国民年金基金の年金にかかる税金

質問

国民年金基金の年金をいただくときには、税金がかかるのでしょうか？
例えば年額２０万円の国民年金の年金をいただくとしたら何パーセント税金がかかるのでしょうか？

回答No.4

kitiroemon · ベストアンサー

国民年金基金も、国民年金や厚生年金と同じように「公的年金」に分類されます。
公的年金には、65歳未満で70万円、65歳以上で120万円の控除がありますから、上記の公的年金を合算してこの金額以下なら、税金はかかりません。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1600.htm

ただし、上記は確定申告をした場合であって、一般には扶養控除の申告書を提出すれば、配偶者控除なども考慮の上、税金のほか国民健康保険料なども源泉徴収されます。
ところが、厚生年金・国民年金は国からの支給、国民年金基金は各都道府県の国民年金基金からの支給ということで、別々に源泉徴収を行います。例えば65歳未満であれば、少なくとも基礎控除38万円を考慮して、国民年金基金からは、その支給額が108万円以下なら源泉徴収はされません。

何か確定申告する要因（例えば、年金以外の所得、医療費控除や生命保険料控除など）がなければ、上記URLで記載されているように、
「平成23年分以後は、その年において公的年金等に係る雑所得を有する居住者で、その年中の公的年金等の収入金額が400万円以下であり、かつ、その年分の公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である場合には確定申告の必要はありません。」

厚生年金・国民年金、国民年金基金等の「公的年金」を合算して400万円以下なら、源泉徴収だけで済ませられますから、結果的に、国民年金基金の支給額（ご質問の年額20万円）には所得税はかからないことになります。
ただし、住民税については、合算して、各種控除も考慮して非課税限度額を超えれば、申告が必要になります。住民税の場合、一般的には超えた額の10％が税率です。

お礼

詳しくご説明していただき、よく理解できました。
但し基本的に自分がいつまで生きられるかによって基金に加入してよかったかどうかわかりません。
一般の保険会社の年金保険よりは随分税制名で優遇されているようですが、何よりも貯金をすることのほうが安全なのかなと思いますが、いかがでしょうか？

回答No.3

chie65536（@chie65535）

＞年金基金に加入するよりも貯金が安心ですかね？！

「年金がアテになるかどうか？」は、以下が判りやすいでしょう。
http://grapee.jp/354418

現代は「上記の４コママンガの３コマ目の状態」です。

お礼

やはり年金基金に頼るよりも地道に貯金したほうが安全かもしれませんね。
年金もらう前に死んでしまったらもったいないですよね？！

回答No.2

chie65536（@chie65535）

＞国民年金基金の年金をいただくときには、税金がかかるのでしょうか？

給付金は、雑所得として所得税が課せられます（65歳以上の方は給付額80万円以上の場合、60歳以上の方は給付額108万円以上の場合に課税されます）

なお、課税される場合、毎月の給付時に源泉徴収されます（所得税が引かれた額で給付されます）

＞例えば年額２０万円の国民年金の年金をいただくとしたら何パーセント税金がかかるのでしょうか？

年額２０万円なら、課税対象額に満たないので、非課税になります。

お礼

なるほど、非課税なんですね。
貯金をしようか基金に加入しようか迷うところですね。
いつ自分が死んでしまうかもわかりませんしね。

回答No.1

Nobu-W

https://www.osaka-kikin.or.jp/faq/02.html
参考になるかしら？

参考URL：

https://www.osaka-kikin.or.jp/faq/02.html

お礼

ありがとうございました。
やはり課税されるんですね。
年金基金に加入するよりも貯金が安心ですかね？！