってしまったことと関係していて、農奴や小作農は革命が成功して土地を資産として手に入れればそれで満足して革命が止まってしまうので、革命後の共産党独裁体制を維持するためにも国民に固有の資産を与えない政策が取られたのだと思います。 それに対して、チェコ・スロバキアは自由な体制を取ろうとしたのですが(プラハの春)結局、ソ連に抑え込まれました。それに対してユーゴスラビアは最初からソ連・東欧圏と対立し、よりマルクス主義に近く、また労働者の裁量に任せた政策が取られていたので、ある程度国民の裁量でより多くの報酬を得られる余地はあったと思います。 キューバは他の共産主義国と随分違う生い立ちで、アメリカに支援された資本家、特権階級に対しての革命だったのですが、結局のところ独裁政権と統制主義の非効率に染まって貧困に喘ぎながら頑張ってもお金が儲からないので配給に頼るか勉強して優遇されている医者になるか、スポーツ選手になるかと言う感じだったようです。 中国はある時期から統制経済に限界を感じてある程度の資産を個人が持つことを認め、他の共産国も冷戦時代の中でも少しずつ変わって来ていましたが、本格的にはソ連や東欧の共産主義体制崩壊と中国の鄧小平による方針転換まで待たなければなりませんでした。現在北朝鮮では存在してはならないはずの自由市場が結構賑わっているようで、こちらは国が主導していると言うよりは目をつぶっていると言うことでしょう。
- hekiyu
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怠けても頑張っても同じなのが共産主義」が誤り? ↑ 中国の農村における人民公社制度がその代表です。 農地は総て共有。 農業から得た収入は、農民に平等に分け与えられた ので、頑張っても報われませんでした。 初期の頃、自宅周辺の空き地に各戸の責任で農作物を作ることが 認められていました。 これを「自留地」と呼びますが、「自留地」では、頑張っただけ収穫することが 認められていたので、「自留地」の農作物はよく実り、 公社の田畑の農作物は収穫量が少ないという現象が見られました。 後期には「自留地」は「資本主義のしっぽ」 として批判されて禁止されるようになりました。 どこの共産主義国がそうなんでしょう? ↑ 程度の問題です。 社会主義国だって頑張った人は出世しましたよ。 ただ、仕事で頑張るよりも、共産党に入るとか、共産党員に 認められた方が、効率が良かった、ということです。 資本主義では金が、社会主義国ではコネがモノを言う ということです。 コネがモノをいいますから、汚職が盛んになります。 仕事を一生懸命にやるよりも、汚職に励んだ方が出世 しやすくなりました。 現代でも、中国の富裕層はほとんど総て、共産党と 密接な関係を持っているひとばかりです。